あらすじ

バーディ大作戦 第6話 殺し屋収容所

バーディ大作戦 6話は、人質交換大作戦!東側某国強制収容所を暴露し祖国に睨まれた男(トニー・セテラ)が秘密警察員に消された!囚われの身となった韋駄典介(沖雅也)救出を賭けて桜田局長(丹波哲郎)たちバーディ探偵局スタッフが仕掛ける大アクション

第6話 殺し屋収容所
仮題 -(シナリオ#-)
シリーズ名
放送 74.06.15
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞)
監督 小西通雄
プロデューサー 近藤照男原弘男(TBS)
音楽 菊池俊輔=主題歌<愛と死のパスポート>作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔 唄:嶋崎由理、コロムビアP-359
挿入歌
役名(台本)
出演 桜田 裕二 典介 三平 マリ ココ 追出 行内
主演 韋駄典介
ゲスト 黒沢のり子
鶴見丈二(現・品川隆二、奥秋不二夫)
石立和男
広瀬昌助(廣瀬昌亮、広瀬昌亮)
八名信夫
西本良治郎(現・株式会社ジャパンアクションエンタープライズ代表取締役副社長)
山岡淳二
高橋健二
栗原敬
ロルフ・ジェーサー(ロルフ・ジェッサー)
※ノンクレジット
レオン・ヨヒヤム(トニー・セテラ
書記官
タイアップ
ロケ地
類似シーン
備考

バーディ大作戦 第6話 殺し屋収容所 あらすじ(ストーリー)

雇われ店長・ココのゲームセンターを襲撃し売上金を奪って逃走した三人組フーテン強盗出現!三人組を追った韋駄典介、原田三平は取り逃がしてしまう。

名誉挽回すべく典介はフーテン族になりすまし、三人組を探しだし彼らと接触した。

三人組のアジトにはレオン・ヨヒヤムという外国人がいた。レオンは祖国である東欧某国(ガルボン共和国)の体制批判を書物で公表し、国外追放処分された男である。

彼の妻子は寒村に飛ばされ、強制収容所に収監されていた。フーテン3人組とレオンはスウェーデンで知り合ったらしい。

彼らは、ガルボン共和国強制収容所の実体を日本で公表するため立ち上がった。しかし、それを疎ましく思うガルボン共和国の秘密警察・ロスマン大佐は、レオンを事故死に見せかけて殺害した。

レオンの死を知った三人組は、典介の制止を振り切りダイナマイトを持って大使館へ突入し銃火を浴びて死亡する。

怒りをぶつける典介は大使館員の手によって拘束されてしまった。治外法権を犯したことで日本政府とガルボン共和国では国際問題に発展するが桜田局長たちは、典介奪還を賭けて書記官拘束に踏み切った!

バーディ大作戦 第6話 殺し屋収容所 解説・ポイント

バーディ大作戦 第6話 殺し屋収容所
  • 某国の強制収容所の実態を公表したいフーテン三人組と国外追放者
  • 追放者の行動を阻止したい某国
  • 秘密警察員によって事故死扱いで消される追放者
  • フーテン三人組と韋駄典介の心の交流
  • 桜田ボス、典介、裕二たちバーディ探偵局大立ち回り

ナイスショット6打目は、典介と書記官人質交換痛快ハードボイルドアクションの決定版。

アクションのみならず、当時の東西冷戦という時代背景をベースに自由と平和の重要性を問いかける高久進脚本の真骨頂!国際情勢は変わった今でもあの国をこの国に置き換えて見たら現代でも感情移入できる見どころいっぱい!

裕二日本をなめるんじゃない!

いいね!裕二。

裕二(谷隼人)&典介(沖雅也)の胸のすくようなパワフルなボディアクション!カーアクション!そしてなんとなんとボス丹波哲郎自らの大立ち回り

眼下を疾走する車を狙撃しようと狙いを付ける殺し屋。ここでのボスの登場の仕方!1週間の憂さなどぶっ飛ばしてくれるこれぞ超娯楽作品だ。

バーディを見ててよかった。今も当時も感想はいっしょ!

なお、桜田ボスが歩道橋の上で仕留めた秘密警察員(八名信夫)のジャケットはGメン75 1話 「エアポート捜査線」でバスジャックしたマフィア・恩田(室田日出男)着用のものとオソロ。

キイハンターやGメン75でも言えるが、重要な役割のゲストキャストすらクレジットされてない漏れがあることは残念。同じ東映の「特別機動捜査隊」のように刑事A、刑事B、子供A・・までクレジットする点は見習っていただきたかった。

バーディ大作戦 6話 放送当時の資料(雑誌記事・スチール写真)

バーディ大作戦 6話

出典:週刊TVガイド 1974年6月21日

バーディ大作戦 6話
※ココの店を襲撃し売上金を奪ったフーテン族に接触する為、フーテンに化けて潜入を試みる典介(沖雅也)。フーテンたちに匿われている東欧人の素性をきっかけに典介へも危機が迫る!

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