Gメン75

Gメン75 第17話 死刑実験室

Gメン75 17話

Gメン75 17話は、時効目前に全てを投げ出し父親の仇を討とうと草野刑事(倉田保昭)が仕掛けた大博打!容疑者(谷村昌彦)の口から自供を引き出そうとする執念のタイムリミット!

第17話 死刑実験室
仮題 -(※シナリオ#-)
放送 75.09.13
脚本 池田雄一
撮影 村上俊郎
監督 小西通雄
役名(台本)
出演 黒木 関屋 草野 津坂 山田 圭子
主演 草野刑事
ゲスト 谷村昌彦Gメン75 331話~・古田刑事)
大橋芳枝
有馬昌彦
清水理恵
富田博之
丹古母鬼馬二
比良元高
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
尾川馨
峰洋子
菊地正孝
鹿地史郎
安藤春男
緒方隆
大栗正史
類似作品
備考 スーパーポリス 第6話へプロット継承

Gメン75 第17話 死刑実験室 あらすじ(ストーリー)

草野刑事は15年前に目黒で強盗殺人を犯して逃走した左利きの男を追っていた。その事件で退職金を奪われ殺害された被害者は草野の父親だった。草野の父親は小学校の教員。草野は父の敵を討つため警官の道を歩み、真犯人を追っていたのだ。時効5日前、半田為治という男が捜査線上に浮かんできた。

そして時効成立の三日前、草野は半田の居場所を突き止めた。今は「半田運送」の社長として生計を立てていた。草野はGメン辞職を決意し警官としては逸脱した行為で半田を締め上げようとする。

引越し客を装って半田に近づき荷物を運ばせた草野は、半田を京成線ガード下の空家に監禁し自供を引き出そうとする。しかし半田もしたたかでなかなか正体を現さない。時効まであと五時間。不敵な笑みを浮かべた半田は草野に挑戦するかのような態度に出始めた。

Gメン75 第17話 死刑実験室 解説・見どころ

Gメン75 17話
  • 時効間近に父親殺害の容疑者を突き止めた草野。Gメン75版「刑事くん」
  • 時効のタイムリミットを目前に控えた大博打に打って出る
  • 容疑者・半田役の谷村昌彦VS倉田保昭!火花を散らす競演
  • あっと驚くクライマックス!

草野刑事の過去と時効までのタイムリミットをテーマに描いた心理サスペンス編。荒唐無稽な展開だが、時効を巡って虚々実々の対決劇が面白い。何より影のある気弱な初老の男を演じさせたら右に出るものはいないと言われる名俳優・谷村昌彦氏と熱い情熱をぶつける武闘派・倉田保昭氏は共演というよりもはや「競演」。リアリティとか刑事ドラマとかそんなワクは置いといて、魂がこもった人間ドラマとして感じたい一作。

Gメン75 17話 雑誌記事

Gメン75 17話 死刑実験室
出典:毎日新聞

Gメン75 17話放送当時の資料/岡本富士太プロマイド

Gメン75 放送リスト

Gメン75の人気も上がってきたこの頃、若手Gメン岡本富士太氏のブロマイドもよく売れるようになったそうである。77年5月14日に殉職してしまうなんて誰も想像すらしなかっただろう。初期Gメン75では前作「バーディー大作戦」ほど単独主役作品はなく、草野、津坂、山田でひとまとめというような描き方も少なくなかった。75年秋ころから徐々に各メンバーの個性が打ち出されて行くことになる。「Gメン75」の番組としての世界観も徐々に固まって行きつつある。

出典:週刊TVガイド
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