Gメン82 最終回 17話は、警官と犯罪者は紙一重!ロサンゼルス拳銃密輸ルートに絡んだ警視庁警部(谷隼人)?!黒木警視正(丹波哲郎)の前に立ちふさがる結束の固い犯罪者集団の謎!Gメン最後の捜査線
第17話 サヨナラGメン82 | ||||||||||
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仮題 | サヨナラGメン82(※シナリオ#17) | 放送 | 83.03.13 | |||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 下村和夫 | |||||||||
製作協力 | 東映株式会社 | |||||||||
役名(台本) |
竜門辰馬(30) 谷口リエ(27) 谷口信一(22) 有坂(27) 山根(25) 銀行の支店長 若い医師 看護婦 交換手 運転手 捜査主任 白バイ隊員 鑑識係 警官A 警官B 警官C 警官D 警備員 黒人A 黒人B |
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出演 | 黒木 | 立花 | 早坂 | 沢田 | 島 | 陽子 | 冴子 | - | - | - |
主演 | 黒木警視正以下全員 | |||||||||
ゲスト |
谷隼人(キイハンター/島竜彦、アイフル大作戦 バーディ大作戦 バーディー大作戦/伊吹裕二、燃える捜査網/佐久竜、大非常線/高山哲夫刑事、明日の刑事/太田警部補、熱中時代刑事編/千馬隆盛) 夏樹陽子(ザ・ハングマン、ザ・ハングマンII、ザ・ハングマンV/タミー) 西田健(アイフル大作戦/丘大介) 頭師孝雄 頭師佳孝 大木隆介 児玉謙次 汐見直行 西尾健 黒岩泰夫 久保田薫 名代杏子 岩下経雄 マイク鈴木 ウィリードーシー 佐々木修平(元倉田保昭アクションクラブ講師) 渥美茂勝 佐々木勇二 久慈英明 |
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類似シーン | - | |||||||||
ロケ地 | - | |||||||||
備考 |
英語⇒字幕スーパー ※本放送当時の番組終了後タイトルバック
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Gメン82 最終回( 第17話 ) サヨナラGメン82 あらすじ(ストーリー)
四人組の男が銀行から一億五千万円の現金を強奪。犯人の一味は逃げる途中で警視庁警備部所属のGメン・津村冴子警部補の銃弾を受け一人が重症を負った。
犯行の手口から黒木警視正は、犯罪のプロの仕業と断定。一方、銀行ギャングは警察病院の救急車をアジトに呼び、同乗していた医師を脅して治療に当たらせるが、負傷した仲間は死亡。翌日、川原でその医師と仲間が死体で発見された。
仲間が手厚く葬られたことに黒木は、ギャング一味の結束の固さを感じる。死んだ犯人の仲間が奇跡的に命を取りとめたというニセ情報を流した黒木警視正は、姿を消した一味の出方を待った。
沢田刑事と島刑事がつかんだ情報により、犯行に使われた拳銃がルガー銃であることが判明する。一ヶ月前に発生した国際的な拳銃密輸事件が関係しているのではないかと睨んだ立花警部らは、FBI(アメリカ連邦捜査局)に派遣された経験を持つ警視庁外事局警部の竜門辰馬の存在をつきとめる。
Gメン82 最終回( 第17話 ) サヨナラGメン82 解説・見どころ
- 銀行ギャングが放った弾丸は密輸拳銃とライフルマークが一致
- なぜか結束が固いプロの犯罪者集団の謎
- 事件解決後、Gメン全員はパリのインターポール本部へ派遣となり日本を去る
「Gメン75」の流れを汲むシリーズ最後の捜査線。「キイハンター」「アイフル大作戦」「バーディ-大作戦」でお馴染みの谷隼人と西田健両氏などゲストも豪華な顔ぶれでフィナーレを飾る。
Gメン75が貫いた2つの大きなテーマ
Gメンシリーズには2つの大きなテーマがある。
ひとつは『犯罪捜査のテクニックは諸刃の剣』。善と悪は紙一重で、誰しも転落の危険性を持つという人間の脆さを描いた「Gメン82」最終回。
もう一つのテーマは『真実との対峙』。いばらの道があろうとも真実から目を背けてはならないという人間の強さへの追及。こちらは「Gメン75最終回スペシャル」で描かれている。
Gメン82 最終回( 第17話 ) サヨナラGメン82 雑誌記事
Gメン82打ち切りの公式記事
※土曜夜9時から日曜夜8時の視聴率激戦区への時間枠移動が視聴率激減の原因では?と当時言われていた。
Gメン82 最終回の資料(スチール写真、台本、字幕スーパーの設定書類)
※Gメン82 最終回(17話)の台本に挟まれていた字幕スーパーの設定書類。シーン75、ロサンゼルスでの竜門辰馬(谷隼人)たちと現地人(ウィリードーシー)のイザコザに被さる日本語の字幕設定である。