Gメン82 3話は、一見ママ友風な奥様たちの心の奥底に潜むどす黒い感情!犯行動機を暴き出してゆく賀川陽子刑事(范文雀)
第3話 奥様族の密室殺人 | ||||||||||
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仮題 | 奥様族の密室殺人(※シナリオ#3) | 放送 | 82.11.07 | |||||||
脚本 | 西島大 | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 下村和夫 | |||||||||
製作協力 | 東映株式会社 | |||||||||
役名(台本) |
藤井香(スナック・ママ)(35) 藤井朱美(園児) 吉田明子(官僚夫人)(33) 村瀬みち代(セールスマン夫人)(26) 村瀬吾郎(その良人) 楠良江(クリーニング店)(30) 楠るり子(園児) 山口正代(会社員夫人) 山口みどり(園児) 美佐子(保母) バーテン 店員 交通巡査 園児たち |
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出演 | 黒木 | 立花 | 早坂 | 沢田 | 島 | 陽子 | - | - | - | - |
主演 | 賀川陽子刑事 | |||||||||
ゲスト |
金沢碧(大都会PARTIII/戸倉綾子、事件(秘)お料理法/松本弓子刑事) 新藤恵美(ザ・スーパーガール/早川紀子) 進千賀子 沢井桃子 上月左知子 下村節子 出光元(東光生、東晃声、非情のライセンス/大西刑事、はぐれ刑事純情派/小山田部長) 山浦栄 中田譲治 古代一平 檜山恵理子 中沢友花 神田亜矢子 石原香 宇野沢友美 |
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類似作品 | - | |||||||||
ロケ地 | - | |||||||||
協力 | みその幼稚園 | |||||||||
備考 | 第3話の予告:前週テニス中継特番の後に放送 |
Gメン82 第3話 奥様族の密室殺人 あらすじ(ストーリー)
Gメン本部に出勤途中、ヒキ逃げ事件に遭遇した賀川陽子刑事は被害者の娘・山口みどりの母親代わりに幼稚園に出向く。
みどりの母親・正代に犯人逮捕とみどりを幼稚園に届けたことを報告した陽子は、帰りも迎えに行くことに。みどりら5人の幼稚園児は音楽コンクール出場を勝ち取り毎日レッスンを受けている。
幼稚園に行った陽子は砂場の異変に気づく。レッスンに励んでいた園児・朱美の母親・藤井香が幼稚園の砂場で刺殺されていた。
第一発見者となった陽子に協力する為、立花警部らGメンも現場に出向く。凶器は幼稚園内の厨房に有った刃物。犯行時刻は真昼間の午後一時過ぎ。立花らは容疑者として犯行時に園内にいた3人の母親の動向を洗い直す。
Gメン82 第3話 奥様族の密室殺人 解説・見どころ
- Gメン75でもおなじみの女優陣を交えて奥様族の怖さを熱演
- 一心不乱にレッスンに励む園児と対照的な母親たちのどす黒い心理
表面だけではわからない環境も身分も異なる奥様族の心の奥底が明るみに。黒木警視正も現場に出向き画面を引き締めるクライマックス。
Gメン82 第3話 奥様族の密室殺人 雑誌記事
『中年女のコワさにGメンもゾクッ(週刊TVガイド誌より)』
幼稚園児の子をもつ母親たちのもつれがテーマ。沢井桃子、新藤恵美、進千賀子、金沢碧ら芸達者なゲストが迫真の”中年主婦の陰険さ”を演じる。
『”体操”も拳銃もない回は新加入組もホッと(週刊TVガイド誌・ラブリーチャンネルより)』
画面の右へ左へドドッと走るGメンたち。あれを”Gメン体操”というそうで、今はもっぱら新加入3刑事の役割。うっかりへばれば丹波ボスの「昔はこんなもんじゃない。神社の100段を一気にかけあがるくらいは常識。NGが出れば10回でも20回でもやった」とホラ、先々週本欄で”ボスは「西部警察」打倒のために3刑事に最適の拳銃を買い与えた”というのもそうで”与える”といったままの空手形。