あらすじ

キイハンター 第253話 女体に捧げる犯罪

キイハンター 253話

キイハンター 253話は、刑事ドラマ編!10年という歳月の壁と学友のマドンナだった女(三条泰子)の虚栄心。国際警察特別室員・小田切慎二(中丸忠雄)の眼前で暴かれる殺しの真相

第253話 女体に捧げる犯罪 
(共同調査:NWP夏目プロダクツ)
仮題 -(※台本#-)
シリーズ名
放送 73.02.03
脚本 池田雄一
撮影 村上俊郎
監督 小西通雄
役名(台本)
出演 啓子 ユミ 小田切
主演 小田切慎二
ゲスト 河原崎長一郎
三条泰子
太刃川寛
中井啓輔
河合絃司
室田日出男
田川恒夫(田川勝雄、田川勝男、特別機動捜査隊/田川鑑識員、水野鑑識員)
山田甲一(山田光一)
ロルフ・ジェーサー(ロルフ・ジェッサー)
某国
タイアップ
ロケ地 山梨
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番組設定 キイハンターとは
備考

キイハンター 第253話 女体に捧げる犯罪 あらすじ(ストーリー)

国際的な産業スパイ・折原徹が日本に舞い戻ってきたという情報をつかんだ国際警察特別室の小田切慎二は部下の壇俊介とともに捜査を開始した。折原は10年前、城北大学を優秀な成績で卒業し一流の貿易商社へ就職したエリート商社マンだった。その折原がなぜ産業スパイ組織の一員になったのか。

警視庁からの電話を受けた壇は、マークしていた折原がなんと死体で発見されたことを知る。現場に出向いた小田切と壇は、所轄署捜査員から折原の死因が交通事故死だと聞かされたが、どうしても交通事故死という事実を受け入れられない。

折原は国際警察が追っていたシモンズが率いる国際的な産業スパイ組織の一員だ。警視庁の見解とは異り、折原は何らかの事情で殺されたのではと小田切は睨む。

現場検証していた捜査員から壇は、折原が所持していたホテルのルームキーを受け取った。小田切は手掛かりのルームキーを持って折原の宿泊していたホテルへ向かう。聞き込みを開始する中、フロントクラークから耳寄りな情報が得られた。

折原は死ぬ前日、隣室の女性と深夜外出していたことが判明する。捜査線上に浮かんだその女性は財界のボス・西条の娘、恵美。彼女は10年前、城北大学の学生で折原とは同窓生だった。事件の鍵は恵美が握っていると考えた小田切は、彼女の足取りを追って大学時代の交友関係を洗う。

キイハンター 第253話 女体に捧げる犯罪 解説・見どころ

キイハンター 第253話 女体に捧げる犯罪
  • Gメン75「追想」の原曲をメインBGMに添えた作品
  • 小田切慎二の京急内での尾行シーンに流れる「追想」の原曲
  • 大学の学友たちのあこがれだった女性の隠された虚栄心と人間関係の末路

今回は、Gメン75 第53話「殺人ドライブの謎」の基となったプロットが堪能できる。

10年前城北大学の学友たちのマドンナだった女性。その隠された虚栄心と人間関係の末路をGメン75「追想」の原曲をメイン劇伴に沿えてもの哀しく謳い上げるハードボイルド作品。

10年という歳月は人を変える。Gメン75でも幾度となく登場したセリフのほか、キイハンターでは珍しい地下鉄車内での尾行シーンなどが逆に新鮮。

小田切慎二(中丸忠雄)の捜査シーンにGメン75 結城警視正(中丸忠雄)の現役時代を思い浮かべて見てしまう方がいるかも?!

今回のお休みは、ボス(丹波哲郎)、FBI(川口浩)、風間くん(千葉真一)(サブタイトル別出演ランキングはこちら

キイハンター 253話

キイハンター 253話 当時の記事

キイハンター 253話
※Gメン75「追想」の原曲をメインBGMに添えた男と女のサスペンス!

出典:週刊TVガイド 1973年2月9日号
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