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北フランス・オンフルール
で最後の活躍!!
で
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Gメン75スペシャル
サヨナラGメン75 また逢う日まで
(脚本)高久進(撮影)下村和夫、吉田重業(監督)下村和夫、深作欣二、佐藤純弥、小松範任、山内柏
(協力)SASスカンジナビア航空、日新航空コンパスクラブツアー、HOTEL NIKKO DE PARIS
(製作)近藤照男プロダクション /TBS
*シナリオより転記
放送当時、本篇の前に「Gメン75スペシャルニュース」という特報が放送されましたが
CBCテレビ(中部日本放送)では上記静止画にナレーションというカタチで
放映されました。
中部地方でもスペシャルニュースが放送された地域もあったようです。(荒馬宗介様
情報ありがとうございました。) 若干の地域差は放送する地方局の諸事情が絡ん
でいるのかもしれません。
当時、録画失敗は後がないということで、21:02スタートのところを5分前に手動でセット。
視聴に備えた思い出があります。
リアルタイム時のニュース
★10年前のパリ殺人事件の謎を追うGメンたち(週刊TVガイド誌より)
50年5月にスタート。都会的で華麗な刑事ドラマ『Gメン75』がひとまず終了。2時間に延長し
た”Gメンスペシャル”でラストを飾る。・・・(略)・・・
北フランスとデンマークにロケ敢行。ヨーロッパ情緒もたっぷり楽しめる。特に、世界中の画
家が愛した美しい港街・オンフルールの坂道や、波止場は見逃せない。
白バイとパトカーの息をのむカーチェイスも、ラスト・サービスで派手に決めまくる。
パリ警視庁のブルーノ警視役で出演しているナイジェル・リードが、ジュリアーノ・ジェンマそ
っくり。そのブルーノ警視と丹波、若林とのフランス語の会話が聞きもの。画面では流暢(ち
ょう)に流れているが、裏では涙ぐましい奮闘があったのだ。フランス語はからっきしダメな
2人。通訳にセリフをカタカナで台本に入れてもらい食事の時間も、セリフの暗記に必死だ
った。VTRが始まっても、ブルーノ警視のセリフを理解する余裕はまったくなく、「ただ自分の
”担当のセリフ”を忘れないうちにしゃべり終わりたい」(丹波)で、自分のシーンが終わると
暗記中の若林に日本語で話し掛け、足をひっぱる。
「ボス、カンベンしてよ」(若林)に、スタッフは爆笑。
★サヨナラGメン75また逢う日まで(週刊TVガイド誌・カラースポットより)
「本部ともお別れね」と范文雀
この二時間のスペシャル版でしばらくお別れ。慰労をかねた(?)フランス・ロケはパリ→
ノルマンディー。「充電して秋に再登場だ!」と丹波。
★大団円!!Gメン、欧州編で手締め!(週刊TVガイド誌より)
東京とヨーロッパをまたにかけた巨大犯罪にGメンたちが最後の挑戦をする。
パリ警視庁役のブルーノ警視役のナイジェル・リードは、かのジュリアーノ・ジェンマにそっくり
の好男子。リード氏本人も「よく間違えられるよ」と満更でもない様子。フランス語特訓中の
丹波哲郎、若林豪らもフランス版”そっくりさん”の出現に、国境を越え?びっくり、ニッコリ。
週刊TVガイド誌 番宣記事
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■近藤照男プロダクション制作の最終回スペシャル!<4月だヨ!全員集合へ>
<登場人物名・・・シナリオより転載(本編クレジットとは異なる場合があります)>
田宮譲治・・・谷隼人、田宮理沙・・・岡まゆみ、田宮寅松・・・梅津栄、鬼頭・・・阿藤海、
五味・・・中田譲治、ブルーノ警視・・・ナイジェル・リード、娼婦テレサ・・・ジニー・バーマン、
娼婦パトリシア・・・ゲダー・フリップス、娼婦クララ・・・レイチェル・ヒュゲット、
捜査主任A・・・江角英、捜査主任B・・・山本清、検死官・・・鈴木泰明、
警官A・・・徳弘夏生、
警官B・・・山口正一郎、警官C・・・佐々木修平、警官D・・・隼田勇蔵、
白バイ警官A・・・石井浩、白バイ警官B・・・木村栄、白バイ警官C・・・立川良一、
刑事A・・・生江和夫、刑事B・・・米森義美、外国船員・・・リチャード・スティール、
青年・・・伊吹礼一、連れの女・・・石田紀子、テレサのヒモの男・・・(カット)、
外人の娼婦・・・(カット)、パリの看守A・・・ジャンルイ・バージュ、
パリの看守B・・・ローラン・テセラ、パリの老婆・・・現地、レストランのボーイ・・・現地、
十七才の譲治・・・谷隼人、6才の譲治・・・空欄、十二才の理沙・・・岡まゆみ、
赤ん坊の理沙・・・酢屋愛子、被疑者A・・・浦上嘉久、被疑者B・・・伊達弘
左:中部版中日スポーツ 右:ザ・ベストワン誌 番宣写真より
Gメン75スペシャル番宣記事コレクション 週刊明星、九州地方の新聞など
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★前々週から往年のレギュラー陣のベストショットで飾った<特報>予告で紹介された
今回のスペシャル。残念ながら過去のレギュラーと絡むシーンや設定はなかった。
前半はカーアクションを交えた東京でのロケ。後半はデンマーク、フランスへ舞台を映す
という構成だった。
製作は前週「吾輩は人喰い猫である」までの【東映】から完全に【近藤照男プロダクション】
へバトンタッチされた。この作品が公式的に近藤照男プロダクション第1作である。
人を裁く者はいつかは自分が裁かれる・・刑事は犯人を逮捕し裁きの場へ送る。そこに
誤認逮捕があれば・・・。Gメンの根底に流れる”真実の追究”を最終回らしく壮大なスケール
で描いた作品。この時点で、Gメンは曜日を変えて再登場するということが決定しており、
ラストの黒木ボスのナレーションでもそれを感じさせるセリフがあった。
尚、本放送ではロールクレジットのエンディングテーマが終わった後、赤い背景に白抜き文
字で【サヨナラGメン75 また逢う日まで】と記してあった。
−あらすじ− >>シナリオ検証(COMING SOON)
≫番宣画像A ≫番宣画像B
今回初のロケ先:FPANCE( オンフルール ルアーブル )≫4月だよ全員集合
東京でアメリカ人女性が殺された。Gメンは警視庁と協力し捜査に乗り出す。事件の報告書
を見て黒木警視正は驚く。10年前、パリの下町にある北ホテルでデンマーク人娼婦・テレサ
殺しと同様の手口だったのだ。当時、黒木はインターポール(国際刑事警察機構)本部の
国際会議出席のためパリに滞在していた。黒木はインターポール本部へ派遣されていた
立花警部と組んでパリで料理店を経営する田宮を逮捕しサンテ刑務所の監房へ送り込んだ
ことがあったのだ。
10年後、服役中の田宮は自分が犯人ではないと叫びはじめたことから、黒木は結城警視正
に呼ばれる。田宮が真犯人でなければ10年前の逮捕は誤認ということになる。
黒木は重大な捜査ミスを犯していた可能性に言及。立花は賀川陽子刑事とともにパリへ飛ん
だ。一方、黒木はアメリカ人女性殺しの容疑者・田宮譲治を取り調べた。
彼は警官志望だったが、父親の犯した罪が発覚したことで採用を見送られた過去があった。
譲治は検察庁へ護送される途中、仲間の手引きで脱走。妹の理沙とともにコペンハーゲン
へ逃亡する。黒木は自らの責任問題も含め、10年前の真実と対峙すべく、パリへ向かうこと
を決意する。
だが、空港へ向かう黒木が乗ったGメン車をつけ狙う白バイが現われる。
GOVERNMENT-MEN'82>>
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