Ｇメン75 353話は、草鹿刑事（鹿賀丈史）最後の主演作品！少年法第20条に守られた男。自分を慕う見習い看護婦（三浦リカ）が被害者であることを知る草鹿刑事
| 第353話 白衣の天使連続殺人事件 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 仮題 | 白衣の天使連続殺人事件（シナリオ#353） | |||||||||
| シリーズ名 | － | |||||||||
| 放送 | 82.03.20 | |||||||||
| 脚本 | 高久進（池田和雄、井口真吾） | |||||||||
| 撮影 | 吉田重業 | |||||||||
| 監督 | 山内柏 | |||||||||
| 役名（台本） |
今井和代（19歳）※今井刑事の妹 今井タエ（45歳）※母親 今井刑事 北山孝雄（20歳）※4年前の時点で19歳と11か月 野尻（40歳）※たこ焼き屋 佐久間警部（45歳）※捜査主任 大津刑事 有坂刑事 妹尾(25歳）※ガードマン 町工場の主人 女房 裁判官 刑事Ａ 看護婦Ａ 看護婦Ｂ 看護婦Ｃ ホステス ＯＬ |
|||||||||
| 出演 | 黒木 | 立花 | 草鹿 | 古田 | 風間 | 陽子 | － | － | － | － |
| 主演 | 草鹿刑事 | |||||||||
| ゲスト |
新井康弘 三浦リカ 砂塚秀夫 八木昌子 大下哲矢 西本裕行 丸岡奨詞 辻輝彦 真田五郎 岸野一彦 松浪志保 山田光一（山田甲一） 内藤路子 吉田由美子 明石憬子 長谷川広 六井ゆり 中林由利子 八百原寿子 清水睦代 杉山孝（杉山孝次） |
|||||||||
| タイアップ | － | |||||||||
| 類似プロット | Ｇメン75 233話「金髪女性連続殺人事件」 | |||||||||
| 撮影日 | － | |||||||||
| ロケ地 | － | |||||||||
| 収録 |
(1)FOREVER：－ (2)BEST SELECT：－ (3)BEST SELECT（女Ｇメン編）：－ (4)DVD－COLLECTION I：－ (5)DVD－COLLECTION II：－ (6)SELECTION一挙見Blu-ray（＝DVD1～5）：－ |
|||||||||
| 備考 | － | |||||||||
Ｇメン75 第353話 白衣の天使連続殺人事件 あらすじ（ストーリー）
深夜就寝中の看護婦ばかりを襲う暴行殺人事件が多発していた。ある朝、草鹿刑事の下宿先であるラーメン屋・昭福軒に所轄署の大津刑事がやってきた。捜査本部まで同行するよう告げられた草鹿は驚きの念を隠せない。
殺された看護婦・今井和代の日記に「Ｋ」という頭文字が書かれてあり捜査線上に浮かんだのが草鹿刑事だったのだ。
草鹿と和代は面識があった。４年前、捜査一課に在籍していた草鹿はある事件を同僚の今井刑事と追っていたが、今井は犯人に刺殺され殉職。その今井の妹が和代だった。
その後、和代は看護婦を目指す為岩手から上京し草鹿が保護者代わりになっていた。
草鹿は、上京した母・タエから見せられた和代の手紙に自分への思いがつづられてあったことを知る。
捜査本部の資料を洗い直す草鹿は、北山孝雄という男に目が止まる。北山は４年前今井刑事を殺した男だった。しかし当時北山は20歳にわずか1か月足らなく少年法第20条により守られていたことを草鹿は知る。
Ｇメン75 第353話 白衣の天使連続殺人事件 解説・見どころ
- 看護婦連続殺人事件の被害者の一人は草鹿刑事を慕う女性
- 捜査線上に浮かんだ青年は元同僚を殺した男
- 男は当時19歳11か月で少年法20条によって守られていた
今回は、233話「金髪女性連続殺人事件」と同一プロット。草鹿刑事最後の主演作品でもある。
草鹿を慕う看護婦の殺人事件を担当させてほしいと黒木警視正に願い出て所轄署捜査に合流。しかし怒りの感情が高ぶってやりすぎ捜査になってしまう。
警官であると同時に感情のある人間だと黒木警視正に言い放つ草鹿の熱いキャラも描かれる。
たった１か月の差で未成年扱いとなる少年法の甘さにも焦点を当てながら、深夜の大都会に潜む姿を見せない凶悪犯の意外な正体と一ひねりした展開が見もの。
Ｇメン75 第353話 白衣の天使連続殺人事件 当時の記事
※看護婦が連続して刺殺される事件の被害者に草鹿刑事を慕う和代がいた。執念の捜査を続ける草鹿だが犯行の手口が二通りあることが判明する。
※追いつめた男は和代殺しの犯人でないことがわかり、男から鉄拳の制裁をくらう草鹿刑事。
Ｇメン75スペシャル「特報・パターンＡ」
353話終了のあと、歴代レギュラー全員が１カット紹介されるというパターン（Ａ）の「特報・Ｇメン75スペシャル」が放送された。この特報は、本放送から26年後の2008年11月29日（土）にCS・ファミリー劇場でも見ることができた。（特報音楽：ピエールポルト「黄金色の嵐」）
尚、354話「吾輩は人喰い猫である」の後の特報は、ピックアップした数人のレギュラーとストーリー解説もつけたパターン（Ｂ）だった。
