Gメン75

Gメン75 第73話 バカ!大人のバカ!!

Gメン75 73話は、交通遺児作文集「天国にいるおとうさま」をベースにした社会派作品!スリルとスピードに酔いしれる区会議員の娘(松岡まり子)と交通遺児の落書き少年(小塙謙士)!響圭子刑事(藤田美保子)の眼前に展開する大都会の悲劇

第73話 バカ!大人のバカ!!
仮題 バカ!大人のバカ!!(台本#73)
シリーズ名
放送 76.10.09
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞)
監督 佐藤純弥(佐藤純彌)
役名(台本) 平松民雄
平松信子(40歳)
平松太郎(高校2年生)
平松直子(高校生)
平松次郎(小学2年生)
恩田威一郎
恩田千代
恩田亜紀(19歳)
江崎
船田正芳
叔父
婦人警官
外事課課長
刑事A
刑事B
鑑識課員A
工場主
掃除婦
区役所の吏員
主婦A
主婦B
医師
暴走族(男)
暴走族(女)
ドライバー
トラックの運転手
詐欺の外人
署長
出演 黒木 草野 津坂 山田 圭子
主演 響圭子刑事
ゲスト 岩本多代
小松方正
浜田ゆう子
加藤和夫
松岡まり子
冷泉公裕
辻万長(辻萬長)
田中浩
稲垣昭三
野坂みどり
渡井直美
小塙謙士
真田五郎
宮田真
見之瀬一夫
平沢信夫
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
河合絃司
片山滉
晴海勇三
木村修
田中力
島崎奈々
小甲登枝恵
山本緑
八百原寿子
伊藤慶子
テリー・オブライエン
佐川二郎
峰松佳代
タイアップ
類似作品
撮影日
ロケ地
備考 資料提供:★天国にいるおとうさま★★交通遺児作文集<玉井義臣編>サイマル出版会

Gメン75 第73話 バカ!大人のバカ!! あらすじ(ストーリー)

駐車中の車に”バカ 大人のバカ”と落書きしてまわる少年・次郎が女性警察官にとがめられていた。通りかかった響圭子刑事が不審に思って尋ねると、次郎は二年前ひき逃げ事故で父親を亡くしていることがわかった。

その事件とは、圭子が警視庁外事課捜査員として国際シンジケートの外国人をマークしていたとき起こった覆面パトカー盗難事件と関係があった。

次郎の父親は盗まれたパトカーにひき逃げされたのだった。しかも犯人は逮捕されず捜査は打ち切られていた。そんなとき、今度は母親が引き逃げされた。捜査線上に区会議員の娘が浮上する。

Gメン75 第73話 バカ!大人のバカ!! 解説・見どころ

Gメン75 73話
  • 取調室で読み上げられる交通遺児の思いと響圭子刑事の取り調べ
  • 響圭子刑事と甘やかされた区会議員の娘との闘い

今回は、「天国にいるおとうさま(サイマル出版)」をベースにした社会派サスペンス。

49話「土曜日21時のトリック」同様、取り調べシーンの響圭子刑事は、やはり藤田三保子(当時:藤田美保子)氏の真に迫る演技力ならではの迫力!

当時、自分は高校生だったが、校内新聞に「バカ!大人のバカ!!」と「天国にいるおとうさま」の記事が掲載されていた。推薦図書で、「Gメン75」でも76年10月9日放送で取り上げられたということが書かれてあった。

親族の方にお話を伺ったことがあるが、脚本家の高久進氏はいろいろな本や新聞などをよく研究されドラマのテーマに組み込まれることもあったそうだ。

Gメン75 59話~「沖縄シリーズ3部作」や、後の273話「怪談・死霊の棲む家」(原作「南海奇譚 魔物の時間」)映像化を念頭にした原作者:津本陽氏への働きかけなどが思い起こされる。(参照:文春文庫「南海奇譚」解説P.279~284 高久進

Gメン75 第73話 バカ!大人のバカ!! 当時の記事

Gメン75 第73話 バカ!大人のバカ!!
出典:九州地方の新聞
Gメン75 第73話 バカ!大人のバカ!!
出典:中日スポーツ
Gメン75 第73話 バカ!大人のバカ!!
出典:毎日新聞
Gメン75 第73話 バカ!大人のバカ!!
RELATED POST よく読まれる関連記事