バーディー大作戦 26話は、ドラゴン(倉田保昭)登場!香港から凄い奴がやってきた!黄金の古代エジプト秘宝すり替え大作戦
第26話 燃えよ!ドラゴン日本上陸 | ||||||||||
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仮題 | -(※シナリオ#-) | 放送 | 74.11.2 | |||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 東光一 | |||||||||
監督 | 山内柏 | |||||||||
役名(台本) | - | |||||||||
出演 | 桜田局長 | 伊吹裕二 | - | 原田三平 | 井口マリ | - | 追出刑事 | 行内刑事 | ドラゴン | - |
主演 | ドラゴン、伊吹裕二 | |||||||||
ゲスト |
高村ルナ 松川勉 梅津栄 フランク・ジョーンズ トニーセテラ 大下哲矢 司欣也 河合絃司 木村修 清水照夫 横山繁 井上誠吾 足立義夫 |
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類似作品 | キイハンター 6話「影のメロディー」 | |||||||||
備考 | ドラゴン(倉田保昭)加入編 |
バーディー大作戦 第26話 燃えよ!ドラゴン日本上陸 あらすじ(ストーリー)
怪盗ドラゴンと異名を取る謎の男が出没し、都内の宝石店などを荒らしまわっていた。深夜パトロールに精を出す警視庁刑事・追出大五郎と行内刑事は、怪盗ドラゴンと遭遇!追跡するが大胆にもドラゴンはバーディー探偵局に逃げ込んだ。
だが、バーディー探偵局の桜田局長をただモノじゃないと睨んだドラゴン。桜田局長に挑みかかるが追出刑事らに急襲され再び深夜の町に姿を消した。
そんなドラゴンに一つの仕事が舞い込んだ。古代エジプト美術展に展示してあるファラオの守り神<黄金の鷲>の像を盗み出せというもの。ただ盗むだけではなく贋物とすり替えてほしいという込み入った依頼だ。依頼者の謎の外国人紳士・マンソンの狙いは何か?
首尾よく<黄金の鷲>を盗み出したドラゴンに、マンソンは拳銃をつきつけ弾丸を発射した!
バーディー大作戦 第26話 燃えよ!ドラゴン日本上陸 解説・見どころ
- 世界中の資産家専門に盗みを働く国際的な武闘家怪盗来日!
- 日本・アラブの文化交流を企む国際犯罪組織と裕二&ドラゴンの死闘
- エジプト秘宝のスリリングなすり替え&展示会場潜入シーン
キイハンター 第6話「影のメロディー」のリメイク。
今回より、和製ドラゴンと異名を取るアクションスター・倉田保昭氏が登場。カラテを武器に世界各地で盗みを働く謎の怪盗・ドラゴン役。ドラゴンの盗みを働くターゲットは資産家や政界の黒幕など著名人のみ。盗みを働いては、金品を貧しい人たちに分け与えるという謎のこだわりがある男だった。
日本と中東との文化交流に絡む国際的な陰謀に巻き込まれたドラゴンは、自分を利用した組織との一騎打ちに挑む。敵対していたバーディー探偵局の伊吹裕二(谷隼人)と協力し、組織を打ち砕く。今回の事件を機に桜田局長(丹波哲郎)にその腕を見込まれ「バーディー探偵局」の一員として再出発を果たすことになる。
バーディースタッフとしてメンバー加入するまでは窃盗犯。窃盗という方法論は、桜田にとがめられたが根は強きを挫き、弱きを救うという心の持ち主。加えてカラテや身のこなしの技術。探偵局の一員になるには充分な下地があった。
この悪玉から善玉に変化するキャラクターは、後の鬼沢平吉警部(小林稔侍)率いる「Gメン75スペシャル 帰って来た若き獅子たち」「東京・北海道トリック殺人事件」の碓井猛刑事(今井雅之)に継承される。
新メンバー加入とはいえ、この回のオープニングは既に降板した韋駄典介(沖雅也)、ココ(和田アキ子)が登場する初期のもの。一条吾郎(岡本富士太)、ミッチー(安西マリア)が加入する次回の27話「レディ(秘)大作戦」でドラゴンも含めてリニューアルされることになる。
さて、本放送時に見た今回の予告編。倉田保昭氏のカラテシーンに<香港から凄い奴がやってきた・・・>という件が被せられていたと思ったが、CS東映チャンネルでの再放送で思い違いであることが判明した。
「ドラゴン」は、当時のブルース・リー主演映画の人気に便乗したようなキャラクターだったが、番組のパワーアップに大いに貢献したレギュラーでもあった。今回より毎回、クライマックスにはドラゴンのカラテがうなり、ハードなアクションドラマとして模様替え。作風も「Gメン75」タッチのハードボイルドさが加わり、初期の「アイフル大作戦」的なコメディタッチの作品は徐々に姿を消してゆく。
ドラゴンと言えば、47話「私の葬式100万$」では倉田保昭氏の曲「こぼれ花」(1975年 ワーナー・パイオニア)が挿入歌として劇中にも採用。番組に華を添えたこともあった。
尚、本編後の次回予告。「レディ(秘)大作戦」は通常の予告とは異なり、安西マリア氏のセリフ、唄入りの特報クラスの予告編であった。
ドラゴン(倉田保昭)はキイハンターにもゲスト出演していた?!
キイハンター 19話 「死者からの電話」にエキストラとして倉田保昭氏が登場していた。ノンクレジットでアクションなし。
まだアクションスターとして活躍する前の時代の起用ということで今から思えば実に貴重なシーンである。
バーディー大作戦 26話 当時の資料
※放送当時の番組宣伝スチール写真
※ドラゴン(倉田保昭)登場!という番組改編期ならではの特別企画ということで特集記事を期待したが、スチール写真すらない番組解説記事だけだった。
27話「レディ(秘)大作戦」放送週の一条吾郎(岡本富士太)、ミッチー(安西マリア)登場編でまとめられている可能性もあるため、機会を見て再度調査したい。
なお、番組人気ランキングや視聴率データは本号でも企画無し。関西版や中部版など地方誌も調査したいが今回は断念。
蛇足だが、当時のわが家にテレビは1台。必ずしも「バーディー大作戦」が視聴できたわけではなかった。バーディー大作戦の裏番組に「となりのとなり」(日本テレビ)があり、親族とじゃんけんに勝てば見れるという劣悪なる環境だった。
前回は負けてエンディングと予告のみ視聴。今回は全て視聴できたが次の27話・悟郎、ミッチー登場編はリアルタイムではまたしても涙を呑んでエンディングのみ鑑賞。
ちなみにこの頃の土曜日は、19時30分「仮面ライダーアマゾン」、20時「8時だヨ!全員集合」、21時「バーディー大作戦」か「となりのとなり」というメニューだった。
バーディー大作戦 次回予告(第27話)特報クラス
「バーディー大作戦」27話予告編は、セリフ、効果音入りの「特報クラス」の予告編である。ミッチー(安西マリア)の「恋の爆弾」(作詞:安井かずみ 作曲:かまやつひろし 編曲:柳田ヒロ 唄:安西マリア/1974年9月5日、東芝EMI)も流れる特別番組!