Gメン82 2話は、沢田刑事(清水健太郎)が沖縄県警時代に知り合ったアイドル歌手(倉田まり子)に嫌疑がかかる!
第2話 アイドル歌手トリック殺人 | ||||||||||
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仮題 | アイドル歌手トリック殺人(※シナリオ#2) | 放送 | 82.10.24 | |||||||
脚本 | 小松範任 | |||||||||
撮影 | 原秀夫 | |||||||||
監督 | 小松範任 | |||||||||
製作協力 | 東映株式会社 | |||||||||
役名(台本) |
中里治子(45) 中里ユキ(20) 中里警部補(50) 室谷 ロペス パトロールの巡査 刑事A ディレクター マネージャー マンションの夫 マンションの妻 カメラマン ポンコツ屋 男性歌手 沖縄県警本部長 同所轄署長 クラブの男たち |
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出演 | 黒木 | 立花 | 早坂 | 沢田 | 島 | 陽子 | - | - | - | - |
主演 | 沢田刑事 | |||||||||
ゲスト |
水野久美 倉田まり子 内田勝正 宗方奈美 小笠原弘 テリー・カロン 小宮健吾 辻三太郎 山田光一(山田甲一) 狭間鉄 矢野良子 五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力) 田村寛 宍戸久一郎 立川良一 浦上嘉久 |
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類似作品 |
アイフル大作戦 49話「真夜中のアリバイ!個人授業」 Gメン75 44話「警視庁警視の妻の犯罪」 |
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ロケ地 | 一部沖縄(那覇市)第一話と同時撮影 | |||||||||
協力 | - | |||||||||
備考 |
英語⇒字幕スーパー リアルタイム時、第3話の予告編なし |
Gメン82 第2話 アイドル歌手トリック殺人 あらすじ(ストーリー)
国際麻薬シンジケートの運び屋が来日するという情報をインターポール(国際刑事警察機構)から得たGメンは成田空港へ向かった。入国ゲートから出てきた南米人・ロペスをマークしていた早坂警部補と沢田刑事は何者かに狙撃され早坂が負傷する。
沢田刑事らGメンは早坂を撃った銃弾のライフルマークを照合したが、前科なし。黒木警視正は姿を消したロペスの行方を追って非常線を敷いた。
沢田は警察庁にキャンペーンガールとして来ていた沖縄県警在籍時代の知人・中里ユキを訪ねた。ユキは人気アイドル歌手だが、父親は沖縄県警の捜査員・中里警部補。中里は沢田とともに沖縄米軍の軍用拳銃横流し事件を追っていたが、中里は容疑者の銃火を浴び殉職していた。
沖縄県警時代の出来事を思い出していた沢田は、一周忌の供養に行く約束を交わし別れる。数日後、Gメンらが追っていたロペスが死体となって発見された。ロペスはひき逃げされた可能性が浮上する。
Gメン82 第2話 アイドル歌手トリック殺人 解説・見どころ
- 沢田刑事とユキの回想シーンで沖縄ロケ
- 父親の名誉と上り詰めた栄光との葛藤
- スペードのマークに隠された真相
今回もリメイク作品であるが、人間の心の脆さ、現実との対峙による葛藤をうまく描いている。もともとは、アイフル大作戦 49話 「真夜中のアリバイ!個人授業」のプロット。
Gメン82 第2話 アイドル歌手トリック殺人 雑誌記事
Gメン82特集 雑誌記事
※沢田刑事役の清水健太郎氏は、当時、相当期待されていた新Gメンのひとりだった。特集記事によると、実現しなかったが、ジープを使った特別企画もあったそうだ。
第3話放送の週に「TBS特番」で出鼻をくじかれた「Gメン82」
第三話放送の筈が「テニス中継」による放映休止。当時の日曜夜8時という時間帯は、度々特別番組が放送され中断を余儀なくされた時間帯でもあった。レギュラー番組が安定して放送される時間帯でなかったことも「Gメン82」打ち切りの敗因だと感じる。
Gメン82撮影所見学「FC東京支部主催」
第2話・Gメン本部での撮影見学の後、俳優、スタッフさんとともに第1話すべてと、編集前のカット(那覇空港での離着陸シーン、倉田まり子氏が乗る車を数人のスタッフが押して動かす、ハイビスカスを延々と映すシーン)など貴重なフィルムもシアタールームのような部屋で鑑賞させていただけた。(1982年10月11日・月曜)