アイフル大作戦

アイフル大作戦 第10話 危機一発!アイフル大混線

アイフル大作戦 第10話 危機一発!アイフル大混戦

アイフル大作戦 10話は、岸涼子(小川真由美)を出せ!デカ崩れの一匹狼私立探偵・南条京太郎(杉浦直樹)も人質に?!アイフル探偵学校校長室ジャックを強行した謎の女(宮本信子)と怪力男(団巌)の狙い

第10話 危機一発!アイフル大混線
仮題 -(シナリオ#-)
シリーズ名
放送 73.06.16
脚本 小山内美江子
撮影 山本矩雄
監督 村山新治
プロデューサー 近藤照男小野耕人原弘男(TBS)
音楽 菊池俊輔=主題歌<VIVA!アイフル>作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔 唄:小川真由美、コロムビアSAS-1679-
役名(台本)
出演 涼子 裕二 大介 三平 マリ 南条 追出
主演 岸涼子以下アイフル全員・南条京太郎
ゲスト 宮本信子
石井富子(石井トミコ)
大堀早苗
団巌
中井啓輔
木村修
山浦栄
正村隆治
平井一幸
渡辺主税
松橋正一
川岡豊
タイアップ
ロケ地
類似シーン キイハンター 157話「キイハンター皆殺し作戦」
Gメン75 85話「77元旦デカ部屋ぶっ飛ぶ!」、240話「80新春おせち料理毒殺事件」、291話「女だけの殺人忘年会
備考

アイフル大作戦 第10話 危機一発!アイフル大混線 あらすじ(ストーリー)

伊吹裕二は福田美紀というひとりの女性をマークしていた。なぜか校長の岸涼子も裕二と合流し授業を井口マリに任せたまま外出してしまう。

あまりにも無責任な涼子にあきれたアイフル探偵学校の生徒たちは、自主休校と決めて出て行ってしまった。そこへ一匹狼の私立探偵・南条京太郎から電話が入りマリが出て行く。

留守番中の原田三平のもとへ結城良恵という女と柾木という男が涼子を訪ねてやってきた。涼子の帰りを待つと言い出し、いきなり三平を人質に立てこもる。

帰って来たマリも良恵たちの手に落ち、事務所に入ってきた丘大介も人質にされてしまった。

一方、美紀を追っていた涼子と裕二は、何と追出刑事に逮捕されてしまい身動きが取れなくなってしまう。涼子の帰りを待つ良恵は抵抗した大介を負傷させ、さらに事務所にやって来た南条も捕えてしまう!

アイフル大作戦 第10話 危機一発!アイフル大混線 解説・ポイント

アイフル大作戦 第10話 危機一発!アイフル大混線
  • 岸涼子校長のいないアイフル校長室兼探偵事務所ジャック
  • 株式コンサルタントをしていた涼子の過去
  • <岸涼子を出せ!>犯人の狙いが判明するまでの緊迫感

アドベンチャーカリキュラム第10課!今回はアイフル探偵学校の生徒もレギュラー以外大勢出てくる中での密室サスペンス

アイフル校長室兼探偵事務所を占拠した謎の女と女に仕える怪力の男の正体は?部屋にいない「岸涼子」を出せ!と籠城し次々に帰ってくるアイフル探偵学校生徒たちを人質にする背景には何が隠されているのか?

古くはキイハンター 157話「キイハンター皆殺し作戦」に端を発し、後のGメン75 85話「77元旦デカ部屋ぶっ飛ぶ!」などにも繋がって行く緊迫したシーンの連続!(類似プロットでは近藤照男プロデューサーと親交もあった野添和子プロデューサーの「ザ・ガードマン」347話もある)

涼子が外出した謎、追っている事件は視聴者に伏せたまま事務所ジャックの緊張は高まり、井口マリ(松岡きっこ)や丘大介(西田健)にも危機が迫る!

そして野暮用で来所した南条京太郎(杉浦直樹)までもが人質となり、事件は深刻な様相を呈し始める。

岸涼子を出せ!>犯人の狙いが判明するまでのスリリングな展開は必見!アイフル事務所が危機に陥った時にお目見えするある仕掛けはほとんどスパイ映画タッチなんだがビルの管理人さんは仕組みがわからず勘違いしてしまう。

涼子が探偵学校を始める前、株式コンサルタントをしていた過去も判明する。

アイフル大作戦 10話 危機一発!アイフル大混線 放送当時の資料

アイフル大作戦 10話
アイフル大作戦 10話
※現代では煙たがられる煙草に関するエピソードだが、当時は自分の周囲でも男女問わず喫煙人口が多かった。そんな時代だが、今回の解説は「岸涼子風味」のスモーキングマナー。
アイフル大作戦 10話
1973年6月16日の夜9時以降の番組表。TBS系列だった朝日放送制作の「必殺仕置人」も興味深い。「アイフル大作戦」の後に放送されていたのだ。

この頃の自分は「ど根性ガエル」「仮面ライダーV3」から「キカイダー01」「ミクロイドS」または「8時だヨ!全員集合」を経て「アイフル大作戦」という流れで鑑賞していた。

TVドラマも様々な作品が放送されているが、2021年12月時点でCS放送やDVDまたはBD化された作品は特撮やアニメを除いてわずかしかない。

時間のはざまに埋もれてしまってるかのように作品がひしめき合っている。CS放送、ソフト化、配信などを通して1970年代初頭のTVドラマも鑑賞できたらいかに楽しいか…しみじみ実感する。

「週刊TVガイド」を眺めながらしばし1973年への時間旅行。この手の当時の雑誌を入手するには少々資金がいるが、それ以上の満足感が得られる。

出典:週刊TVガイド
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