Gメン75 58話は、樹海に展開するサバイバルアクション編!一年前、ギャングを取り逃がしたヘリポートを再訪した津坂刑事(岡本富士太)は樹海に迷い込む
第58話 樹海に消えた白骨死体 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
仮題 | 樹海に消えた白骨死体(シナリオ#58) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 76.06.26 | |||||||||
脚本 | 池田雄一 | |||||||||
撮影 | 山本修右 | |||||||||
監督 | 山内柏 | |||||||||
役名(台本) |
女(※手書き/川崎あかね) 男(※/三角八郎) 並木(※/石山リツ) 技官 医師(※/山田浩二:光一の間違い?) |
|||||||||
出演 | 黒木 | 草野 | 津坂 | 山田 | 圭子 | – | – | - | - | - |
主演 | 津坂刑事 | |||||||||
ゲスト |
川崎あかね 三角八郎(現・三角八朗) 石山律雄(現・石山輝夫、石山律雄) 峰洋子 山浦栄 山田光一(山田甲一) 畑中猛重 高橋蔀 島みどり 城春樹 |
|||||||||
タイアップ | 富士急ハイランド(ノンクレジット) | |||||||||
類似シーン | キイハンター 61話「荒野の殺人紙幣」 | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 | 山梨(ヘリコプター離陸シーン:富士急ハイランド、河口湖湖畔) | |||||||||
備考 |
特報「沖縄シリーズ」 本放送:”新曲「追想」に乗せて送る沖縄シリーズ・・”のナレーションがあった。DVD化で「特報」文字のない特報予告の存在を確認。下記画像は80年代後半のCBC地上波再放送より。 |
Gメン75 第58話 樹海に消えた白骨死体 あらすじ(ストーリー)
一年前、五億円を積んだ現金輸送車が覆面をした三人組ギャングに襲撃され、現金を奪われた。津坂刑事は後を追ったがギャングは逃走途中、あらかじめ用意しておいたヘリコプターに乗り込み、何処かへ姿を消そうとしていた。
逃走を阻止しようとした津坂は、富士山麓の所轄署刑事・並木に犯人の一味と間違えられ撃たれてしまう。そしてギャングを乗せたヘリコプターの機影は自衛隊のレーダーから消えた。
一年後、事件を思い出していた津坂は行方不明だった並木から呼び出しを受けた。ギャングを逃がした苦い思い出のヘリポートに向かった津坂は並木と再会する。しかし並木は津坂の目の前で何者かに撃たれてしまう!消息を絶った津坂の行方を追って草野刑事らは富士山麓へ向かう。
津坂は謎の女を尾行していたが、青木ヶ原の樹海に迷い込み方向感覚を失ってしまう。密生した樹木をかきわけて彷徨っているうちに、谷底で大破したヘリコプターの残骸を発見する。
Gメン75 第58話 樹海に消えた白骨死体 解説・見どころ
- 津坂刑事の樹海サバイバルアクション
- 樹海に迷い込んだ津坂刑事が出会った謎の兄妹
富士山麓、河口湖周辺でロケした津坂刑事の孤軍奮闘サバイバルアクション編!
覆面ギャングを追った津坂が地元署の捜査員に撃たれ負傷!ギャングは用意したヘリコプターで大空へ逃亡!往年のアクションドラマ「キイハンター」タッチで展開する今回。キイハンター61話「荒野の殺人紙幣」の村岡特別室長(仲谷昇)が逃走しようとするセスナ機に乗り込むギャングを追うシーンが思い起こされる点も見どころ。脚本は同じ池田雄一氏。
人里離れた樹海で暮らす謎の兄妹。大破したヘリの残骸を発見した津坂刑事(岡本富士太)に魔の手が迫る!
シナリオの手書き部分で、ヘリコプターの離陸シーンは「富士急ハイランド」で撮影されたことが判明した。
Gメン75 第58話 樹海に消えた白骨死体 当時の記事
再現!本放送時の特報「沖縄シリーズ」
Gメン75 59話・沖縄シリーズ「特報」を本放送時のバージョンで再現(文字お越し)。リアルタイムの音源はないが当時ファンクラブ会員のある方から提供していただいた同人誌「シネフィル(著者不明)」の残骸が出てきた。そこに予告編再現として掲載されていたのである。
自分の記憶「新曲”追想”に乗せて送る」という記述が書かれてあったので記憶違いでないことが明らかになった。それゆえ当時の記録として再現しておきたい。
特報予告の構成は、愛知の再放送(CBCテレビ)、CS(ファミリー劇場)放送、DVD-BOX(DVD COLECTION II)収録の予告編集と同じだがどちらも「追想」に関するナレーションは無し。しかもDVD-BOX収録の特報予告は「特報文字」のないバージョンであった。
本放送時の沖縄シリーズ特報
ハードボイルドGメン’75次の活躍は
日本復帰前の沖縄で女子高校生二人に暴行したアメリカ兵は無罪!
川地民夫:
沖縄は日本に復帰したというのにいつまでこんなことが。
織田あきら:
ちくしょーっ!
4年後その時のアメリカ兵の一人が東京で殺された。容疑者は暴行された一人の娘の弟と警官の兄。Gメンに追われた弟は誤って死亡。兄は遺骨を持って沖縄に飛んだ。
響圭子刑事:
二人とも裁判にかけられなかったのですか!あなた方沖縄の警察は二人の米国人を逮捕しなかったのですか。
川地民夫:
君は何も知らないようだ。4年前ここは米軍の占領下にあったんだ。
響圭子刑事:
死んだ新里健がおまえたちヤマトンチュウにおれたちの気持ちがわかってたまるかと言いました。あなたも同じ考えなんですか。私はその意味が知りたいんです。
新曲「追想」に乗せてお送りする沖縄シリーズ第一弾「東京-沖縄縦断捜査網」
出典:シネフィル