Gメン75エピソード・ガイド 制作エピソードがない作品はあらすじのみ紹介して行きます。 |
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![]() ↑No.59 ヤマトンチュウに俺達の 気持ちがわかってたまるか! ![]() ↑No.60 ここは4年前、米軍の 占領下にあったんです・・ ![]() ↑No.61 ・・・・・・・・・・・・・・・・・! |
沖縄シリーズ第一弾 No.59 東京−沖縄 縦断捜査網 (脚本)高久進(撮影)下村和夫(監督)鷹森立一 (出演)川地民夫、范文雀、織田あきら、森川千恵子、原泉、B.マクマホン、D.フリードマンほか (協力)沖縄ヒルトンホテル(主題歌)『追想』に変更 沖縄シリーズ第二弾 No.60 暑い南の島 沖縄の幽霊 (脚本)高久進(撮影)下村和夫(監督)鷹森立一 (出演)川地民夫、范文雀、織田あきら、森川千恵子、ブライアン・ビンガム、E.アルテンバイほか (協力)沖縄ヒルトンホテル 沖縄シリーズ第三弾 No.61 沖縄に響く痛恨の銃声 (脚本)高久進(撮影)下村和夫(監督)鷹森立一 (出演)川地民夫、范文雀、織田あきら、森川千恵子、原泉、オスマン・ユスフ、テレンス・ヘリーほか (協力)沖縄ヒルトンホテル −あらすじ−<参考:Gメン82No.1> ![]() ☆番宣の元写真。 旧・那覇国際空港。現在(2012年11月時点)の那覇国際空港はここから 徒歩約10分くらいの場所にある。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Gメン75で沖縄シリーズの後に、シリーズもの無し・・と評価する声もある社会派作品の 連続3部作。琉球と呼ばれていたアメリカ占領下の沖縄で起きた軍事裁判。米兵による 女子高校生暴行殺人事件の矛盾した判決に、今もなお渦巻く極東アジア防衛戦略のもとに 据え置かれている米軍基地問題を絡め、日本とアメリカ、日本と沖縄の歴史にまつわる 戦争がもたらした悲劇を鋭くえぐった秀作。 シナリオ段階では、3部作ではなく、二部作。 ![]() ![]() ![]() 作品ができるまでのエピソードは、既に東映ビデオから発売されているGメン75DVDボックス 第二弾・BEST SELLECYION BOX封入の解説本に、高久進氏の手で記されてある。 シナリオでは描けていない戦場を離れた米国軍人の様子や、薩摩藩の琉球侵略を語った 小田切警視と響刑事のやりとりなどが肉づけされて、本編3部作として映像化された。 当時、番組制作スタッフの声として聞いたことであるが、沖縄編をこのようなテーマに する際、プロデュース側とスポンサーとの間でかなりやりとりがあったそうだ。 沖縄シリーズ三部作には、Gメン75ならではの魅力のひとつ。フィクションに現実を取り込む 手法による社会への問題提起がなされてある。 沖縄の惨劇や問題を知らない視聴者の目線と、響刑事の目線を重ねて描く手法も上手い。 この作品のテーマのもとは、73年に放送されたアイフル大作戦の沖縄編「東京−沖縄 華やかな大追跡」である。登場人物も一部被っているので、合わせて観ると、興味深い。 Gメン75では、後のNo.232「幽霊殺人」でも沖縄の問題を描いている。こちらでは、戦争当時、 米軍に追い詰められた日本軍により子供を虐殺された家族のその後が描かれてある。 Gメン75では、戦争の悲劇がもたらした人間模様を抉っているが、続くGメン82第一話の 沖縄編では米軍基地なくしては成り立たないであろう現地の生活事情にも触れている。 Gメン75単独の劇場版はないが、当時のお茶の間では、”ドラマ・Gメン75”は、スイッチ一つで 手軽に視聴できる劇場映画のようであった。実に贅沢な時代である。 テレビドラマと呼ぶには惜しい大作映画と言っても過言ではないシリーズ。 ぜひ未見の方も、手にとって一度ご覧いただければ・・・と思います。 |