アイフル大作戦 14話は、北海道ロケ第一弾!アイフル対ギャング大雪渓の決斗!夏の旭川、層雲峡で追出刑事(藤木悠)大ピンチ!迫る蒸気機関車に大介(西田健)&三平(川口厚)決死の反撃
第14話 真夏に死人はスキーする! | ||||||||||
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仮題 | アイフル対ギャング 大雪渓の決斗(シナリオ#16) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 73.07.14 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 竹本弘一 | |||||||||
プロデューサー | 近藤照男、小野耕人、原弘男(TBS) | |||||||||
音楽 | 菊池俊輔=主題歌<VIVA!アイフル>作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔 唄:小川真由美、コロムビアSAS-1679- | |||||||||
役名(台本) |
真紀(※茜不動産KKの秘書) 伊佐山社長(※茜不動産社長) 赤松(※大男/流れ者) 庄司(※流れ者) 薮田(※茜不動産KKのセールスマン) 鹿野課長(※茜不動産KKの営業課長) 藤井(※牧場主) 女事務員 女の係員 刑事A |
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出演 | 涼子 | 裕二 | 大介 | 三平 | マリ | - | 追出 | - | - | - |
主演 | 丘大介、原田三平、追出刑事 | |||||||||
ゲスト |
渡辺文雄(非情のライセンス/橘警部) 桜井浩子 中田博久 立原博 中村孝雄 久地明 河合絃司 片桐陽子 大杉雄二(大杉雄太郎) |
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タイアップ |
※ノンクレジット: TDA東亜国内航空(日本エアシステム⇒現在) 北海道ホテル大雪(アクセス) |
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ロケ地 |
旭川空港 旭川 上川町 層雲峡 |
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類似シーン | バーディ大作戦 15話・16話「北海道アクションシリーズ」 | |||||||||
備考 | - |
アイフル大作戦 第14話 真夏に死人はスキーする! あらすじ(ストーリー)
北海道の牧場主・藤井を事故死に見せかけ殺し5000万円を奪ったギャング3人組。主犯の伊佐山はその金で土地を買占め5億円を手にしようと提案する。
2年後日本列島改造論による土地高騰の折、伊佐山は儲けた金で不動産業・「茜不動産」を営んでいた。見なれない男らが出入するようになったことを不審に思った鹿野課長は、同じ同僚の女性・真紀からあるキリヌキを渡される。2年前、大雪山山系で事故死した牧場主・藤井の記事だった。
その頃、アイフル探偵学校の校長・岸涼子は、北海道の格安物件の不動産広告に色めき立ち、生徒の丘大介と原田三平を偵察に行かせた。
その不動産会社こそギャング一味が作った「茜不動産」だった。セールスマン・薮田に言いくるめられた二人は所持金を手付金名目で預け、土地購入の契約を締結して帰って来た。
1週間以内に残金を支払う事という契約内容だったから、さぁ、大変!現地確認もせず契約したことで怒り狂う涼子。売主である茜不動産側の契約書を盗み出せ!と涼子は大介らにゲキを飛ばす。
薮田の部屋に行った大介と三平は、そこで薮田の死体を発見するが運悪く警視庁の追出刑事と鉢合わせとなたったことから窮地に立たされる!
一方、伊佐山社長は北海道へ高飛びした。
アイフル大作戦 第14話 真夏に死人はスキーする! 解説・ポイント
- 北海道ロケ第一弾!旭川・大雪山編
- 日本列島改造論を背景にした地価高騰
- 線路に縛られるドデカに武器を持たない三平、大介のピンチ
アドベンチャーカリキュラム第14課は、北海道ロケ編の第一弾。TDA東亜国内航空(現・日本航空へ統合)、北海道ホテル大雪の協力で、夏の旭川、層雲峡周辺での大ロケーション!
近藤照男プロデューサー制作のアクションドラマでは、お馴染みのロケ地でキイハンター 225話「大空のギャング 現金強奪作戦」に続いて二度目の大雪山ロケ敢行!
当時の<日本列島改造論>に端を発した地価高騰の社会背景を踏まえ、丘大介(西田健)、原田三平(川口厚)たちのスリリングな活躍ぶりをハードアクションを織り交ぜて描く。
ドデカこと追出刑事(藤木悠)が線路に縛られ、迫り来る蒸気機関車からの危機脱出をめぐる攻防戦、拳銃や武器を持たない民間人の三平たちが追い詰められ絶体絶命!
どうやって切り抜けるのか見所いっぱいサマーアクション編!
アクションシーンの一部は後のバーディ大作戦 15話「北極に向かって大追跡」、16話「大雪渓殺人ドライブ」(北海道アクションシリーズ)に継承されている。
アイフル大作戦 14話 真夏に死人はスキーする! 放送当時の資料
※アイフル大作戦 14話放送週の夜9時以降のテレビ番組欄。
1973年7月14日-20日の刑事ドラマ(特撮系を含む)、アクションドラマ枠を関東地区でざっと見て行くと以下のとおりである。
土曜日:21:00「アイフル大作戦」(TBS)
日曜日:-
月曜日:19:30「刑事くん」第二部(TBS)、20:00「トリプル捜査線」(フジ)、21:00「プレイガール」(東京12)
火曜日:22:00「追跡」(フジ)
水曜日:22:00「特別機動捜査隊」(NET)
木曜日:19:00「ロボット刑事」(フジ)、22:00「非情のライセンス」第一部(NET)
金曜日:20:00「太陽にほえろ!」(日テレ)
☆再放送枠:火・水曜日15:00「特別機動捜査隊」529話・530話
当時、中学一年生(13才)だった自分が定期的に見ていたのは、「アイフル大作戦」、「刑事くん」、「ロボット刑事」くらいであった。途中から視聴したのは「プレイガール」、「特別機動捜査隊」、「非情のライセンス」、「太陽にほえろ!」だったが見たり見なかったりの中途半端な鑑賞だった。
※当初考えられていたタイトルはキイハンターっぽい「アイフル対ギャング 大雪渓の決斗」だった。