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メン82制作エピソード  
  −今回は「週間TVガイド」「週刊テレビ番組」誌番組解説欄より要約引用

 ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。
 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。
 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には
 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。
 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。
 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _)


  

  
 
   
 

 GメンVS沖縄米軍!
 再び・・・
 
 
 ↑

 CBC(愛知)の
 新番組紹介より館山での
 オープニング撮影シーン
 

 

  
 No.1 Gメン VS 
      白バイ強盗団 
            (脚本)高久進(撮影)下村和夫(監督)佐藤純彌
            (協力)JAL日本航空、沖縄グランドキャッスル
            (出演)峰岸徹、岡まゆみ<加納亜紀>、堀田真三、好井ひとみ<早坂かおり>、
            原田樹世土、中田譲治、高品正広、木村栄、岩井泉、ピーター・トラモルド、ジョセフ・グレース、
            クレメインズ・スモルゴー、与儀英一、山口正一郎、内田朝雄

 
沖縄全景空撮エピソード
 第一回、舞台が一転、沖縄へ飛ぶ際の空撮シーン。
 これは、1973年8月に放送された「ロボット刑事」No.19「沖縄の海に謎を追え!!(沖縄ロケ前編)
 から流用された資料映像であることがわかった。

 なお、1973年12月、74年1月に放送された「アイフル大作戦」の沖縄編と76年7月の「Gメン75」沖縄編
 では使われていない。

 

 
ロボット刑事
 

 ▼Gメン82
 

 
▼ロボット刑事
 

 ▼Gメン82
 
 


 

 
九州地方の新聞記事

 
ストーリー解説は、下記中日新聞と同じ。番宣写真は、新Gメン・3名のショット。中日新聞は島刑事をカット。
 スペースの関係上、やむを得なかったに相違ない。 

 
今秋、復活「Gメン75」が「西部警察」に挑戦  (週刊TVガイド誌より)
 ハードボイルドタッチの刑事ドラマとして人気のあった「Gメン75」(TBS系)が、今秋、茶の間
 に帰って来る。二時間ドラマ「ザ・サスペンス」の犠牲となり、三月いっぱいで姿を消した
 「Gメン75」は七年間続いた人気番組だった。終了時には視聴者から”打ち切り反対”の
 電話、投書が殺到。中には三百人の反対署名を集めた高校生もいたほど。
 十月から日曜夜八時台で復活することに決まった”Gメン”について「丹波さん、若林さんが
 出演するので、”Gメン”をスライドさせた形になりますが、タイトルについては、検討中
 です。」(編成部)・・・(後略)

若手刑事でリフレッシュ 帰って来た”Gメン”一家  (週刊TVガイド誌より) 
 「目立とう刑事に徹しますヨ。自前のジャンプスーツ(三十万円)を着て、ギンギラに迫り
 たい」(清水)というように、早くも「西部警察」三浦友和を完全に意識しているようだ。
 丹波哲郎はレギュラーメンバーとの打ち合わせの席上「新シリーズにあたり、君たち一人
 一人に拳銃を買ってあげよう」と発言。これには一同びっくり。「上野のアメ横に行って、
 各々の個性にあったモデルガンをね」に、スタッフ納得。

 

ホットアングル「Gメン82」  (週刊テレビ番組誌より)
 オープニングの撮影場所は「Gメン75」時代と同じ千葉県館山市の自衛隊の飛行場。
 8月初めの猛暑の中での撮影でスーツをビシッと着込んだ丹波や若林らは汗ダク。
 カメラを引いて撮るので足並みをそろえて歩くのは難しいのだが、今回はNGなしで
 「抜群のチームワークだ」と丹波ボスも大満足。

 第1話の沖縄ロケでの話。
 篠田三郎は昨秋、映画「ひめゆりの塔」のロケで40日間この地に過ごした経験があり
 「ぼくの第2の故郷」と大変なお気に入り。知人も多く、ロケが終わると彼らと友好を深める
 ため飛び出して行った。

 清水も昨夏は沖縄で”松林流”という空手の一門に弟子入りしていたとかで、この地方を
 熟知している。白のコットンパンツに白シャツと暑さに対する防備も万全でロケを満喫。
 休み時間には琉球舞踊の衣装を着た沖縄娘と一緒に見物人のカメラに納まるなど
 サービス係もつとめていた。

 一足早くロケから帰った三浦浩一は、同じころ愛妻・純アリスと生後1ヶ月の長男・悠人
 くんのお宮参りに出かけた。たくさんの報道陣を前に「生れてきた息子のためにも頑張って
 親父としての代表作にしたい」ときっぱり。

  
  
週刊テレビ番組/Gメン82特集「シナリオ再現」
 
 
【樋口祐三プロデューサ(TBS)ーの話−】
 3月に「Gメン75」が終了した時から10月に再登場することはほぼ決まっていました。
 ハードな撮影を8年続けて来た俳優やスタッフにはよい充電期間になったと思います。
 固定ファンが多いので再登場に当たってはあえて大きな変化を避けましたが、三人の
 新刑事の加入でファッショナブルな魅力が倍増。視聴率の激戦区ですが、社会の中の
 人間を描く姿勢で頑張ります。

それ以上近づくと侵略です!みんなで進出!? (おそらく・・・「週刊明星」誌より)
 
注:当時の切り抜きの為、掲載誌の詳細は不明です。参考資料としてご覧下さい。
    当時、アジア各国で問題になった第二次世界大戦中の日本軍の軍事行為が侵略か?進出か?という
    教科書記述。この問題を絡めたタイトルが懐かしい。就職試験の面接でもよく話題に出されました。
    以下、掲載記事より抜粋。

 うだるような夏の盛り。見物客の服装に反して、なんと丹波哲郎のさらにアッタカそうな
 格好!おなじみ『Gメン75』が6ヶ月ぶりに『Gメン82』となって帰ってきたのだ。
 そこでいつものタイトルバックを撮るため千葉は海水浴まっただ中の館山にやってきた。
 延々と続く航空自衛隊の滑走路で、まずはアンヨのおけいこならぬ、行進の練習。
 簡単なように見えて一列にきれいにそろって歩くのはなかなか難しい。
 そこで、丹波さんの歩幅の測定?
 篠田三郎、清水健太郎、三浦浩一ら新刑事を加えての『Gメン82』は10/17〜夜8時
 (TBS系)。

 
 ←左上には滑走路を歩くGメンのメンバー写真がありました。
 切り抜いて録音カセットテープの表紙にしてしまったことが悔やまれます。。
 
  
当時の新聞記事(左:中日新聞)
 (右:週刊TVガイド)タイトルは未定と記されてある。

 

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あらすじ− 早坂警部補、沢田刑事、島刑事 登場  番宣記事A B
 

 

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