Gメン82

Gメン82 第7話 指の無いサンタクロース

Gメン82 7話

Gメン82 7話は、自殺しようとした親子の命を救ったサンタクロースの男!心優しかった男が犯罪に走った真相を追う早坂警部補(篠田三郎)たち

第7話 指の無いサンタクロース
仮題 指の無いサンタクロース(※シナリオ#7)
放送 82.12.12
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞)
監督 井上梅次
製作協力 東映株式会社
役名(台本) 吉松金吾(32)
木下邦子(32)
木下こずえ(中学一年生)
宇田川(40)
次席検事
捜査主任
酔客
中年のサラリーマン
電気屋の主人
犬を連れた男
屋台の親父
簡易旅館の主人
季節労働者達
パトロール警官達
刑事達
サンタクロース多数
出演 黒木 立花 早坂 沢田 陽子
主演 早坂警部補
ゲスト 土田早苗二人の事件簿新・二人の事件簿/藤山美矢子)
阿藤海(阿藤快)
鈴木輝江
三角八郎(三角八朗、三角八廊)
庄司永建西部警察西部警察PARTII/二宮武士捜査係長)
江幡高志刑事物語 星空に撃て!/出目海信刑事)
野村昇史
山田光一(山田甲一)
木村修
八木秀司
鈴木議一
大野雅之
木下祐二
泉福之助
田中厚子
宮沢美由紀
長尾信
福岡康裕
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協力
備考

Gメン82 第7話 指の無いサンタクロース あらすじ(ストーリー)

年の瀬を迎えた繁華街で酔った中年のサラリーマンが防寒コートを着た男にスパナで殴られ金品を強奪されるという路上強盗事件が多発していた。

Gメンの早坂警部補は捜査の途中、沢田刑事らを伴ってある屋台ラーメン屋に足を運んだ。屋台を経営する木下邦子と娘のこずえは早坂と面識があった。邦子は一年前、夫が残した借金苦で飛び込み自殺をしようとしたが、サンタクロースに扮した男に助けられたことがあったと語る。

そのサンタクロースは右手の薬指と小指が切断され無かったらしい。早坂はそのことを聞き、1年前のクリスマスイブに起こった事件を思い出す。当時捜査一課のキャップだった早坂が担当した土建業者殺しの事件。

部下の島刑事がつかんだ犯人像はサンタクロース姿の大男だった。

Gメン82 第7話 指の無いサンタクロース 解説・見どころ

Gメン82 7話
  • 心優しかったサンタクロースが殺しに手を染めた真相
  • ラストシーンに全ての気持ちが溶け込んで行く

ザ・ガードマン』(大映テレビ)などでメガホンをとられた井上梅次監督の初演出。親子の命を救ったサンタクロースに扮した男がなぜ犯罪に走ったのか?早坂警部補ら若手Gメンが事件の真相を暴いてゆく人情アクション編。

主なゲストは早坂警部補役の篠田三郎氏と『二人の事件簿』シリーズ(大映テレビ)で共演した土田早苗氏も番組を越えての5年ぶりの共演。

画面を追ってると「伸彦さん(宮坂伸彦刑事)!」「美矢子さん(藤山美矢子女医)!」というセリフが聞こえてきそうな雰囲気だ。

二人の事件簿 篠田三郎 土田早苗

また、「Gメン82」とぶつかってる『西部警察』(石原プロモーション)で活躍した二宮武士係長役の庄司永建氏も登場!

偶然なのか狙った演出なのかは、今となっては確かめるすべもない。

見どころとしては、早坂警部補(篠田三郎)、沢田刑事(清水健太郎)、島刑事(三浦浩一)の屋台でのシーン。往年の「Gメン75」中屋警部補(伊吹剛)、島谷刑事(宮内洋)、田口刑事(千葉裕)、吹雪杏子刑事(中島はるみ)を思わせる懐かしい屋台シーンとダブる心憎い演出。

早坂を中心とした若手Gメンが大都会を走るスピーディーな展開阿藤海氏(阿藤快)の熱演が印象的。雑踏や地下街での追跡シーンはゲリラ撮影かと思われるほどの迫力で、リアリティあふれる演出もドラマを盛り上げている。

Gメン82 第7話 指の無いサンタクロース 雑誌記事

Gメン82 第7話 指の無いサンタクロース
出典:週刊TVガイド
Gメン82 第7話 指の無いサンタクロース
出典:九州地方の新聞
Gメン82 第7話 指の無いサンタクロース
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