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 Gメン75スペシャル−帰って来た若き獅子たち−
 
 2000.10.23(月)21:00〜22:54 月曜ドラマスペシャル
   
1975年5月から82年4月まで足掛け7年に渡って放映された「Gメン75」の新作。スリルとハイテンションなアクションを
伴い再び帰って来た!!

                               


変装の達人!!警部・鬼沢平吉のファイルE」続編
原題 @「Gメン75スペシャル 帰ってきた若獅子たち」
原題 A「Gメン75スペシャル 帰ってきた若獅子たち 骨髄移植のため護送中の凶悪犯が
                   刑事を人質に脱走?」
                  
原題 B「Gメン75スペシャル 帰って来た若き獅子たち 骨髄移植のため護送中の凶悪犯が
                   刑事を人質に脱走?」
                   
原題 C「Gメン75スペシャル 帰って来た特異な才能を持ったスペシャリスト達!!
                   カーチェイス ガンアクション!激流下り!スリルあふれる
                   囚人護送作戦開始!!」




(脚本)横田与志(撮影)佐多賀 剛、宮本 旦(監督)山口和彦
(プロデューサー)
近藤照男、斉藤勢津子、堀長文
(プロデューサー補)
多賀さつき
(照明)本田純一、福田 真、堤 義典、速川英明
(録音)谷村彰治、舛森 強、赤沢靖大
(スクリプター)高橋久美子
(VE)石川友一
(CA)米良浩一
(編集)河原弘志
(VTR編集)石川高史
(効果)
原田千昭
(整音選曲)
山本逸美
(装飾)
大晃商会 高桑道明、尾関広臣、樺沢幸子
(美粧)
入江美粧 入江荘一、入江正幸
(衣装)
東京衣装 山田夏子
(助監督)金 佑彦、小波津靖、大石健太郎
(製作主任)赤坂幸隆、根津文紀
(製作担当)鈴木勝政 
(番組宣伝)反町浩之<TBS>
(スチール)加藤 徹<TBS>、阿部昌之
(擬闘)山岡淳二<JAC>
(特殊メイク製作)江川悦子、寺田まゆみ、神田文裕

(テーマ曲)Gメン75のテーマ
(作編曲)菊池俊輔
(主題歌)面影
      作詞 
佐藤純彌  作曲 菊池俊輔  唄 水森かおり
      <徳間ジャパンコミュニケーションズ>
(劇伴編曲)義野裕明
(衣装協力)潟~ズワン、flg co LTD、LANCEL、サンローズ、アブロード
(美術協力)SHOEI、テルモ株式会社、日本光電、フクダ電子株式会社、Vertex Standard
(撮影協力)さがみ湖ピクニックランド、東放学園専門学校、社団法人 静岡県航空協会
(技術協力)
映広

上記スタッフ、法人名で、オレンジ色は従来からの担当

(出演)碓井猛<今井雅之>広瀬乃理子<山口いづみ>小田嶋本部長<平泉盛>
     北村巡査部長<亀山忍>友田和彦<黒田アーサー>所轄署署長<出光元>     
     友里千賀子、岡本美登、益田てつ、羽村 英、清水武子、備瀬貴之(子役)
     中島玲奈(子役)、ジャパンアクションクラブ、タカハシレージング
     梅津 栄、山本 緑、近江七恵(キャスター)

(ナレーター)槙 大輔
(制作)近藤照男プロダクション、TBS


− 概 要 −

レギュラー  
    
 

警察庁・特別捜査室
黒木警察庁長官 丹波哲郎
鬼沢平吉警部 小林稔侍
結城肇警部補 京本政樹
小森四郎刑事 春田純一
白川達也刑事 赤坂晃
高木圭子刑事 斎藤陽子
   





☆感想

放送開始から25年、終了から17年という経年変化は致し方ないものがあるものの、
往年の雰囲気に近づけようとするスタッフの心意気は充分伝わってくるものがありました。
ただ、当時の切れ味があったかというと、手放しで賞賛できるものではなかったと
思います。

まず残念だった事は、警察の不祥事という現実的なテーマにもかかわらず、視聴者への
訴求力は今一歩という構成だったこと。
同じBGMの多用で、クライマックスでの盛り上がりに欠けたこと。
オープニングが従来のようなロングバージョンではなかったこと。
そして、やはりビデオ撮影はフィルム撮影と比較して迫力に欠けること。

しかし、テンポの良い展開、反権力志向など、往年のスピリッツは、
懐かしい名場面の再現とともに随所に生かされていて楽しめました。
滑走路での横並びシーンやテーマ曲、アイキャッチの復活は、まさにファンが待ち望んで
いたGメンらしさの復活であり、嬉しかったです。

75年当時のGメンは、警察から選び抜かれた精鋭という設定でしたが、今回は
リストラされた警官だが実は精鋭揃いという身近な組織に設定変更されたことが
時代の流れを感じ、かつ新鮮な魅力を生み出していたと思います。
鬼沢室長の変装シーンや結城警部補のトランプ投げ、民間人の警官採用
など、劇画チックな要素には、Gメンという観点から考えると無理があると思いますが、
面白い設定ではあったと思います。

「Gメン75」というタイトルの使用は、東映側との並々ならぬ交渉が推察できます
が、ファンにとっては嬉しいタイトルの復活でもありました。
細かい点を挙げれば、往年のGメンとの違いばかりが目に付きますが
ヘリコプターアクションや、山中、渓谷での体を張ったアクションは「キイハンター」
の流れを組む元祖アクションドラマとしての面白さがありました。
懐かしい雰囲気いっぱいのひとときをプレゼントしていただいたスタッフ
の皆様の思いに感謝の意を表したいと思います。


☆ストーリー
>>参考:キイハンターNo.23  /Gメン75No.46 /Gメン75No.193〜194

Gメンは黒木警察庁長官直属の尖兵として再編成されていた。
警官殺人未遂の容疑者・碓井の護送を要請された特別捜査室(Gメン)。
碓井は急性骨髄性白血病患者を救う為のドナーでもあった。
結城警部補と小森刑事が護送の任務にあたるが、碓井は小森の拳銃を奪い逃走を計る。奪い逃走を計る。
とっさの判断で、自分と碓井を手錠で繋いだ結城だが、県警は、碓井射殺命令を下し
異常な山狩りを開始する。何と県警狙撃部隊の銃口は結城にも向けられたのだ。

黒木警察庁長官は、室長の鬼沢警部に二人の身柄確保を司令。身柄確保を司令。
高木圭子刑事は、ヘリコプターで現地へ飛ぶ。



 Gメン75スペシャル 東京・北海道 トリック殺人事件>>



 

                                                               
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