あらすじ

キイハンター 第48話 死刑台から来た男

キイハンター 48話は、東京地方裁判所での公判中、風間(千葉真一)・島(谷隼人)の眼前で人質を取って逃亡した被告(中村敦夫)!毒ガス密造組織を暴く黒木鉄也(丹波哲郎)たちキイハンター

第48話 死刑台から来た男
(共同調査:NWP夏目プロダクツ)
仮題 -(台本#-)
シリーズ名
放送 69.03.01
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 村上俊郎
監督 佐藤肇佐藤肇・回顧録
役名(台本)
出演 黒木 啓子 ユミ 風間
主演 黒木鉄也・以下全員
ゲスト 中村敦夫
渥美国泰
堀井永子
中原弘二
河合絃司
木川哲也特別機動捜査隊/佐野刑事)
林宏
ジェット・クリティセン(ジェット・クリストセン)
亀山達也
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
都健二
某国
タイアップ
ロケ地
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備考 次回予告にゲスト名表記あり

キイハンター 第48話 死刑台から来た男 あらすじ(ストーリー)

伊佐山徹という男から重宗博士の娘・千秋に、五千万円の身代金要求があった。彼女の友人で、科学者・クリスティーヌを誘拐したという。事件を知った国際警察は、身代金の取引場所に黒木鉄也らキイハンターを潜ませ、伊佐山を逮捕させた。

伊佐山は、自分の裁判の傍聴券を黒木のもとへ送ってきた。場所は東京地方裁判所。公判中、伊佐山は一瞬の隙をつき、傍聴席にいた千秋を人質に逃走を計った!風間洋介と島竜彦は彼を取り逃がしてしまう。

そして伊佐山は重宗博士に要求を突き付けて来た。国際的に使用を禁止されている毒ガス・CH3N2をよこせという。

黒木は、伊佐山がなぜ毒ガスを要求したのか不審に思い、博士の研究所に出向くがそこで重症を負った伊佐山を発見する。重宗博士は黒木にある要求を突きつける。 

キイハンター 第48話 死刑台から来た男 解説・見どころ

キイハンター 48話
  • 公判中の東京地方裁判所から傍聴人を人質に脱走した男
  • 刑事ドラマ+スパイ映画タッチのハードボイルドサスペンス

木枯らし紋次郎こと中村敦夫氏をゲストに迎えた豪華版。毒ガスを製造、密売する組織を暴く黒木鉄也らキイハンター全員の活躍をスリリングに描く。

黒木は医学の知識もあるということが判明するシーンもありビックリ。

組織を暴く為の最後のどんでん返しが見もの。今回で黒木ははじめて「国際警察の黒木さん」と呼ばれていた。いよいよキイハンターは私立探偵風の集団から”警察の特殊スタッフ”という側面を打ち出してきた。

※今回の黒木の部屋の住所:千代田区霞が関2-1 霞が関ビル25-38号

今回のお休みは、なし!

キイハンター 第48話 放送当時の記事

キイハンター 第48話 死刑台から来た男
※国際的な科学者の娘・千秋を人質に裁判所から逃亡した被告・伊佐山

キイハンター 48話
キイハンター 48話
※放送当日の土曜夜9時番組欄。
キイハンター 48話
※放送週の週刊TVガイド誌掲載の読者人気番組ランキング。アクションドラマ系では「キイハンター」のほか「ザ・ガードマン」、「七人の刑事」が票を集めていた。特にこの時期の「キイハンター」人気は上昇傾向で「ザ・ガードマン」に肉薄するほどだった。
キイハンター 48話
※放送週の週刊TVガイド誌掲載視聴率ランキング。当時は「関東」のみならず、「関西」そして「名古屋地区」の視聴率も掲載されていた。各地で「キイハンター」人気が高まっていたことがうかがえる。

集計は、1969年2月3日~2月9日なので、「キイハンター」なら45話「死体置場で今晩は」(1969年2月8日放送)の視聴率と思われる。

出典:週刊TVガイド(1969年3月7日号)

キイハンター 48話
※そしてさらにこの時期に、60話「パラシュート殺人部隊」から加入する川口浩氏に関する予告記事も公開されていた。当初4月の改変期から登場する予定だったが、何らかの事情で延期されたようだ。川口浩氏の加入編告知に関しては、50話「空中サーカス強盗団」放送週の少女雑誌でもお知らせが掲載されていた。

番組の人気上昇に伴い、レギュラーの出演調整も厳しくなったため増員に走ったことが明かされている。

以下当時の国産アクションドラマ(特撮含む)、刑事ドラマを番組表から拾って紹介しておこう。

土曜日:21:00~「キイハンター」(TBS系)
日曜日:19:00~「怪奇大作戦」(TBS系)
    21:30~「プロファイター」(日テレ)
月曜日:22:00~「七人の刑事」(TBS系)
火曜日:20:00~「東京コンバット」(フジ系)
水曜日:22:00~「特別機動捜査隊」(NET系)
木曜日:-
金曜日:21:00~「東京バイパス指令」(日テレ系)
    21:30~「ザ・ガードマン」(TBS系)

ちなみに小学二年生の自分が大人の番組を鑑賞できたのは「怪奇大作戦」「キイハンター」のみ。全て親と鑑賞していたはず。この頃の自分の試聴番組は番組表に基づき記憶を手繰って行くと・・・。

土曜日:19:00「巨人の星」
    19:30「お笑い頭の体操」
    20:00「素浪人花山大吉」
    21:00「キイハンター」
日曜日:19:00「怪奇大作戦」
    19:30「怪物くん」、以降記憶に無し
    21:00「すばらしい世界旅行」(たまに)
月曜日:18:30「夕焼け番長」
    19:00「ひみつのアッコちゃん」、以降記憶に無し
火曜日:18:30「夕焼け番長」
    19:00「サスケ」
    19:30「そっくりショー・日本一!」
水曜日:18:30「夕焼け番長」
    19:00「ドカチン」
    20:00「銭形平次」
木曜日:18:30「夕焼け番長」
    19:00「意地悪ばあさん」
    19:30「チャコとケンちゃん」?「クイズ・タイムショック!!」?「河童の三平 妖怪大作戦」?
    ※21:00からの「佐武と市捕物控」が見たいなと思っていたが叶わず。
金曜日:18:30「夕焼け番長」
    19:00「赤かて!白かて!」以降記憶に無し
    20:00「インベーダー」か「プロレスリング」     

なお、この週のTVガイド誌には「プレイガール」(新番組)の解説記事も掲載されていた。

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