あらすじ

キイハンター 第4話 顔のない男

キイハンター 第4話 顔のない男

キイハンター 4話は、断崖に散る津川啓子(野際陽子)とプロの暗殺者との非情の恋!警視庁の捜査が暗礁に乗り上げ村岡室長(仲谷昇)は黒木鉄也(丹波哲郎)に極秘指令を下す

第4話 顔のない男
(共同調査:NWP夏目プロダクツ)
仮題 顔のない男(※シナリオ#4)
放送 68.04.27
脚本 池田雄一
撮影 西川庄衛
監督 鷹森立一
役名(台本) ジョニー/橋爪徹
八代修作(※八代研究所・所長/燃料電池の研究者)
八代一夫(※35才/修作の甥)
明美(※修作の助手)
丸山弁護士
女給A
ボーイ
ウィルソン(※アメリカ人/自動車会社の重役)
出演 黒木 啓子 ユミ 風間 村岡特別室長
主演 津川啓子
ゲスト 清川新吾
細川俊夫
小塚十紀雄
田沼瑠美子
木村修
伊丹十三
真理明美
※ノンクレジット
ウィルソン役
ロケ地 三浦半島
備考 英語:字幕スーパー

キイハンター 第4話 顔のない男 あらすじ(ストーリー)

来日したアメリカ人・ウイルソンが深夜の駐車場で何者かによって射殺された。警視庁の捜査は暗礁に乗り上げ国際警察が動き出す。殺しの手口はプロと思われ、村岡特別室長は黒木鉄也に極秘捜査を依頼する。殺されたウイルソンはかつて日本で燃料電池の開発に携わっていた。

一方、黒木は科学者・矢代修作がニューヨークから帰国するという情報を得、島竜彦を矢代家の運転手として潜入させた。空港に矢代を出迎えた島は、接近した車から拳銃のようなものを見てしまう。

矢代は何者かに狙われているようだ。殺しを依頼したのは矢代が所属する研究所の一員・橋爪徹という男と思われた。しかし橋爪は三年前、研究の行き詰まりを苦に自殺している筈だった。

黒木は、ウイルソンが殺される直前に橋爪から電話がかかっていたことをつきとめる。

キイハンター 第4話 顔のない男 解説・見どころ

キイハンター 第4話 顔のない男
  • 深夜に下される村岡特別室長の指令
  • 女スパイ・津川啓子と殺し屋とのほのかな恋
  • 姿なき殺し屋の正体
  • ミステリータッチ

国際警察特別室の村岡特別室長(仲谷昇)と黒木鉄也(丹波哲郎)が協力関係を結んで以来、彼らが最初に手がける事件。

謎めいた奇怪な事件に津川啓子(野際陽子)と殺し屋(伊丹十三)とのほのかな恋が絡み、事件は断崖絶壁のクライマックスへと突き進む。

姿なき殺し屋の正体は?ミステリータッチのハードボイルド作品

伊丹十三氏をはじめ豪華ゲスト陣が脇を固めているのも見所。第一話から今回までの平均視聴率は当時の週刊TVガイド誌によると18%。まずまずの出だしだったようである。多種多様な娯楽がある今なら快調な出だしと言われる数字だが、当時としては20%以上でないとヒット作とは言えない雰囲気があったようだ。

キイハンター 第4話 放送当時の資料

キイハンター 第4話 顔のない男
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