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Gメン75 第97話 嫁・姑・孫の戦い

Gメン75 97話 嫁・姑・孫の戦い

Gメン75 97話は圭子にガセ電話をかけてくる老婆の事故死に隠された恐るべき真相!

第97話 嫁・姑・孫の戦い
仮題 嫁・姑・孫の戦い(※シナリオ#97)
放送 77.03.26
脚本 西島大
撮影 吉田重業
監督 鷹森立一
役名(台本) 大野木セツ
大野木忠雄
大野木亮子
大野木俊雄
大野木綾子
吉野
藤崎捜査主任
管理人
郵便局事務員
鑑識課係長
房(老婆)
出演 黒木 草野 津坂 山田 圭子
主演 響圭子刑事
ゲスト 桜むつ子、西沢利明、原良子、武智豊子、根岸一正、河合絃司、梅地徳彦、中立奈美、室井宏治、打越章之、畑中猛重
備考

Gメン75 第97話 あらすじ(ストーリー)

深夜、Gメン本部で捜査資料に目を通していた響圭子刑事のもとにひとりのおばあさんから電話がかかって来た。受話器を取った圭子はまたか…という思いで話を聞く。電話の主のおばあさんは近所で噂のタレコミばあさん・大野木セツ。困り果てた圭子は適当にあしらって電話を切った。

それっきりセツのことは忘れてしまったが、翌日、何かひっかかるものを感じた圭子はセツの元を訪ねた。そこで圭子が見たものは死体となって発見されたセツの変わり果てた姿だった。

所轄署の調べでは、セツの死因は状況から見てガス中毒による「事故死」と断定された。その後、セツの遺体は息子の忠雄と妻の亮子が引き取りにきたものの、涙ひとつ見せない夫婦に圭子は不審なものを感じ取る。

Gメン75 第97話 解説・見どころ

  • 事故死とみられた老婆は圭子にガセ電話をかけていた
  • 一対の蛇の置物に込められた思い

この作品が過去DVD化された際、収録されなかったことは非常に残念だった。単なるアクションドラマやサスペンスものではなく、「Gメン75」ならではのハードボイルドタッチの世界観が詰め込まれた作品だったからである。

Gメン75の中でも、西島大氏の描く脚本は絶品である。誰にでも起こりうる「現実の恐怖」をまざまざと見せつけてくれるものが多い。今回の見所は、老婆の生きざまと死因。Gメンは息子夫婦の老婆に対する冷淡な態度、預金通帳が消えている線から、他殺説を念頭に置いて捜査を開始するわけだが最後の最後で恐るべき真相が明らかになる。

ただ単に殺人という言葉で締めくくっても語れない内容なのである。殺意どころか、暮らしの中に秘められた気持ちが絡む恐ろしい真相。この作品こそ見終るまで結末を語ってはならない傑作だと思う。家庭環境が生み出した悲劇、無邪気に遊ぶ幼女、そして黒木らが親に言い放った言葉には、社会のひずみに生きる自分も含めた人間たちへの警鐘が込められている。

脚本家・西島大氏は、Gメン75では途中で加入したメインライターのひとりであるが独特なタッチ、世界観は、他のメインライターの先生方にも大きな刺激を与えたことと思う。

2020年11月11日に東映ビデオから「Gメン75ブルーレイ」が発売されることになった。(詳細:東映ビデオ)今回の発売は、過去DVD化された作品群を放送順に再構築した感じであるが、好評なら続けて新規商品化がなされるかもしれない

特に最近Gメン75を知った方や、過去のDVDを購入していない方、リアルタイム当時しか見てない方にとっては、価格帯もリーズナブルだし嬉しい企画ではないかと思う。

もし、続々と刊行されることになれば、第97話「嫁・姑・孫の戦い」は是が非でも入れていただきたい作品のひとつである。

Gメン75 第97話 雑誌記事

Gメン75 97話 嫁・姑・孫の戦い
※番宣写真はなぜか89話「警視庁拳銃盗難事件」のモノ

出展:週刊TVガイド
Gメン75 97話 嫁・姑・孫の戦い
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