プロフェッショナル・キイハンター、次の赤いシグナルは・・・


 
No.22 悪党ダービー     
       
 68年8月31日放映)
 
 

 脚本・高久進  撮影・下村和夫  監督・小西通雄 
 出演者・黒木、啓子、島、ユミ 
 主役・黒木
 ゲスト・露口茂、弓恵子、山岡徹也、永山一夫
     中村孝雄ほか

 
























 

 ☆八百長レースで大もうけを企む私設馬券屋。
 今回は悪質な私設馬券屋組織と戦う黒木の
 活躍をハードボイルドタッチで描く。

 「太陽にほえろ!」でお馴染みのヤマさんこと
 山村警部補役の露口茂氏が初のゲスト出演。
 記憶喪失の狙撃者役を好演する。
 当時人気子供番組だった「ブーフーウー」
 (NHK)で狼さん役の権秉純(永山一夫)氏も
 ゲスト出演。 
 組織と死闘を展開するクライマックス。ボスの
 ボディ・アクションも冴えわたる!
  

−あらすじ−
 崖下で傷を負っていた男を島が救出した。
 男は記憶喪失で、競走馬の名を口走るのみ
 だった。視力も弱っている。
 ある日、麻由美という女性が訪ねてきて、
 男の名は、<伊吹英男>ということが判明
 する。しかし、伊吹は麻由美のことも知らない
 という。
 その夜、病院に忍び込んだ男が伊吹のベッド
 にサイレンサーを放った。
 黒木が駆けつけたとき、伊吹の首を絞めていた
 男は逃走。姿を消す。
 黒木は、伊吹を競馬場へ連れて行き、彼の
 記憶を取り戻し真相を探ろうとする。
 伊吹の指の動きを見た黒木は、彼がプロの
 狙撃者ではないかと睨む。
 伊吹とともに過去を探って行くうち、八百長
 レースを仕組む組織の存在を突きとめる。
 伊吹は、本命馬の鼻スレスレに銃弾を
 撃ちこみ、大穴を得る不正行為の片棒を
 担いでいたことが明かになる・・・。



 




No.23 
必死の逃亡
         1:3 
             68年9月7日放映)
 
 

 脚本・三芳加也 撮影・林七郎 監督・山田稔
 出演者・黒木、啓子、ユミ、風間
 主役・風間
 ゲスト・草野大吾、田島和子、牧田正嗣、
     小瀬朗、河合絃司ほか

 

















 
 
 ☆群馬県谷川岳一ノ倉沢での山岳アクション編。
 ドラマの中での風間は、山好きという設定である。
 
近藤照男氏のドラマでは、以後、山岳アクションモノ
 が、必ず企画されている。
 「Gメン75」でもNo.221「海抜3170米の空中ブランコ」
 での中屋刑事の活躍などが思い起こされる。
 今回は手錠で繋がれた風間とギャングが銃弾を
 かわしながら山越えをし、追い詰められた風間らが
 崖から飛び降りるという何やら「
Gメン75スペシャル−
 帰って来た若き獅子たち−
」の原点を思わせる
 シーンも・・・。今回は島ちゃんがお休み。

−あらすじ−
 
深夜、東京の信用金庫から一億四千万円を奪った
 ギャング・柴山と男女の仲間二人が逃走した。
 谷川岳へ逃走した柴山は地元警察の刑事に発見され
 逮捕されたが護送中、刑事の拳銃を奪って逃走。
 手錠のまま山岳地帯に姿を消した。
 その谷川岳では、風間がバカンスを楽しんでいた。
 風間が登山途中、身を寄せたロッジに現れた直美と
 いう謎の女性。彼女は何者なのか?
 その時、学生が傷だらけで運び込まれてきた。
 手錠の男にリュックを襲われたという。
 風間は、逃走する銀行ギャングの仕業ではと睨み、
 行動を開始する。
 一方、手錠をかけられたまま山中を逃走する柴山を
 狙う男がいた。男は直美と同じ柴山の仲間だった。



                                         ☆戻る

                                         ☆TOPページへ戻る