No.173 首のない 女と男の戦争 (脚本)小山内美江子(撮影)下村和夫(監督)佐藤純弥 (出演)露口茂、岩本多代、中井啓輔、長岡初恵、林宏、西本良治郎、 三島新太郎、原田君事ほか (登場レギュラー)啓子、吹雪、島、ユミ/小田切 (主役)啓子 ☆山荘に展開する密室サスペンス。 このストーリーは、No.19「死者からの電話」。No.242「ジャンボ旅客機爆破事件」 そして後の二時間サスペンス「軽井沢夫人」でも流用されたプロットを使用。 複雑な人物設定とミステリアスな展開が面白く観る者を飽きさせない。 この展開は、何度も使われたことから近藤照男プロデューサーのお気に入りだったと 思われる。もともとは映画 幽霊小判 (1960年大映)が元だったと聞くが、自分は 未見につき詳しくは語れないのが残念。詳細はコチラ。 −あらすじ− ≫参考作品No.19 No.104 No.242 軽井沢夫人 光学兵器の重要研究記録を写したマイクロフィルムが盗まれた。盗んだ女は、牧村英子 という人物で研究所所長をサポートする地位にあった。英子はフィルムを盗んでセスナ機 に搭乗。しかし大空へ飛び立ったセスナは墜落。彼女は事故死を遂げていた。 国際警察特別室の小田切は、キイハンターに捜査を依頼。啓子が行動を開始する。 啓子は、英子になりすまし姉・輝子が住む山荘へ乗り込んだ。 光学兵器研究の重要メンバーで英子の恋人だった杉崎を出せと迫る啓子に驚く輝子。 輝子はかつて杉崎の恋人だったことがあった。 杉崎は交通事故で足に障害を負った輝子を捨てて、妹・英子と関係を持ってしまったの だ。そんなとき、輝子が住む山荘にもうひとりの来訪者が現れた。 |
|