No.242 

      ジャンボ旅客機  
         爆破事件
         
            (脚本)高久進(撮影)瀬尾脩(監督)竹本弘一
            (出演)三条泰子、早川保、南原宏治、木村元、桜井浩子、田川恒夫ほか

            
(登場レギュラー)島、ユミ / 小田切、壇
          
(主役)島、ユミ


 ☆今回はモノクロ編No.104「
足のある幽霊部隊」のリメイク。後の2時間ドラマ「軽井沢夫人
 (月曜ミステリー劇場)でも採用されたプロット。(参考:No.19「
死者からの電話」)
 面白いのが謎めいた男女の正体。視聴者の予想を見事に裏切ってくれるクライマックスは必見。
 ミステリアスなサスペンスとして楽しめる構成になっている。
 劇中の空のアクロバットシーンは大半がNo.196「
1972紅の翼 大空を行く」からの流用。
 取って付けたようなアクションシーンだが、そこはキイハンター。娯楽ムード満点のシーンに
 仕上がっている。某国大使館職員と彼の前に現われた謎の男女の心理戦が見もの。
 
−あらすじ− 
 ロンドンへ向かう国際線旅客機903便が原因不明の爆破事故を起こして消息を絶った。
 その飛行機には某国大使館職員・朝倉の妻・ルリ子が乗っていた。朝倉は妻の死と引き換えに
 三億円の保険金を手に入れていた。
 その朝倉を付けねらう謎の三人組男女。女は妻・ルリ子になりすまし三億円を手に入れようと
 計画していた。
 一方、国際警察特別室の小田切は、某国大使館からの依頼で朝倉警護の任務を負っていた。
 最近、身辺に不穏な動きをする人物がいるという。
 小田切はユミをメイドとして朝倉邸へ潜入させる。その屋敷にルリ子の親族と名乗る男・譲治が
 現われた。朝倉を付けねらう三人組の一人だ。身に覚えのない見知らぬ男の登場に困惑する
 朝倉だが、アルバムの写真には譲治としてのその男の姿があった。
 そこへ死んだはずのルリ子が現われ・・・。
 
     



    死んだはずの妻と兄と称する男が現われた・・?



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