あらすじ

キイハンター 第171話 お化け怪獣大戦争

キイハンター 171話

キイハンター 171話は、富士急ハイランドを舞台にした特撮大ロケーション!不気味な初老の博士が行う霊魂の作業とは?!メルヘン・ユミちゃん(大川栄子)対フランケンシュタイン大暴れの活劇スリラーコメディ編

第171話 お化け怪獣大戦争
仮題 -(※台本#-)
放送 71.7.10
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)、佐藤肇
撮影 瀬尾脩
監督 佐藤肇佐藤肇・回顧録
役名(台本)
出演 啓子 吹雪 ユミ 風間
主演 谷口ユミ
ゲスト 玉川良一
天本英世
国景子
団巌
比良元高
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
佐川二郎
岩本良子
松下麻美子
亀井和子
人形 スタジオノーヴァ
操作 松村重宏
吉村福子他
類似構成 Gメン75 354話「吾輩は人喰い猫である

キイハンター 第171話 お化け怪獣大戦争 あらすじ(ストーリー)

谷口ユミをはじめ吹雪一郎たちキイハンターは、富士急ハイランドで暴れているフランケンシュタインを逮捕し死刑台に送り込んだ。

絞首刑にされたフランケンの霊を慰める為、墓地へやって来たユミは脱獄囚の<コソ泥>と呼ばれる男に出会う。そのコソ泥はフランケンが宝物を何処かに隠していると睨んで動き回っていたのだ。

その時、不気味に広がる霧の中で、黒マントをまとった骸骨が墓を掘り起こし、フランケンの死体を運び去るという事件が発生する!

ユミとコソ泥は骸骨を追ってとある洋館へ忍び込み、そこで二人はファスト博士による不気味な作業を見てしまう。なんとそれは、死体から霊魂を取りだし人形に宿すというものだった。

ファスト博士たちに気づかれたユミとコソ泥に危機が迫る・・・。

キイハンター 第171話 お化け怪獣大戦争 解説・見どころ

キイハンター 171話
  • ユミちゃんの孤軍奮闘大活劇
  • 富士急ハイランドを借り切っての大ロケーション
  • 人形操作による「人形裁判」

数あるキイハンター・エピソードの中で最も遊びに徹したスリラー・コメディー編。類似作品に195話「ミイラの殺人忘年会」がある。

スパイアクションでも刑事ドラマでもなく、ユミちゃん(大川栄子)ファン必見?のメルヘン・タッチに徹した夏祭りを思わせるようなアクセル全開の娯楽大作。

うちはこんなことまで出来るぞ・・という制作サイドの声が聞こえてきそうな作品。さまざまな映画のジャンルに憧れ技を磨きたいスタッフにとっては、最高の職場環境だったに違いない。

玉川良一氏扮する「コソ泥」とユミちゃんの迷コンビは今回も笑いを誘う。特撮もふんだんに使われるというキイハンターの中でも異色中の異色作

特筆すべき点は、この作品のオチ。それは何と「Gメン75」354話「吾輩は人喰い猫である」にも継承されているのである。両作品とも出だしから何かヘン・・と思わせながらドラマはつき進んで行く。

なお、劇中人形劇でエンディング・クレジットされた「スタジオノーヴァ」は2022年6月時点においても活躍する老舗の人形劇コンテンツ制作会社である。

キイハンター 171話 本放送当時の資料

キイハンター 171話
※ファスト博士の不気味な霊魂操作の渦中に巻き込まれたユミとコソ泥!富士急ハイランドを借り切った真夏の夜の不思議な出来事。

出典:週刊TVガイド
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