Gメン75

Gメン75 第126話 南シナ海の殺し屋

Gメン75 126話

Gメン75 126話は、香港・マカオシリーズ第二弾・前編!東南アジアで暗躍するプロの狙撃者(力石孝)を追って香港へ飛ぶ草野刑事(倉田保昭)。マカオで同じ弾丸で負傷した女性(風吹ジュン)と偶然再会する

第126話 南シナ海の殺し屋
仮題 南支那海の殺し屋
マカオの殺し屋(シナリオ#125・126
シリーズ名 (台本)香港・マカオ・ロケシリーズ 第2弾
(本編)香港・マカオ・シリーズ 第2弾 ※音声のみ
放送 77.10.15
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)、西島大
撮影 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞)
監督 鷹森立一
役名(台本) 松村明子
張孔明
張春敬
孫展文
黄麗花
園田貞則
山中
アダム・チャンドラー
カミングス警視
運び屋・陳
運び屋・林
運び屋・劉
用心棒・楊
白バイ警官A
白バイ警官B
看守
マカオの少女二名
香港の配下A
香港の配下B
香港の配下C
香港の配下D
マカオの警官A
マカオの警官B
出演 黒木 立花 草野 山田 中屋 涼子
主演 草野刑事
ゲスト 白彪(PAK BILL)
揚斯(YEUNG SEE)
風吹ジュン
月丘千秋
南美川陽子(南美川洋子Twitter
力石孝
陳羅抜(ROBERT CHAN)
ヤン・エリック
小笠原弘
坂上和子
三重街恒二
章文栄
須賀良
横山繁
寒川蔵雄
吉沢勝
鹿島研
今村均
タイアップ コンパスクラブツアー日新航空、TOURS JAPAN LTD
類似作品
撮影日
ロケ地 香港(当時:イギリス領)
九龍半島:啓徳空港(現・啓徳郵輪碼頭)、九龍城(現・九龍公園)、
香港島:湾仔銅羅湾香港仔尖沙咀(松村明子の診療所)
マカオ(当時:ポルトガル領)
ペンニャ教会モンテの砦ベラヴィスタホテル(※組織のボスの邸宅)(1996年盛業確認、現在ポルトガル領事官邸
収録 (1)DVD-COLLECTION I :-
(2)DVD-COLLECTION II:-
(3)FOREVER:-
(4)BEST SELECT:〇
(5)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~4):〇
備考 本放送:次回127話予告なし(中部地方)
DVD化:127話予告あり
アイフル大作戦の劇伴復活
英語、広東語:字幕スーパー

Gメン75 第126話 南シナ海の殺し屋 あらすじ(ストーリー)

草野刑事らGメンは、インターポール(国際刑事警察機構)の情報を受け、香港から来たヘロインの運び屋・林と陳を逮捕した。だが護送中、何者かの狙撃を受け運び屋は射殺されてしまう。

残された弾丸のライフルマークから狙撃者は三年前、草野刑事と通りがかりの女子大生・松村明子を撃って傷つけた男と同一人物であることが判明する。

草野は狙撃者が香港在住の東洋人であることを割り出し、単身香港へ飛んだ。香港地区警察のカミングス警視は捜査は香港側で行うと言明し草野の捜査を拒む。

香港警察の協力を得られないまま、独力で捜査を続ける草野の目前で、香港警察も追っていた香港人歌手・黄麗花が同じ弾丸で射殺された。

草野からの報告を受けた黒木警視は、中屋刑事、速水涼子刑事を応援として香港へ派遣する。

背後にシンガポールやマニラでも暗躍する香港コネクションが介在していることを知った草野らは、香港警察とは別ルートで動き出す。狙撃者の情報を求めマカオへ渡った草野はそこで、偶然、明子と再会する。明子は大学卒業後、香港に渡り中国本土からの難民支援のため医療活動を続けていた。

Gメン75 第126話 南シナ海の殺し屋 解説・見どころ

Gメン75 第126話 南シナ海の殺し屋
  • 二度目の香港・マカオロケで現地アクションスター出演
  • 5月の第一弾より倉田保昭カラテアクション大盛増量!
  • 草野と松村明子との再会
  • ミニスカート姿の速水涼子刑事

5月の「香港・マカオロケシリーズ(105話106話)」が好評だったためか、同じ年の秋に再び海外ロケ編として企画制作された。

今回は前回よりも「倉田保昭カラテアクション」シーンを増やし、後のセミレギュラー的な「現地アクションスター(楊斯)初登場という側面も持った特別企画作品。

話題性も多い作品だったが、なぜか前の週の予告編は、特報ではなく通常予告のみ

殺し屋に撃たれた弾丸が元で、草野刑事と巻き添えになった女性との間でほのかな感情も感じられるシーンも見どころ。

度肝を抜かれたのが香港でのミニスカート速水涼子刑事森マリア)。

ほとんどこの姿で格闘アクションもしていただけるなんて、キイハンターの谷口ユミちゃん(大川栄子)以来ではなかろうか?と当時思ったコトがなつかしい。

後の「香港カラテロケシリーズ」よりもストーリーに深みを持たせた前後編で、アクション、ストーリー、テーマともバランスのいい作品に仕上がっている。外国語の字幕スーパー処理も臨場感があっていい。

個人的にはイチバン好きな香港ロケ編でもある。

Gメン75 126話

香港アクションスター(Gメン75 第126話 南シナ海の殺し屋)

俳優名 詳細
華人百科・楊斯
華人百科・白彪
華人百科・陳羅抜

見どころの一環として、Gメン75の香港ロケ編には現地の功夫アクションスターが大勢出演することがあげられる。ここが他の刑事アクションドラマの香港編とは違うところ。

香港映画でもおなじみの俳優が本場のアクションを披露!映画館がお茶の間に?!っていうような企画に当時ワクワクドキドキしたものだ。

倉田保昭氏がGメンを降板しても、それ以降も現地アクションスター出演は継続されたので、見えないところでご尽力いただいてたかも・・・と思わずにはいられなかった。

前回のGメン75 105話106話「香港-マカオロケシリーズ」同様、今回もエンディングに数人クレジットされていた。今回登場の香港アクションスターをピックアップ。(エンディングにクレジットされていた俳優のみ)

楊斯(YEUNG SEE):用心棒・楊

楊斯(YEUNG SEE) Gメン75 126話 127話
草野刑事との出会い

※シナリオでの武器・鉄の爪は本編では無し(Gメン82 11話で別俳優<唐天希-タン・テンシー>が使用)
※シナリオでは、第一の出会いシーンにてマカオで草野に倒される。

楊斯氏・Gメン75以前の日本国産ドラマ出演エピソード
「Gメン75」出演前の1976年11月9日、「コードナンバー108 7人のリブ(主演:野際陽子)」第6話のバンコックロケにも出演。その他は「闘え!ドラゴン」1話、2話で倉田保昭氏と競演。

白彪(PAK BILL):張孔明

白彪(PAK BILL) Gメン75 126話 127話
草野刑事との出会い

  • シーン52:路地を抜けた空地-撮影/マカオ・モンテの砦
  • その他(銅羅湾 トラム車庫など)

陳羅抜(ROBERT CHAN):香港の配下A、B(向かって右)

陳羅抜(ROBERT CHAN) Gメン75 126話
草野刑事との出会い

  • シーン52:路地を抜けた空地-撮影/マカオ・モンテの砦
  • その他(銅羅湾 トラム車庫など)

黄麗花役・南美川陽子(現・南美川洋子)氏Twitter(Gメン75 第126話 第127話 当時の話題)

内容
当時の写真
オフショット(1)
オフショット(2)
当時の話題
「面影」中国語版歌唱
参考
丹波哲郎500本出演記念パーティー

黄麗花役・南美川陽子(現・南美川洋子)氏のTwitterでは、Gメン75ゲスト出演当時の話題をツイートされることもあり。当時のオフショットは貴重。Gメン75では一度限りのゲスト出演だったのが残念。

Gメン75 126話 南シナ海の殺し屋 当時の記事

Gメン75 第126話 南シナ海の殺し屋
※香港から来た麻薬の運び屋が護送中狙撃された!摘出した弾丸は三年前草野刑事と通りすがりの女子大生を傷つけた弾丸と同じ。草野は単身、香港へ飛ぶ!

出典:毎日新聞

Gメン75 第126話 南シナ海の殺し屋
※香港地区警察の調べで狙撃者はマニラ、シンガポールでも暗躍するプロと断定。草野刑事は三年前女子大生だった明子と偶然マカオで再会する。

出典:週刊TVガイド

Gメン75 第126話 南シナ海の殺し屋
Gメン75 第126話 南シナ海の殺し屋

※Gメン75の番組紹介として126話・127話の番宣写真が使用された。
出典:中一時代・1977年12月号
Gメン75 第126話 南シナ海の殺し屋
RELATED POST よく読まれる関連記事