Gメン75 223話は、79ハードボイルドアクションシリーズ第二弾(後編)!小田切警視(夏木陽介)最終編・富士山麓で訓練中の特殊部隊に出動命令!隊員の中屋刑事(伊吹剛)はヘリコプターからのバスジャック狙撃を試みる
第223話 バスジャック対四人の狙撃者 | ||||||||||
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仮題 |
※(4)DVD-COLLECTION Iブックレットより <前編>バスジャック対四人の狙撃者 <後編>大暴走!バスジャック(シナリオ#-) |
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シリーズ名 | 79ハードボイルドアクションシリーズ | |||||||||
放送 | 79.09.08 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾)、永井達郎 | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 山口和彦 | |||||||||
役名(台本) | - | |||||||||
出演 | 黒木 | 立花 | 中屋 | 村井 | 田口 | 螢子 | 小田切 | 結城警視正 | - | - |
主演 | 小田切警視・立花警部以下Gメン全員 | |||||||||
ゲスト |
ジョニー大倉 沢井桃子 沢田勝美 奥村公延 田中筆子 下村節子 北村昌子 細野輝利 相馬剛三 横井功三 溝口舜亮(滝俊介/江戸川乱歩シリーズ明智小五郎) 山口正一郎 青木茂 相沢治夫 高野隆志 上田三津子 久木念 佐藤吉蔵 —- 中丸忠雄(キイハンター/小田切慎二、Gメン75/結城警視正) |
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タイアップ | 新日本国内航空株式会社 | |||||||||
類似シーン | シーンの一部:アイフル大作戦 6話「キャーッ!空から死体と札束が」※注・ネタバレ | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 | 富士山麓(山梨、静岡、神奈川県山中) | |||||||||
収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:◎ (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):◎ (7)DVDコレクション:75号 |
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主題歌 | Gメン’75のテーマ「レクイエム」(作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔 唄:ささきいさお) | |||||||||
挿入歌 |
※ノンクレジット 祈り(作詞・作曲・唄:長淵剛/ 発売:1979年7月5日・東芝EMIエキスプレス) |
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劇伴特記 | - | |||||||||
備考 |
※後編 使用機材:ヘリコプター2機 |
Gメン75 第223話 バスジャック対四人の狙撃者 あらすじ(ストーリー)
バスジャック事件は深刻な様相を呈し始めた!バスの乗客の大半は病人で一刻の猶予もないことから、黒木警視正は警視庁の結城警視正に対して特殊部隊出動を要請する。
だが、特殊部隊は対・都市ゲリラ用に編成された極秘チームであるため軽々しく出動させるわけにはいかないと結城は難色を示す。
警視庁内での緊迫した攻防を尻目に、事件は意外な方向に展開してゆく。田口刑事と撃ち合いになり負傷し病院に運び込まれた北川誠治の弟・武が死亡した。
主犯の兄・北川清治は田口刑事の発砲が原因だと激怒する!もはや手の下し様がなくなったバスジャック事件に、結城は特殊部隊出動を許可するが強硬手段に出るのは待てと黒木に厳命する。
黒木の指令を受け取った小田切警視は、中屋刑事ら特殊部隊に出動命令を下しヘリコプターへ乗り込んだ。
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Gメン75 第223話 バスジャック対四人の狙撃者 感想・ポイント
- 79ハードボイルドアクションシリーズ第二弾(後編)
- 小田切警視・最終編
- バスジャックの人質の大半が病人
- バスの中で更なる異変が発生する
- こう着状態に黒木警視正は結城警視正に特殊部隊出動を要請する
小田切警視(夏木陽介)率いる警視庁特殊部隊とGメンの活躍を描く「’79ハードボイルドアクションシリーズ」の後編!
緊迫した車内の状況に一刻の猶予もないと判断した黒木警視正(丹波哲郎)と強硬手段に慎重な警視庁幹部・結城警視正(中丸忠雄)との駆け引き。そして黒木のボスとしての判断。
バスジャック犯(ジョニー大倉)と決死の覚悟で対峙する立花警部(若林豪)、人質である乗客(沢井桃子)の判断と行動。
小田切警視(夏木陽介)の統率力など見どころが多い解決編。
撮影用と劇用のヘリコプター2機を使った立体的な空撮も迫力満点!しかしバス車内ではさらなる危機が発生する。
今回で小田切警視は最後の出演となるが、降板編は作られなかったとはいえ有終の美を飾るにふさわしい作品だった。ちなみに、アイフル大作戦 6話「キャーッ!空から死体と札束が」に今シリーズの中での類似シーンがある。(※注・ネタバレ)
小田切は人事異動で去るという設定だが、あるファンの方の見解ではこの作品は既に異動後の姿ではなかろうかというもの。なるほど。異動前と思って鑑賞するもよし、異動後の姿と思って観るもよし。どちらの視点で見ても違和感なく感じることができると自分も思った。
次の資料は切抜きの残骸だが、週刊TVガイド誌掲載記事より。小田切警視も村井刑事も「殉職」で去る案も存在したようだ。
警視庁特殊部隊・隊員
警視庁特殊部隊 | |
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小田切警視(警視庁/隊長・指揮官) | |
野崎刑事(警視庁捜査一課) | |
馬島巡査部長(警視庁機動隊) | |
大友警部補(警視庁SP隊) | |
中屋刑事(GOVERNMENT MEN) |
警察庁長官の指示で編成されたテロ対策特殊部隊隊員たち。自衛隊のような訓練、活躍シーンが手に汗握る迫力となっている。
今回で小田切警視(夏木陽介)の登場は最後となる。
なお、小田切警視降板の真相は、夏木陽介氏の著書「好き勝手」で夏木氏ご自身が語られている。
Gメン75 第223話 放送当時の資料
※中屋刑事(伊吹剛)はヘリコプターから上空狙撃を試みる!