Gメン75 200話は、職務に忠実だった機動隊員(達純一)による過激派射殺とその後の自殺!過激派による復讐か?政治絡みの犯行か?成田空港管制室占拠事件に端を発した日本政府高官(中村孝雄)誘拐事件を極秘捜査する小田切警視(夏木陽介)!
第200話 大空港の幽霊 | ||||||||||
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仮題 | -(シナリオ#-) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 79.03.31 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 山口和彦 | |||||||||
役名(台本) | - | |||||||||
出演 | 黒木 | 立花 | 草野 | 山田 | 中屋 | 涼子 | 小田切 | - | - | - |
主演 | 小田切警視 | |||||||||
ゲスト |
真山知子(中条宏美) 葉山良二(特別機動捜査隊・日高主任) 稲葉義男(ザ・ガードマン/吉田隊員、シークレット部隊/藤井部長刑事、科学捜査官/古川部長刑事) 中村孝雄 下村節子 片岡五郎(片岡光雄) 森祐介 栗田八郎 森田美友紀 近藤準 達純一 大矢兼臣 山本武 石山雄大 相馬剛三 山本廉 中村浩美 山田光一(山田甲一) |
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タイアップ | - | |||||||||
類似シーン | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 | 千葉(成田空港) | |||||||||
収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- (7)DVDコレクション:67号 |
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主題歌 | 面影(3番)(作詞:佐藤純彌 作曲編曲:菊池俊輔 唄:しまざき由理) | |||||||||
挿入歌 | - | |||||||||
劇伴特記 | 「バーディー大作戦」から流用1曲 | |||||||||
備考 | 79香港ロケ・カラテシリーズ特報 |
Gメン75 第200話 大空港の幽霊 あらすじ(ストーリー)
成田新東京国際空港開港の一年後、警視庁の小田切警視はある事件を思い出していた。過激派による成田空港管制室占拠事件である。
警備に当っていた機動隊員・折原信男巡査の妻・泰子の新聞投書が警察庁上層部で問題になり、小田切が事情聴取するよう要請された。
反対派と警官の流血抗争を憂慮する内容だったが上層部は良く思わなかった。折原は過激派との衝突で相手を射殺し警察庁の査問委員会にかけられたことで世論と上層部の板挟みになっていた。
苦悩した折原は自殺、そして、日本政府要人である朝比奈公安次官が何者かに誘拐されるという事件が発生した。小田切はGメンに捜査協力を要請し立花警部補らは極秘捜査を開始する。
Gメン75 第200話 大空港の幽霊 感想・ポイント
- 成田空港管制室占拠事件をベースにした社会派作品
- 波紋を呼んだ警備中の機動隊員による過激派射殺事件
- 機動隊員の自殺後、誘拐された日本政府要人
- 過激派による復讐か?政治絡みの犯行か?
新東京国際空港開港後一年経った時代背景をベースに当時社会問題化した機動隊と過激派の乱闘事件をヒントに描く社会派ハードボイルド作品!
職務に忠実に勤務していた機動隊員(達純一)の発砲による過激派射殺が大きな波紋を呼び、機動隊員は自殺。さらにタカ派の日本政府高官が次々と誘拐されたことから警視庁の小田切警視(夏木陽介)はGメンの協力を得て極秘捜査を展開する。
高圧的な政治家が出てくるが、いつの世も袖の下やハニトラの誘惑疑惑など胡散臭さ満点の輩だが、犯罪の被害者となっては警察の職務としてはホシを挙げねばならない。
黒木警視(丹波哲郎)なら「犯罪に対する警察の職務」「まずホシを挙げる」言動行動のみに注力するが、黒木ボスとは基本姿勢は同じだが微妙に異なる小田切警視(夏木陽介)のキャラがにじみ出ている。
政治家と対面する時に放った小田切警視の感情を込めた一言にも現れている。黒木&小田切・Gメン首脳陣のこのバランスの良さがいい。当時、このバランスの絶妙さはGメン75最終回まで不変と思っていた。
小田切警視が草野刑事(倉田保昭)、山田刑事(藤木悠)、速水涼子刑事(森マリア)と関わる最後の捜査線でもある第200話だった。
Gメン75 200話 放送当時の資料
※週刊TVガイド誌の番組紹介では記事は同じだが、番宣写真の有無、異なる写真の採用など関東版と地方版、地方版でも地域によって「違い」があることもある。今回の東北版と中部版も然り。中部版でも静岡版とは微妙に違うこともあった。
特報!「79香港ロケ カラテシリーズ」
カラテバトルの声や効果音はあるがナレーションは一切なし。今回もビジュアルのみで構成された「特報」だった。