あらすじ

キイハンター 第11話 パリから来た大泥棒

キイハンター 11話は津川啓子(野際陽子)のイスタンブールでの宿敵来日と第二次世界大戦中の兵士による犯罪が尾を引く大空でのクライマックス!

第11話 パリから来た大泥棒
(共同調査:NWP夏目プロダクツ)
仮題 泥棒プロフェッショナル(※シナリオ#-)
放送 68.6.15
脚本 池田雄一
撮影 佐藤正
監督 瀬川昌治
役名(台本) ピエール山口
波多野淑江
波多野達彦
茉莉
楊 徳春
楊 秀蘭
刑事A
刑事B
宝石店の店員A、B
銀行員
ホテルの支配人
ホテルのボーイ
同・レストランのボーイ
女性歌手
出演 黒木 啓子 ユミ 風間
主演 黒木鉄也、津川啓子
ゲスト ジェリー藤尾
柿沢真一
福田公子
茅島成美
小林裕子
団巌
磯野秋雄
相原昇
久保比左志
山浦栄
木村修
泉福之助
中村直太郎
某国
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備考 中国語⇒字幕スーパー
セスナ2機を駆使したスカイアクション
熱海ニューフジヤホテルアクセス

キイハンター 第11話 パリから来た大泥棒 あらすじ(ストーリー)

津川啓子は宝石店で、フランス情報部時代の宿敵・ピエール山口の姿を見かけた。啓子がピエールと最後に闘ったのはトルコのイスタンブール。トプカプ宮殿での宝石争奪戦だった。今回来日したピエールが狙う獲物は時価1億円のヒスイの置物「唐獅子牡丹」。

翌朝、その置物が盗まれたと新聞各紙は報道した。しかも現場に啓子の運転免許証が落ちていた為、警視庁は啓子を窃盗容疑者として逮捕。巷では最近、名だたる美術品盗難事件が発生していた。盗まれたモノは全て、戦時中、日本軍が満州の美術館から奪ったとされるシロモノ。今回の盗難品「唐獅子牡丹」もその一つと見なされていた。そして残るはただ一つ「満州の星」と呼ばれるダイヤの首飾り。

黒木鉄也の尽力で啓子は釈放されたが、首飾りの持ち主・波多野淑江を見張る最中、ピエールのほか二人の中国人男女・楊徳春、楊秀蘭が現れた。古美術品を巡って熾烈な戦いが開始された。

キイハンター 第11話 パリから来た大泥棒 解説・見どころ

キイハンター 11話
  • フランス情報院時代の啓子の宿敵ピエールとの再会
  • HONDA S-600を駆使したカーアクション
  • 啓子とピエールの洒落た駆け引き
  • 第二次世界大戦中の惨劇
  • セスナ機を使ったスカイアクション
  • 熱海ニューフジヤホテルでの和み

タイアップは熱海ニューフジヤホテル。2021年12月時点でも盛業中で当時の面影が残る館内施設も健在。

宝石盗難事件に挑戦する津川啓子たちの活躍を描く。高貴な日系フランス人の泥棒役でジェリー藤尾氏が初ゲスト。津川啓子(野際陽子)との洋画風味な洒落た駆け引きが見物。全編ハリウッドを意識した構成となっている。

小技の効いたカメラワークも見どころ。特にサブタイトルが出る直前の仏像のシーン。佐藤正カメラマンのセンスある手法が感じられて惹きつけられた。

セスナを使ったスカイアクションシーン、当時の名車・ホンダS-600を駆使した小気味良いカーアクションも見逃せない。

さらに戦時中の日本軍兵士によるある犯罪が明るみになるクライマックスもピリッとスパイスが効いている。

ラストシーンで、啓子、風間洋介(千葉真一)、島竜彦(谷隼人)の3人が黒木鉄也(丹波哲郎)をプールに突き落とすことになっていたのだが、本番では啓子も黒木とともに落ち、化粧も髪も落ちる前のシーンに戻せず、やむなくNGがOKとなったという裏話があったそうだ。(週刊TVガイド誌)

キイハンター 11話 パリから来た大泥棒
出典:週刊TVガイド

キイハンター 第11話 パリから来た大泥棒 準備稿シナリオ

キイハンター 11話 パリから来た大泥棒
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