No.26 
  燃えよ!ドラゴン 
                 
   日本上陸 

       
     (脚本)高久進(撮影)東光一(監督)山内柏
              (出演)高村ルナ、フランツグルーバー、トニーセテラ、梅津栄ほか



 
☆☆香港からスゴイ奴がやって来た!!☆☆

 ☆この回から、倉田保昭氏が登場。
 世界各地で盗みを働く謎の怪盗役。盗みを働いては、金品を貧しい人たちに
 分け与えるという謎の男である。
 日本と中東との文化交流に絡む国際的な陰謀を打ち砕いたドラゴンは、桜田
 にその腕を見込まれバーディー探偵局に加入する。
 新メンバー加入とはいえ、この回のオープニングには、既に姿がない典介、ココが
 登場していた。

 倉田保昭氏といえば、「Gメン75」香港カラテロケシリーズでお馴染みのカラテ
 アクション。>>>たとえば、
Gメン対香港カラテ軍団(草野刑事最終編)
 さて、本放送時に見た今回の予告編。カラテシーンに<香港から凄い奴がやってきた・・・>
 という件が被せられていたと思ったが、CSでの再放送で思い違いであることが判明した。
 
 当時のブルース・リー映画の人気に便乗したキャラクターだったが、番組のパワーアップに
 大いに貢献したレギュラーでもあった。
 今回より毎回、クライマックスにはドラゴンのカラテがうなり、ハードなアクションドラマ
 として模様替え。好評を博すこととなった。
 また、No.47「私の葬式100万$」では倉田氏の曲「こぼれ花」が挿入歌として劇中に
 流れ、番組に華を添えたこともあった。

 メンバー加入するまでは窃盗犯で、窃盗という方法論は、桜田にとがめられたが
 根は強きを挫き、弱きを救うという心の持ち主。
 加えてカラテや身のこなしの技術。探偵局の一員になるには充分な下地があった。
 このあたりの加入の仕方は、「Gメン75スペシャル−帰って来た若き獅子たち−」の
 碓井刑事の原点のような感じを受けた。


 
尚、本編の後の次回予告、「レディ(秘)大作戦」は通常の予告とは異なり、安西マリア
 さんのセリフ、唄入りの特報クラスの予告編であった。


−あらすじ−>>参考作品:キイハンターNo.6
 怪盗ドラゴンと異名を取る謎の男が出没。都内の宝石店などを荒らしまわっていた。
 深夜のパトロール中、ドラゴンを発見した追出と行内は追跡するが大胆にもドラゴン
 はバーディー探偵局に逃げ込んだ。
 桜田に正体を見破られ、再び深夜の町に姿を消す。
 そんなドラゴンに一つの仕事が舞い込んだ。
 古代エジプト美術展に展示してある<黄金の鷲>の像を盗み出せというもの。
 ただ盗むだけではなく、贋物とすり替えねばならない。
 依頼者の謎の外国人紳士の狙いは何か?
 無事仕事を終えたドラゴンに外国人紳士の拳銃から銃弾が発射された!



ドラゴンを脱獄させ、

 
 本物の黄金の鷲を
  探すんだ!! 

 

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