バーディ大作戦 1話は、アイフル探偵学校・新校長候補に桜田警部(丹波哲郎)を!不祥事で警視庁をクビにさせようと企む伊吹裕二(谷隼人)たちアイフル探偵学校講師&生徒たち
第1話 連続ピストル強盗団 | ||||||||||
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仮題 | 連続ピストル強盗団(シナリオ#1) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 74.05.11 | |||||||||
脚本 | 小山内美江子 | |||||||||
撮影 | 東光一 | |||||||||
監督 | 深作欣二 | |||||||||
プロデューサー | 近藤照男、原弘男(TBS) | |||||||||
音楽 | 菊池俊輔=主題歌<愛と死のパスポート>作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔 唄:嶋崎由理、コロムビアP-359 | |||||||||
役名(台本) |
前田(※ココの仲間) 山岸(※ココの仲間) 警官 記者 |
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出演 | 伊吹裕二 | 韋駄典介 | 原田三平 | 井口マリ | 桜田警部 | 追出刑事 | 行内刑事 | ココ | 榊冴子 | - |
主演 | 桜田警部、伊吹裕二、韋駄典介、原田三平、井口マリ | |||||||||
ゲスト |
曽根晴美(曽根将之) 伊達弘 相馬剛三 山浦栄 五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力) 佐川二郎 木村修 藤田薫 |
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タイアップ | - | |||||||||
ロケ地 | - | |||||||||
類似シーン | - | |||||||||
備考 | - |
バーディ大作戦 第1話 連続ピストル強盗団 あらすじ(ストーリー)
アイフル探偵学校の講師・伊吹裕二が新校長となってからの探偵学校は経営難だった。「探偵社アイフル」へ調査依頼しにくるお客さんも1件のみ。
探偵学校の卒業生・井口マリ、韋駄典介、原田三平は、裕二に不信感を抱き新校長を探すことにした。
警視庁の追出刑事は問題外ということで、その上司・桜田警部に白羽の矢を立てた。いかにして桜田を新校長に迎え入れるか?全員で作戦を練るが本人は現職の警部。警視庁から引き抜くには、不祥事で辞めさせるしかない!
巷では三人組ピストル強盗団が犯行を重ねていたある日。裕二はこの事件を利用して桜田の拳銃を奪う計画を立てた。
あの手この手でついに拳銃を盗み、アイフルの金庫に保管。だが、その拳銃が何者かに盗まれてしまった!!そして桜田はココという女性を殺した容疑で広域手配される羽目になる。
バーディ大作戦 第1話 連続ピストル強盗団 解説・ポイント
- アイフル探偵学校新校長・伊吹裕二
- 岸涼子が海外へ去ってからは経営難が続く
- 著名な新校長を探すことにした井口マリたちアイフル卒業生
- 桜田警部に目をつけ作戦を練る
- 桜田の拳銃を盗んだことから事件に発展する!
ナイス・ショット第1打は、桜田警部(丹波哲郎)を新校長に!警部の拳銃を奪って警視庁をクビにする大作戦!巨匠・深作欣二監督の演出で熱くスピーディに展開するアクション編。
前作『アイフル大作戦』の続編ということで岸涼子(小川真由美 現・小川眞由美)を懐かしむシーンや探偵学校の事務所も「アイフル大作戦 最終回」のまま使われている。
近藤照男プロデューサー作品では珍しく、前作とのつながりを活かしている点がいい。
妹・美代子(麻田ルミ)を亡くした丘大介(西田健)はおそらく卒業後探偵稼業で活かした経験を基に小説家としての道を歩むために去って行ったのかもしれない。いろいろあった南条京太郎(杉浦直樹)のその後も視聴者それぞれに委ねた感じだ。
事件解決の後、進退問題が勃発した桜田警部。拳銃を盗まれた失態を潔く認め自ら警視庁を去り学校よりも悪党退治のための探偵局「バーディ探偵局」設立を決めた。
丹波哲郎御大のハードボイルドなエッセンス少々と、テンポのよいセリフ回し。ドハデなボディ・アクション!そして追出刑事との駆け引きも健在で、初期は笑いの中にアクションを織り交ぜた娯楽大作に徹している。
バーディ大作戦 沖雅也 ほかレギュラー全員(第一期)
バーディ探偵局|桜田局長(丹波哲郎)、伊吹裕二(谷隼人)、韋駄典介(沖雅也)、原田三平(川口厚)、井口マリ(松岡きっこ)
KOKO<事務所1Fのゲームセンター>|ココ(和田アキ子)
バーディ探偵局オーナー|榊冴子(木の実ナナ)
警視庁|追出刑事(藤木悠)、行内刑事(小林稔侍)
ニューフェイスとして「アイフルの卒業生」という設定で韋駄典介(沖雅也)が前面に出てくる。
桜田警部辞職後の警視庁組は、第一話より追出刑事(藤木悠)の部下が登場する。その名も行内<ゆかない>刑事(小林稔侍)。警察学校を出たばかりの警視庁新米刑事で新たなるドデカ・コンビを結成。以後、毎回バーディ・スタッフたちと張り合うことになる。
そして、追出刑事の恋人としてココ(和田アキ子)が加わる。探偵ではないが追出刑事の協力者的なポジションだ。
バーディ大作戦 第1話 放送当時の資料
放送当日、放送週の番組紹介記事より。
週刊TVガイド広告
※新番組スポット広告
※新番組紹介記事より
中日新聞
※切抜きの残骸。第一回放送当日の新番組告知
週刊文春
※第一話準備稿(?)からの記事お越しかと思われる。桜田警部(丹波哲郎)が警視庁を離れる理由が本編と異なる。
【桜田辞職理由】
本編⇒裕二(谷隼人)らの悪巧みで警部のポジションが揺らぎ見切りをつけて辞職。
記事⇒人事異動先に不満を持ち見切りをつけて辞職。
【涼子が去った後】
本編⇒岸涼子(小川真由美)が残した「アイフル探偵学校」の新校長を探し桜田に目をつける。
記事⇒涼子の意思を継ぎ独立。「探偵社」のボスを探すが桜田の警視庁辞職を知り目をつける。
【明確なココ(和田アキ子)のキャラ】
本編では目立った単独活躍編はなかったものの、この記事が書かれた当初の案ではこうだ。
・バーディ探偵社の近くのゲームセンターにいる桜田旧知のコがココ
・180cmの巨体から繰り出す強烈パンチを誇る
・ゲームセンターに集まる後暗い連中からの情報がココを通じて集められる
ココの強烈パンチアクションをぜひ実現してほしかった。
【韋駄典介のキャラ】
頭の回転はそれほどじゃないが、脚にかけてはダレにも負けないスピード男
TBSテレビニュース(№2079)
※第一話台本、設定企画書を基にしたTBSテレビニュース(2079)
番宣スチール写真