Gメン75 262話は、巨大な権力の闇に屈した南雲警視(川津祐介)?!自殺と断定された警視庁警部の変死にメスを入れるGメンと南雲警視の真意
| 第262話 真夜中の偽装殺人 | ||||||||||
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| 仮題 | 第262話 真夜中の偽装殺人(シナリオ#262) | |||||||||
| シリーズ名 | - | |||||||||
| 放送 | 80.06.07 | |||||||||
| プロデューサー | 近藤照男、樋口祐三(TBS) | |||||||||
| 脚本 | 西島大 | |||||||||
| 撮影 | 吉田重業 | |||||||||
| 監督 | 山内柏 | |||||||||
| 役名(台本) |
乃村泰三警部(※34,5才/南雲警視の直属の部下) 乃村正子(※妻) 大川しのぶ(※高級クラブのホステス) 大川真次(※しのぶの弟) 刑事部長 ⇒(※本編:「結城警視正」と明確に打ち出す) 副総監 ⇒(※本編:警察OBの憲民党議員・柴田忠則) 水谷義郎 バー・マダム パトロール警官 所轄署・交通課長 金子乙吉老人 |
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| 出演 | 黒木 | 立花 | 中屋 | 島谷 | 田口 | 杏子 | 南雲 | 結城警視正 | - | - |
| 主演 | 南雲警視 | |||||||||
| ゲスト |
水原麻記(萩原宣子、現・水原まき) 片岡五郎(片岡光雄) 鮎川浩 原良子 高野真二 阿部健多(阿部健太、柴本浩行、柴本広之、川口亮) 浅見小四郎 小川より子 山田光一(山田甲一) 五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力) 山口正一郎 井上邦道 松本清 —- 中丸忠雄(キイハンター/小田切慎二、Gメン75/結城警視正) |
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| タイアップ | - | |||||||||
| 類似シーン | - | |||||||||
| 撮影日 | - | |||||||||
| ロケ地 | - | |||||||||
| 収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- (7)DVDコレクション:88号 |
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| 主題歌 |
エンディング 「遥かなる旅路 Wandering man」(作詞:竜真知子 作曲:ミッキー吉野 編曲:川上了 唄:ポプラ/コロムビアレコード) —- オープニングテーマ 255~266、269~291、295~306話:オリジナルの「Gメン75のテーマ」 |
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| 挿入歌 | - | |||||||||
| 劇伴特記 | - | |||||||||
| 備考 | - | |||||||||
Gメン75 第262話 真夜中の偽装殺人 あらすじ(ストーリー)
警視庁捜査一課の南雲警視直属の部下・乃村警部が射殺死体となって発見された。南雲から捜査協力を要請されたGメンは直ちに現場へ急行する。
現状から死因は自殺と思われたが南雲はどうしても信じられない。死ぬ前日には家族と楽しく団欒していたし南雲の仕事を深夜まで進んで手伝うような性格の持ち主だったからだ。
中屋警部補らは真相を求めて捜査を続けた。そこへ南雲がGメン本部にやってきた。
警視庁幹部会議の結果、乃村警部の死因は「自殺」と断定。捜査本部は解散したのでGメンも手を引いてほしいとの一点張りだった。田口刑事らは南雲の言動に疑問を感じるが南雲は頑なな態度を崩そうとはしない。
黒木警視正は南雲らしくない言動に、事件の背後にとてつもなく巨大な闇の圧力が介在していることを感じ取った。そして独自に極秘捜査することを立花警部に命じる。
中屋警部補らは乃村の上着のポケットに入っていたマッチを手がかりに彼の私生活を探った。乃村と親しかった高級クラブのホステス・大川しのぶへ聞き込みに行こうとしたが彼女は何者かに殺されていた。
Gメン75 第262話 真夜中の偽装殺人 感想・ポイント
- 南雲警視直属の部下が車内で変死
- 所轄の見解は自殺との疑いが濃厚
- 他殺の疑いを持つ南雲はGメンに捜査協力を要請
- 数日後黒木警視正に捜査打ち切りを言い出す南雲
- かたくなな南雲らしからぬ態度に不信感を抱く黒木
- Gメン独自の極秘捜査の結果・・・
以下は、本作品を見終って南雲警視(川津祐介)らしからぬ姿に違和感を持った方に向けて記した内容です。見終るまで読まないことをオススメします。
[su_spoiler title=”【クリックはご注意・ネタバレあり】” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” anchor_in_url=”no” class=””]
この作品は、権力の闇の内容がぼかされている。それゆえ南雲警視(川津祐介)のキャラの本質が見る人によってどうにでも変わってしまう作品でもある。
「警察機構」と言えども「国家権力」の前では結城警視正(中丸忠雄)の後ろ姿で語られる「存在そのもの」と感じる。
警察内部の犯罪を暴く「警察の中の警察」としての正式な任務を持つ「特別潜入捜査班GOVERNMENT MEN」。身内の犯行に対する世論の高まりがきっかけで組織されたそのGメンは設立5年。将来に渡って存続して行くのだろうか。
そびえたつ国会議事堂を背景に、後ろ姿の結城警視正。ここに描写される日本国の縮図。南雲警視が己の信念に基づきGメンを動かしたにもかかわらずGメンの手を引かせなければならなかった苦渋の決断。
本編では南雲警視の不可解な行動の真相が明かされてない為、観る人によっては圧力に屈した南雲警視の姿が大きく焼き付けられてしまう。
しかし、シナリオでは南雲と対峙する人物が結城ではなく、さらに上層部であろうと思われる別の「刑事部長」とのやりとりが記されていた。
南雲がひとまず屈しなければならなかった真相が、刑事部長との短いセリフで推察できるように描写されていた。(シナリオでは結城警視正の登場シーンは無)
※関係者との諸事情もあり該当する部分のみ表示※

現実でも、警察の発表と検死した医療機関の発表と食い違う事件があったがマスコミはどこもそこに触れず、一斉に同一見出しの報道。背後関係も追及せず単独犯と決めつけ、ある方向へ世論を誘導するかのような報道に違和感を怯えたことがある。
表には出ない「闇」の存在。
フィクションに現実をオーバーラップさせながら堪能できるのもGメン75の面白さだと思う。
田口刑事(千葉裕)や吹雪杏子刑事(中島はるみ)が黒木ボス(丹波哲郎)にぶつけた上層部への疑問を呈した感情。
その裏で真相を心に抑え込んだ南雲警視の心情を感じながら改めて鑑賞してみると良いかもしれない。
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殺しの真相は意外な様相をさらけ出した幕引きだったが、殺しの真相をクローズアップするには本編のようなぼかし方で締めるのもやむなしかと思う。
権力を持たない一個人でも特異な技や思考で巨悪を叩き潰す姿を描いた「キイハンター」に対して、権力の中枢部にいる精鋭でも容易に崩せない腐りきった巨大な闇が存在するがしかし・・というネクストステージを改めて描写した今回の「Gメン75」。
脈々と受け継がれた土曜夜9時・近藤照男プロデューサー作品の大きな流れの中で、作品の奥深さをより実感する一作でもあった。
Gメン75 第262話 放送当時の資料

※オリジナルには写真の上に「Gメン75」の文字はありません。切りぬいて別用途に使った画像を元の記事に当てはめて全体を復元。
Gメン75DVDコレクション収録予定:88号
