プロフェッショナル・キイハンター、次の赤いシグナルは・・・
No.18 新ギャング同盟 (68年8月3日放映) |
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脚本・池田雄一 撮影・永井一雄 監督・小西通雄 出演者・黒木、啓子、島、ユミ、風間 主役・黒木、啓子 ゲスト・玉川良一、金内吉男、八代万智子、 丹羽又三郎、藤岡重慶、山浦栄ほか |
☆No.7「ギャング同盟」の続編。 今回は10億円を巡って、二組のギャングと黒木ら キイハンターたちの虚々実々の闘いを描く。 事件の中心人物は前回同様、ネズミこと和久井。 お馴染み玉川良一氏が憎めない悪党を好演する。 カラー編でのナンセンスギャグとは異なった軽妙 なやりとりが面白い。 個人的にはこの三人組ギャング団との死闘?が シリーズ化されていれば・・と思わずにはいられな かった。千葉真一さんの鉄橋でのアクションも 必見。 −あらすじ− キイハンターとギャング同盟を組んで、 一杯食わされた和久井が出所した。 凝りもせずに仲間とともに次の襲撃計画を練る。 今回の標的は10億円。 ナイトクラブ<カポネ>を根城にする密輸組織 の証拠を握ろうとした黒木は啓子を店に潜入させ る。密輸組織が隠した5億円を狙い、和久井ら 3人組ギャング団と黒木との闘いの火蓋が再び 切って落とされた。 そして同じく10億円を狙うダンサー・美樹の出現。 争いは一層激しくなって行く・・・。 |
No.19 死者からの手紙 (68年8月10日放映) |
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脚本・佐藤純弥 撮影・下村和夫 監督・山内柏 出演者・黒木、啓子、島、ユミ、風間 主役・島、ユミ ゲスト・斉藤チヤ子、磯部玉枝、夏川大二郎、 松本朝夫、田端高、白木マリほか ←草野刑事? |
☆原題「狂気の報酬」。 「幽霊船が呼んでいる」「亡霊は真夏の太陽の下に」 に続く島&ユミちゃん主役作品の第3弾。 劇中のアングラ・バーでの撮影は、新宿で地元の フーテン族13人を集めての撮影。 フーテン族に潜入し、事件を暴く島&ユミ・若手キイハ ンターの活躍編。 後半は後のNo.104「足のある幽霊部隊」、No.242 「ジャンボ旅客機爆破事件」、『軽井沢夫人』を彷彿と させる一級サスペンスに仕上がっている。 そして倉田保昭氏と思われる方も数カット登場。 尚、次回予告でのナレーションは一切無し。 (★荒馬宗介さま、情報ありがとうございました) −あらすじ− ユミは友人・望月美佐子の婚約披露パーティに 招かれた。彼女は豊産自動車の社長令嬢。 島を連れ立ってお祝いに向かったユミ。 そこで、婚約者・伸夫が突然大声で叫び出し、 豊産自動車への暴言を吐く。 会場で一際目を引く女性に島は不審な匂いを感じる。 伸夫は何者かにLSDを飲まされたのではないか? との疑惑が頭の中を駆け巡る。 ユミは捜査を開始。数日後、社長の望月が毒を飲んで 自殺。美佐子の兄・信治も自動車と共に海に転落死。 相次ぐ変死事件の影に謎の女の姿が見え隠れする。 女の狙いは何か?何故一家を次々に殺して行く のか? 黒木は謎の女・リカの裏に意外な真犯人がいることを 突きとめる! |