アイフル大作戦 19話は、北海道ロケ第二弾!同棲を通して意見が食い違ってきた男女カップルの愛の行方と陸、海、空に展開する大アクション!
第19話 東京-網走 同棲時代コンテスト | ||||||||||
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仮題 | -(シナリオ#-) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 73.08.18 | |||||||||
脚本 | 池田雄一 | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 小西通雄 | |||||||||
プロデューサー | 近藤照男、小野耕人、原弘男(TBS) | |||||||||
音楽 | 菊池俊輔=主題歌<VIVA!アイフル>作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔 唄:小川真由美、コロムビアSAS-1679- | |||||||||
役名(台本) | - | |||||||||
出演 | 涼子 | 裕二 | 大介 | 三平 | マリ | - | 追出 | - | - | - |
主演 | 井口マリ、伊吹裕二、追出刑事 | |||||||||
ゲスト |
川崎あかね 小野川公三郎 角梨枝子 佐々木功(ささきいさお) 竜崎一郎 人見きよし 滝良子 千波丈太郎 中井啓輔 西本裕行 松山照夫 木川哲也(特別機動捜査隊/佐野刑事) 河合絃司 五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力) 山田甲一(山田光一) 竹村清女 山本緑 |
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タイアップ |
TDA東亜国内航空(現・日本航空と統合) 知床海浜ホテル(閉館?) |
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ロケ地 |
北海道 ・女満別空港 ・女満別マリーナ跡? ・網走 ・知床半島 ・釧網本線沿線 |
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類似シーン | - | |||||||||
備考 |
※ノンクレジット 挿入歌(メロディのみ):「避暑地の恋」(作詞:林春生 作曲:馬飼野俊一 唄:チェリッシュ/ビクターレコード/1973年4月25日発売) |
アイフル大作戦 第19話 東京-網走 同棲時代コンテスト あらすじ(ストーリー)
悪徳代議士との闇取引。その現場で一億円の黒い政治献金が授受されようとしていた。その現場へ二人組のギャングが押し入ってその一億円を奪い逃走するという事件発生。
取引現場となったビルの中では、別室でテレビ局主催の<同棲時代コンテスト>が開かれていた。追い詰められたギャングは強奪した金をコンテストの優勝商品であるモーターボートのライフジャケット内に隠し姿を消した。
警視庁の追出刑事は、不審な二人組ガードマンを発見し尾行を開始する。
その頃、アイフル探偵学校では依頼者獲得の実習が行なわれていた。そこへ本物の依頼者が現れたから校長・岸涼子は浮足立つ。
見知らぬ男と駆け落ちし、同棲した娘を捜してと言う母親からの依頼である。いかにも成金という母親に目をつけた涼子は調査に闘志を燃やすが、同棲といった風潮に反感を持っている井口マリは、何としても母親の期待に応えようと闘志を燃やす!
依頼者の娘は「同棲時代コンテスト」で優勝したカップル(マサル20才・ケイコ19才)だということを突き止めたマリは、ケイコの母親と共に優勝旅行先である北海道・女満別へ飛ぶ!
そこで待っていたのは、一億円を強奪したギャング二人組だ。モーターボートに隠した金を奪い返そうとチャンスを覗うが、東京から事件を追っていた追出刑事に尾行されていた。
そしてもう一人、政界の黒い金を狙う謎の男が女満別へ向かった。
アイフル大作戦 第19話 東京-網走 同棲時代コンテスト 解説・ポイント
- 北海道ロケの第二弾(女満別、網走、知床半島、オホーツク海)
- ヘリコプター、モーターボートを駆使したハードアクション!
- 裕二の空中アクション!
- 同棲時代コンテストを通してケイコとマサルの気持ちのズレと行方
- 同棲を巡るマリちゃんと裕二のぶつかりあい
- 政界の闇献金とその金を狙うギャング
- キャスター役で滝良子パーソナリティ
アドベンチャーカリキュラム第19課は、真夏のオホーツク海と網走、知床半島付近での大掛かりなアクション!
この作品は当時も今も何回見ても面白い!
「同棲時代コンテスト」キャスター役で滝良子パーソナリティも登場!(参考:Gメン75 62話「深夜放送ジャック」)
今回は北海道ロケの第二弾!(第一弾は14話「真夏に死人はスキーする!」-旭川・大雪山-)
「同棲時代」という劇画、歌がヒットした当時の背景と、若者達の価値観の変化をベースにするという世相を反映した近藤照男プロデューサーお得意の青春群像。
ルーツはキイハンター 208話「さらば超望遠銃の標的」であろうか。後のバーディー大作戦 53話「ニセ追出刑事質屋猫ババ事件」やGメン75 274話「東京原宿族この夏の犯罪」などへと受け継がれていく。
真夏のオホーツク海を舞台にした空中アクションはとても町の探偵&探偵学校生徒が活躍するドラマとは思えないほどのダイナミックさ。
「同棲時代コンテスト」を通して揺れ動くマサル(小野川公三郎)とケイコ(川崎あかね)の心情を、当時のヒット曲「避暑地の恋」(作詞:林春生 作曲:馬飼野俊一)のメロディに載せて描いて行く。武田正彦選曲のすばらしさが改めて実感できる。