あらすじ

バーディー大作戦 第52話 豚の生体実験式

バーディー大作戦 52話は、怪しげな洋館サスペンスミステリー!復讐の三日間・婚約者を殺された女の情念とそれを追う一条吾郎(岡本富士太)

第52話 豚の生体実験式
仮題 -(シナリオ#-)
シリーズ名
放送 75.04.26
脚本 池田雄一
撮影 吉田重業
監督 小西通雄
プロデューサー 近藤照男原弘男(TBS)
音楽 菊池俊輔=主題歌<愛と死のパスポート>作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔 唄:嶋崎由理、コロムビアP-359
劇伴 江戸川乱歩シリーズ・明智小五郎」より流用
挿入歌
役名(台本)
出演 桜田 裕二 ドラゴン 吾郎 三平 マリ ミッチー 追出 行内
主演 一条吾郎
ゲスト 水原麻記(萩原宣子、現・水原まき)
上野山功一
松川勉
平泉征(現・平泉成、平泉征七郎)
柴田英子
奥野匡
西本裕行
片桐陽子
根上淳
タイアップ
ロケ地
類似シーン
備考

バーディー大作戦 第52話 豚の生体実験式 あらすじ(ストーリー)

立花産業に勤務する白鳥健一と大倉あけみが立花社長の祝福を受けて結婚式を挙げた。結婚披露宴を兼ねたあけみの誕生パーティが開催されたがその会場で爆破事故が発生。席上にいた井口マリが負傷し新郎の健一が死亡した。

新婦のあけみと、社長の娘・伸子は爆発の巻き添えで顔に怪我をし整形手術を施さねばならないほど傷ついてしまう。

桜田局長や追出刑事らの捜査で、爆発物はあけみのハンドバックに仕掛けられたとの事実が判明する。しかも健一と立花社長とは発がん性物質の件で対立関係にあったことがわかった。

爆破事故は単なる事故なのか真相をさぐる為、一条吾郎は立花産業社長宅に運転手として潜入する。

数日後退院した伸子が帰宅すると飼っていた猫が異常なほど信子に敵意をむき出しにした。その現場を目の当たりにした吾郎は猫の素振りに不信な匂いを感じとる。

バーディー大作戦 第52話 豚の生体実験式 解説・ポイント

バーディー大作戦 第52話 豚の生体実験式
  • 仕事上で自分と対立する部下を快く思わない社長
  • 部下の結婚披露宴を兼ねたパーティー会場で爆破事故
  • 新郎が死亡し新婦、社長の娘が重傷、同席した井口マリも負傷
  • 新婦と社長の娘は顔を損傷してしまう
  • 偶然授かった三日間だけの復讐期間

ナイスショット52打目は、一条吾郎(岡本富士太)を中心としたバーディー探偵局の活躍を江戸川乱歩風の妖気漂う推理タッチで描いた異色作。

二人の女の顔の損傷と整形と聞くと、キイハンター 102話「女の死刑実験室」やアイフル大作戦 17話「美女の顔紛失事件」が思い起こされる。

一条吾郎(岡本富士太)のアップに耐えうる目の演技やモノローグは、続くGメン75の津坂刑事(岡本富士太)を予感させる。

また、警視庁組のドデカこと追出刑事(藤木悠)、行内刑事(小林稔侍)も私立探偵である桜田局長(丹波哲郎)の指揮で動くシーン。もはや黒木警視(丹波哲郎)を筆頭にしたGメン75を意識させるようなイメージも興味深い。

バーディー大作戦 第52話 放送当時の資料

バーディー大作戦
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