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Gメン75 第95話 殺人完了電話

Gメン75 95話

Gメン75 95話は、「草野刑事(倉田保昭)は警察官として犯してはならないミスをした」と告げ次々と殺しの完了電話をかけてくる姿なき男

第95話 殺人完了電話
仮題 四丁目の公衆電話の忘れ物は青酸入りの駅弁だった(シナリオ#95)
シリーズ名
放送 77.03.12
脚本 池田雄一
撮影 吉田重業
監督 山内柏
役名(台本) <準備稿段階>
伊藤保
島崎拓子(女プロデューサー)(※本編:編集者 島崎拓子)
井野昭一(チーフ・ディレクター/35歳)(※本編:原作者 井野正一)
岡村(シナリオライター)(※本編:劇画家 岡村剛)
青年
ホステス
主任
刑事A
刑事B
アシスタント
印刷屋の親爺
運転手
労務者
中学生
院長
管理人
鑑識異
出演 黒木 草野 山田 津坂 圭子
主演 草野刑事(準備稿:津坂刑事)
ゲスト 真山知子
高津住男
柳生博非情のライセンス第三シリーズ/山路刑事、俺たちの勲章/宮本室長、大都会 闘いの日々/木内キャップ、いろはの”い”/城西署・清水課長、誇りの報酬/田沼章警視)
山本清
滝波錦司
青木卓
河合絃司
須賀良
木村修
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
亀山達也
清水照夫
豊岡普
高柳鉄也
渡辺初美
タイアップ
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撮影日
ロケ地
備考 今回以降中間タイトル表示「GMEN75」がなくなる

Gメン75 第95話 殺人完了電話 あらすじ(ストーリー)

Gメン本部の草野刑事のもとに電話がかかって来た。男の声で、たった今人を殺したと言う。悪戯電話と思われたが、現場に急行した草野と津坂刑事は男の証言通り殺人が行われた事実を確認する。

被害者は巷で人気の劇画原作者・井野正一。犯行の手口は自分が書いた劇画のとおりアタッシュケースに仕掛けられた爆弾での殺人だった。しかも劇画は無差別殺人をテーマにしたもの。現場にはぬいぐるみの人形が置かれていた。

草野と津坂は、劇画の出版元を訪れ、手がかりとなる証言を求めたが、編集長をはじめ編集スタッフの反応は鈍い。

そんなとき、再びGメン本部に同じ男の声で電話がかかってきた。男は草野に「警察官としてお前は一つのミスを犯した」と告げ第二の殺人完了を告げる。現場に急行した草野らはそこで劇画家の岡村剛が死んでいるのを発見する。その死体の片隅には、赤い帽子が置かれてあった。

Gメン75 第95話 殺人完了電話 解説・見どころ

Gメン75 95話
  • 人気劇画に関わるスタッフを次々と殺害し草野に完了報告をする男の謎
  • 現場に置かれてある場違いの遺物の謎
  • 姿なき殺人鬼の狙いとは

今回は全編を通して推理タッチで描かれる傑作。草野刑事が過去犯したミスを執拗に告げながら殺しを重ねる男の正体とは?

ドラマが進むにつれ雪が溶けるように動機が焙り出されて行く展開は実に見事。そしてその犯行動機が誰しも自分の身に起きたら納得いかない「社会のある現実」に繋がって行く。

シナリオ準備稿では草野刑事のセリフすべてが「津坂刑事」の予定だった。舞台も当初は劇画編集部ではなく『四丁目の公衆電話の忘れ物は青酸入りの駅弁だった』というテレビドラマ制作会社で設定されていた。

一般の視聴者がイメージしやすいように「雑誌編集部」に変更したと思われる。

しかし、この作品がDVD化された時、漏れていたことは実に残念だった。

Gメン75 第95話 殺人完了電話 当時の記事

Gメン75 第95話 殺人完了電話
※殺しをするたびに電話を草野刑事にかけてくる謎の男と人気劇画編集部との繋がり

出典:毎日新聞
Gメン75 第95話 殺人完了電話
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