Gメン75 44話は、来日した国際的な拳銃密輸ルートの運び屋(ロルフ・ジェーサー)をマークしていた草野刑事(倉田保昭)が何者かが発射した銃弾に倒れる!
Gメン75 第44話 警視庁警視の妻の犯罪 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
仮題 | 警視庁警視の妻の犯罪(シナリオ#44) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 76.03.20 | |||||||||
脚本 | 池田雄一 | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 小西通雄 | |||||||||
役名(台本) |
海部勝之 海部理代子 江本 シグロ 学生 同僚A 同僚B 刑事A マンションの住人(夫) 〃(妻) —————— 婦人警官(東島佑子)※岡村節子巡査/準キャスト |
|||||||||
出演 | 黒木 | 草野 | 山田 | 津坂 | 圭子 | 小田切 | - | - | - | - |
主演 | 小田切警視 | |||||||||
ゲスト |
高橋悦史(TOKYO DETECTIVE二人の事件簿、新・二人の事件簿 暁に駆ける/小田切 哲) 高林由紀子 原田力 北村総一郎(北村総一朗) 寺泉哲章 森田はるか 山浦栄 山田光一(山田甲一) 佐々木敏 田口和政 清水照夫 比良元高 畑中猛重 ロルフ・ジェーサー(ロルフ・ジェッサー) |
|||||||||
協力 | - | |||||||||
類似作品 |
アイフル大作戦 49話「真夜中のアリバイ!個人授業」 Gメン82 2話「アイドル歌手トリック殺人」 |
|||||||||
撮影日 | - | |||||||||
備考 | 横浜ロケ |
Gメン75 第44話 警視庁警視の妻の犯罪 あらすじ(ストーリー)
深夜、インターポール(国際刑事警察機構ICPO)本部から国際手配されている外国人・シグロをGメンはマークしていた。シグロを尾行する草野刑事は何者かに狙撃され肩を撃ち抜かれて負傷。シグロは逃走し江本という男と拳銃密売の取引を完了した。
その頃、警視庁の小田切警視の良きライバルでもあった海部勝之警視は、インターポール本部への派遣が決まった祝賀パーティに参加していた。祝賀会の帰路、海部を乗せて家路を急いだ妻・理代子があやまって人をはねてしまう。理代子は警察に出頭しようと考えたが、自分の経歴に傷がつくことを恐れた海部は、轢いた男をそのまま放置し逃げ去る。
所轄署の現場検証で轢き殺された男の身元が割れた。男はシグロ。草野をはじめGメンが尾行していた国際拳銃密輸ルートの売人だった。所轄署の捜査に加わった山田刑事と津坂刑事は、所轄署刑事がつきとめた事故当夜の目撃者である学生に聞き込みをする。学生は音がしたので外を見たら、事故を起こした車から”アベック”が下りてきたと証言する。
Gメン75 第44話 警視庁警視の妻の犯罪 解説・見どころ
- 身内が起こした事故を隠し保身を貫こうと画策する小田切の同僚の末路
- 人間の心の脆さ、真実との対峙による心の葛藤
栄光を手にしたがゆえに保身に走ってしまう人間の心の弱さを鋭くえぐって行く。
誰の身にも起こりうる事故。その時どう行動すべきか、神に試されてるかのように人間性が浮き彫りにされるハードボイルドな良作。
この作品のモトはアイフル大作戦 49話「真夜中のアリバイ!個人授業」。同じプロットはさらにGメン82 2話「アイドル歌手トリック殺人」へと継承される。
Gメン75 44話 放送当時の資料
※Gメン75 44話放送週の週刊TVガイド番組部門人気ベストテン
刑事アクションドラマジャンルでは、Gメン75(ヤング8位、おとな17位)。その他の番組は太陽にほえろ!(ヤング3位、おとな3位)、夜明けの刑事(ヤング18位、おとな18位)だった。
Gメン75 44話放送週の刑事・アクションドラマ(関東地区)
【土曜】
20:00~「刑事バレッタ(USA)」NET
21:00~「Gメン75」TBS
23:20~「ロックフォードの事件メモ(USA)」NET
【日曜】
-
【月曜】
21:00~「プレイガールQ」東京12
【火曜】
20:00~「事件ファイル110 甘ったれるな」TBS
21:00~「大都会 闘いの日々」日テレ
22:00~「刑事コジャック(USA)」TBS
【水曜】
20:00~「夜明けの刑事」TBS
22:00~「特別機動捜査隊」NET
【木曜】
20:00~「(秘)指令ハワイ5-0(USA)」東京12
22:00~「非情のライセンス」NET
【金曜】
20:00~「太陽にほえろ!」日テレ
21:00~「大非常線」NET
※当時は海外ドラマの刑事アクションものが目立つ。この頃は中学卒業後の春休みだったため、太字の作品をよく見ていた。「大都会」は後の地上波再放送が初見。「大非常線」はCSの東映チャンネルが初見となった。「甘ったれるな」は数年後に知り一度見てみたいと思っていたがチャンス無く未見。
週刊TVガイド特集記事!Gメン75 キミもなれるゾ!!和製ブルース・リーガッツスター倉田保昭の素顔は・・・
女性とチビッコは倉田に首ったけ
根っからの”マジメ人間”だ
アクション・クラブ後進指導のため開設
※Gメン75で人気のアクションスター倉田保昭氏をクローズアップした記事が見開き2ページで特集された。
女性とチビッコに人気がある倉田保昭氏の魅力と発足間近の「倉田アクション・クラブ」の将来の展望を語る。
「倉田さんのカッコよさ?やはり男性的だからじゃないかな。無口でテレ屋さんなのに、ケンカは強いし、やさしいしね。(藤田美保子)
「カッコいいって?そうかなぁ。ボクの場合、肉体的なコンプレックスから出発したんですよ。(倉田保昭)」
「今の若者にはユメがないでしょ。ボクがいうのもヘンな話なんだけど、若い人たちに場所とチャンスを提供しようと思って。(倉田保昭)」
「倉田ちゃんなんか、仕事が終わったら家に直行してるみたいだよ。遊ぶことってないんじゃない?(夏木陽介)」
「倉田さんって紳士なのよ。それに子供好きでね、中学生がサインを欲しがっても、イヤーな顔なんてしないし。ほんとに頼りがいのある人ですねぇ。(藤田美保子)」