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Gメン75 第337話 荒れる中学生終電車殺人事件

Gメン75 337話は、中学生(鹿又裕司)が終電車で刺殺された!柔道を通して更生させた立花警部(若林豪)は車内暴力に勇気で立ち向かった目撃証言を得る

第337話 荒れる中学生終電車殺人事件
仮題 荒れる中学生 終電車殺人事件(シナリオ#337)
シリーズ名
放送 81.11.21
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 吉田重業
監督 山内柏
役名(台本) 井口達也(中学三年生)
井口信子
井口ちずる
井口警部補(立花の同期)
里見修(中学三年生)
里見千恵子
松谷徹(中学三年生/番長)
松谷政江
伊東敏郎(中学三年生/徹の仲間)
捜査主任(藤が丘署)
小杉
中年の男
飲み屋の女将
車掌A
車掌B
駅員
警官
OL
アナウンサー
——
運転手(配役欄・記載漏れ)
出演 黒木 立花 草鹿 古田 風間 陽子
主演 立花警部
ゲスト 真理明美
原良子
鹿又裕司
田中和洋
松林竜夫
安田裕治
近藤宏
堀礼文
中真知子
永浜三千子永浜未千子
辻シゲル(辻三太郎・辻しげる)
大井小町
丸岡奨詞(丸岡将一郎)
山浦栄
伊達弘
立川良一
山口正一郎
六井ゆり
福島歳恵
タイアップ
類似プロット
撮影日
ロケ地
収録 (1)FOREVER:-
(2)BEST SELECT:-
(3)BEST SELECT(女Gメン編):-
(4)DVD-COLLECTION I:-
(5)DVD-COLLECTION II:-
(6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):-
備考

Gメン75 第337話 荒れる中学生終電車殺人事件 あらすじ(ストーリー)

Gメン・立花警部は警視庁で柔道を教えていた。その教え子・井口達也は帰宅途中の終電車で乗客に絡んでいた男をいさめたところもみ合いになった。

終着駅に着いた電車内を点検していた鉄道の係員車内で見たものは刺殺された達也の姿。

事件を知った立花は愕然とし達也との出会いを思い出した。達也は、殉職した立花の友人の息子で父親の死後、一時荒れる中学生と化していたが柔道を通して達也のすさんだ気持ちと体当たりで受け止め立ち直らせたことがあったのだ。

所轄の藤が丘署と共に捜査を開始したGメンは、終電車に乗り合わせた乗客の証言から絡んでいた男の身元を割り出した。その男は酒に酔っては乗客に絡む常習犯の小杉勇二。その日も乗客に絡んでいた時、立ち上がって阻止したのが達也だったことがわかる。

暴力に勇気で立ち向かったのが裏目に出たのか?立花は小杉を取り調べるが、次の駅で駅員に引き渡されていたことがわかる。

そんな折、古田刑事が耳寄りな情報を小料理屋の女将から聞き出していた。終電車が藤が丘駅に着いた時、二人の中学生らしき男が慌てふためいて走り去って行く姿を目撃していたのだ。

Gメン75 第337話 荒れる中学生終電車殺人事件 解説・見どころ

Gメン75 第337話 荒れる中学生終電車殺人事件
  • 終電車で発見された中学生の刺殺死体は立花警部の知り合いだった
  • その中学生は立花が更生させた少年
  • オトナの車内暴力に勇気で立ち向かった目撃証言
  • ホンボシとみられた酒乱の男はシロ・・・

当時、校内暴力、家庭内暴力が社会問題になっていた狂暴化する「荒れる中学生」をテーマにした社会派作品。

大なり小なり中学、高校時代の不安定な時期は親や学校への反抗期を経験するが、1980年代は目に見える形で狂暴化していたことが思い起こされる。要因は子供自身、学校側、家庭環境、社会的風潮など様々な環境が発端で爆発したと言われているが対応はまさにケース・バイ・ケース

自分の場合も強弱の差はあれ同じような思いはあったと回想。丹波哲郎御大の「死者の書」をはじめとする霊界関係の著書に触れずいぶん気が楽になったことが思い起こされる。(ボスには感謝しかありません)

今回は家庭環境や自分自身の問題への不満やうっぷんが弱者に向けられたケースを切り取って見せている。

立花警部(若林豪)が「硬・軟」を織り交ぜ、止めようがない感情を全身全霊で受け止め、逃れることができない現実社会での生き方を教え込むシーンは見もの。

劇中の部屋の小道具にあった「なめ猫」がなんとも懐かしい。

Gメン75 337話

Gメン75 第337話 荒れる中学生終電車殺人事件 当時の記事

Gメン75 第337話 荒れる中学生終電車殺人事件
※当時の週刊TVガイド誌をはじめとするTV誌には番宣写真が無い場合も時折見られた。中部版にはなくても他の地方版や関東版には写真が掲載されているケースもあるなんて当時は知る由もなかった。

出典:週刊TVガイド
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