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Gメン75 第130話 一卵性双生児殺人事件

Gメン75 130話

Gメン75 130話は、死刑執行後に現れた真犯人?!中屋刑事(伊吹剛)が全国指名手配中の殺人犯(峰岸徹)を逮捕したが指紋照合の結果別人と判明する・・・!

第130話 一卵性双生児殺人事件
仮題 -(シナリオ#-)
シリーズ名
放送 77.11.12
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 吉田重業
監督 山内柏
役名(台本)
出演 黒木 立花 草野 中屋 山田 涼子
主演 中屋刑事
ゲスト 峰岸徹(峰岸隆之介、秘密のデカちゃん/松岡刑事課長)
織本順吉
竹井みどり
近藤宏
奥村公延
田川勝雄(田川恒夫、田川勝男、特別機動捜査隊/田川鑑識員、水野鑑識員)
清水照夫
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
城春樹
八百原寿子
岡田裕介
岡田裕之
島和広
岩井潤一
タイアップ
類似作品
撮影日
ロケ地
収録 (1)DVD-COLLECTION I :-
(2)DVD-COLLECTION II:-
(3)FOREVER:-
(4)BEST SELECT:-
(5)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~4):-
備考

Gメン75 第130話 一卵性双生児殺人事件 あらすじ(ストーリー)

中屋刑事が運転するGメン車とトラブルを起こしかけたトラックの運転手は全国指名手配の坂本伸次に酷似していた。伸次は長野県千曲市で発生したパトロール警官・川島巡査殺しの容疑者。

事件を担当した長野県警・千曲署の大町部長刑事をGメン本部に呼び事情聴取に同席させた。なんと大町は中屋にとっても恩人のようなデカ長だった。

中屋が千曲市で喧嘩の絶えない青春時代を送っていた時、人生の道を柔道で教え込んでくれたのが大町だった。それがきかっけで中屋は警察官への道を目指した。

トラックのナンバーから運送会社を割り出し、中屋と大町は運送会社に急行。伸次を逮捕したが指紋からその男は容疑者の兄・竜夫で手配中の伸次とは無関係の双子だったことがわかる。

誤認逮捕に異常な怒りを表す竜夫を釈放し、密かに中屋は尾行を開始。伸次が現れたところを捕らえ大町に引き渡した。だが長野県への護送途中、伸次は大町を殴打し逃亡する。

黒木警視は16年前に大町が担当したある畜産農家の惨殺事件を思い出した。犯人は坂本兄弟の父親・坂本由松で判決は死刑。数年後、別の容疑で逮捕された男・古田から意外な事実が判明する。

Gメン75 第130話 一卵性双生児殺人事件 解説・見どころ

Gメン75 第130話 一卵性双生児殺人事件
  • 冤罪が招く悲劇と冤罪のきっかけ、責任の所在
  • 黒木警視の見解
  • 中屋刑事が警官を目指すきっかけになったエピソード
  • 暴走トラックVS白バイ・カーアクション
  • 黒木警視の趣味発覚!

スリリングなカーアクションで始まった今回。そしていつになくなごやかな雰囲気で始まるGメン本部での一幕。その後に展開するドラマは警官だけではなく司法全体への警鐘が感じられる。

高久進脚本の眼の付け所にも脱帽の社会派ハードボイルド!

憎悪に燃える双子の兄弟の目線を絡め、取り返しのつかない結果を招いた初老の警官の苦悩を中屋刑事を通して描かれる1977年度の傑作!

難しい二役を見事に演じきる峰岸徹氏や、同一画面で二役を自然に映す映像テクニックなど見所も多い。

画面から目が離せなくなる重厚な展開から一気に鮮烈なカーアクションへと突き進むクライマックス!静と動のバランス感覚は『キイハンター』などで培われた制作スタッフの力量が感じられる。特に白バイとトラックのカーアクションは「Gメン75」の中でも一級と感じる。捨て身のスタントマンにも拍手。

ボスの趣味!Gメン75 黒木警視(丹波哲郎)は自宅での花の栽培がお好き

Gメン75 第130話 一卵性双生児殺人事件

意外にもボス・黒木警視の趣味は「花づくり」であることが判明する。殺伐とした人生の裏も見る仕事柄か家庭ではのんびりと暮らしている黒木ボスの姿が想像できる。

黒木警視の私邸登場
Gメン75 第121話 「パトロール警官と女性連続殺人の謎」

Gメン75 中屋刑事(伊吹剛)の故郷が長野県千曲市であることが判明する!

Gメン75 第130話 一卵性双生児殺人事件 解説・見どころ
Gメン75 第112話「宇宙食の恐怖」で中屋刑事(伊吹剛)は地方出身であることに触れていたが、今回で長野県・千曲市出身であることがわかった。

中屋が柔道に長けている理由も大町部長刑事との一件が発端だったかもしれない。

放送当時、長野県・千曲市は存在しない架空の市だったが、その後実在する市になってしまった実際の千曲市)。後のGメン75 第221話海抜3170米の空中ブランコ」でも帰省した中屋刑事の姿を楽しむことができる。

Gメン75 第130話 一卵性双生児殺人事件 当時の記事

Gメン75 第130話 一卵性双生児殺人事件
※出勤前に暴走トラックに痛い目に遭った中屋刑事は運転手にお灸を据えようと犯人洗い出しに躍起となる。容疑者は中屋と同郷で全国指名手配の男と判明する。

出典:毎日新聞

Gメン75 第130話 一卵性双生児殺人事件
※上京した地元警察の部長刑事と容疑者を逮捕した中屋は、地下取調室で締め上げている途中、逃走中の犯人でないことが証明された・・・!

出典:週刊テレビ番組

Gメン75 第130話 一卵性双生児殺人事件
※週刊TVガイドにも写真があったが、おそらく上記新聞、雑誌とは違うカットだったと思う。当時切り取ってカセットテープのパッケージにも流用していたことから中屋刑事らのアップ写真だったハズ。。

出典:週刊TVガイド
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