あらすじ

キイハンター 第94話 殺されに来た暗殺者たち

キイハンター 94話

キイハンター 94話は、国際警察(UNIPOL)とFBI(Federal Bureau of Investigation)が警備する東西陣営の政治局員が出席する秘密会談で弾丸が発射された!発砲したFBI捜査官を取り押さえた吹雪一郎(川口浩)と島竜彦(谷隼人)は異変に気づく

第94話 殺されに来た暗殺者たち
(共同調査:NWP夏目プロダクツ)
仮題 殺されに来た暗殺者たち(シナリオ#95
シリーズ名
放送 70.01.17
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)、佐藤肇
撮影 林七郎
監督 佐藤肇
役名(台本) 宋学林
有賀

ヘイズ
医師
出演 啓子 吹雪 ユミ 風間
主演 津川啓子・吹雪一郎・島竜彦・谷口ユミ・風間洋介
ゲスト 南原宏治
山本耕一
春日章良
河合絃司
菊地輝夫
アンドレ・ヒューズ
某国
タイアップ
ロケ地
類似シーン
備考

キイハンター 第94話 殺されに来た暗殺者たち あらすじ(ストーリー)

アメリカ大使のヘイズと中国政府の大物政治局員が、世界平和に関して重要な秘密会議を開催することになった。

開催場所は日本。キイハンターの吹雪一郎と島竜彦は、FBI(アメリカ連邦捜査局)と協力し、秘密会議警備の任務に就いた。ところが、ヘイズが中国側の陳と予備会談を行っていた時、FBI本部から派遣された有賀捜査官がヘイズを撃とうとした。

危機一髪のところを救った吹雪だが、有賀の目がうつろでしかも暗殺の記憶がないと訴えたことに疑問を持つ。

医師の診察で、有賀が何者かに洗脳されていることが判明する。津川啓子は黒幕が陳の背後にいると睨み彼をマークするが、宋学林という男に捉えられてしまった。そこで啓子はヘイズの写真を見せられる。

一方、洗脳が解けた有賀は、汚名挽回すべく黒幕からの呼び出しに応じ指定場所に向かう。有賀の洗脳は朝鮮戦争当時、共産圏側に捉えられた国連兵に使用された恐るべき手法だった。

キイハンター 第94話 殺されに来た暗殺者たち 解説・見どころ

キイハンター 94話
  • イデオロギー対立する陣営の大物同士が集まる秘密会談を警備するキイハンターとFBI
  • 不審な動きをするFBI捜査官に仕掛けられた恐怖の精神改造!
  • 右手で握手、左手には・・・どす黒い陰謀がみなぎる国家サスペンス

東京都北区内にある”旧古河庭園”での撮影を絡めた東西冷戦時代の国際政治が密接に絡む国家サスペンス。

恐るべき共産圏の洗脳と戦う津川啓子らキイハンター全員の活躍をハードボイルドタッチで描く。人間を恐怖に陥れ、意志をコントロールしようとする黒幕の狙いは何か?

催眠術をかけたように操る洗脳は荒唐無稽に思えるが、放送後約50年もたった現代でもリアルな恐怖だ。現代社会のあの国のあそこでの悪行を知るにつけ、日本にも侵略の魔の手が密かに進めばあり得るかもねぇ、、と思わずうなづいてしまう今回。

自由主義陣営と共産独裁主義陣営とが混在する世界情勢を風刺したようなタッチが興味深い。共産圏の陰謀と国際平和会議の裏に潜む真相をスリリングに描く。

今回はリアルさを感じながら楽しめるフィクション。

後の”国際警察本部”に見立てられる科学技術館(東京都千代田区)も初お目見え。

また、予告編では「キイハンター全員が活躍する」とあり期待していたが、本編は黒木ボス(丹波哲郎)を除く5人のみの活躍編。国際的なストーリーゆえ、ここは6人+村岡特別室長(仲谷昇)で闘ってほしかった。

今回のお休みは、黒木ボス(サブタイトル別出演ランキングはこちら

キイハンター 第94話 殺されに来た暗殺者たち 放送当時の記事

キイハンター 第94話 殺されに来た暗殺者たち
※恐るべき共産圏の人間改造とも言うべき洗脳で暗殺者にされかかってしまう津川啓子!

出典:週刊TVガイド
キイハンター 第94話 殺されに来た暗殺者たち
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