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メン75制作エピソード  
     −「週間TVガイド」「週刊平凡」誌番組解説欄より要約あるいは引用



 ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。
 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。
 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には
 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。
 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。
 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _)


    
 
・・
 
 インド人街を観光するGメン75

  
  
  








 
 
        
シンガポールロケ・ハードボイルドシリーズ
  
 No.307 新・Gメンの罠はヌード金髪死体 
    No.308 新・Gメンの罠はヌード金髪死体 PART2
             (脚本)高久進(撮影)吉田重業(監督)小松範任
             (出演)津嘉山正種、吉田真弓、内田勝正、ジャック・マンガン、フレッド・クラーク、
                  フランク・デイビス、ナイジェル・リード、Eリチャード、レイチェル・ハガディ、
                  トニー・マトブほか
             (協力)ホテル アポロ シンガポール、ホテル アポロ セントサ、
                  コンパスクラブツアー日新航空ほか

   

 ★ザ・ベストワン誌掲載の特集記事睡蓮75さまより
 


 
こうして完全版資料に巡りあえるのもファンとの交流の賜物ですね^^;
 ありがとうございます。
 自分の資料は切り抜き残骸が大半なので助かります。m(_ _)m
 下は同じ「ザ・ベストワン」誌の切り抜き残骸。。どなたか完全版をお持ちの際は画像協力をお願いいたします。

 ・・・というわけで、
暗闇坂亭 ももんが さまから資料をいただきました。ありがとうございました。
 ⇒コチラ 

   画像クリック

  

 
左:記事
 
●マリコ・寺岡刑事(セーラ)
 アメリカ人の父と日本人の母をもつハーフで、シンガポール警察の潜入捜査官だった。
 Gメンに協力、
 
バニーガールに変装して麻薬捜査に一役買ったのが縁で、Gメンの仲間に入った。
 日本で刑事の勉強をするのが夢だっただけに、そのハリキリかたはたいへんなもの。
 21歳というGメン一の若さを生かした、ハツラツ捜査ぶりは見ていても楽しい。
 茶目っ気もたっぷりだ。

 
≪注≫
 「バニーガールに変装して麻薬捜査」というのは本編ではなくおそらく企画段階の設定と
 思われる。


 
●田口刑事(千葉裕)
 白バイ隊員からGメンに加入。当初は拳銃もへたで、捜査のミスも多かったが、最近は
 たくましく成長した。
 草鹿刑事のよきライバルとして第一線で活躍中。柔道、空手の腕はピカ一だ。

 
●賀川刑事(范文雀)
 警視庁外事課の女刑事として、東南アジアコネクションを追って活躍。1年間シンガポー
 ルに潜入していた。草鹿が犯人と間違えたほど、徹底したオトリ捜査には定評がある。
 性格は忍耐強く勝気。女らしいやさしさとセンスのよさをもった29歳だ。

 右:記事
 
●草鹿刑事(鹿賀丈史)
 警視庁捜査一課からパリのインターポールへ派遣されていた、ユニークな経歴を持つ
 28歳の行動派刑事。考える前に突っ走る性格のためシンガポールの捜査でも犯人を
 射殺したり、賀川刑事を犯人と間違えたり、チョンボが多かった。
 この事件で婚約者が死に、今でもその傷はいえない。胸のペンダントは、昔、犯人に足を
 撃たれたときの弾丸だ。バイタリティーに富むが拳銃はあまりうまくない。

 
●津村警部補(江波杏子)
 警視庁のSP隊員。VIPのガードを勤めてきたベテランで、特に拳銃の腕はバツグン。
 事件があるとGメンに助っ人として参加。

 シンガポール・コネクションの事件がもとで、4人の新メンバーが加入、リフレッシュされた
 Gメン。女性3人をふくむカラフルな捜査陣が、国際犯罪を追ってハードに燃える!

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「ザ・ベストワン」誌における新メンバー紹介は大々的に行われていた。
 ”シンガポール・コネクション”を”東南アジアコネクション”と記載されているがどの週刊誌の記事も当初は
 この表記が多かった。
 興味深いのはセーラの設定。バニーガールに変装した登場編ではなかったが、シナリオか企画段階での
 設定が垣間見える。新レギュラーは津村警部補を除き、全て年齢設定がなされていること。
 当時の資料を紐解くと、映像化される前のGメンを知る手がかりがいっぱいである。

 最後に草鹿刑事こと鹿賀丈史さんのインタビュー記事。こちらは元FC東京支部長・
O氏からの提供です。
 ありがとうございました。

 
 出典の新聞は不明。

 
●自分にしか出来ぬ刑事を−鹿賀丈史−
 映画と撮影がバッティングしたため、意外と出演回数が少ない草鹿刑事。
 久々の型破りなキャラクターを活かせなかったことは残念である。
 初期の関屋警部補にルパン三世を加えたような絶妙なキャラクターは「Gメン'82」にも
 予定通り受け継がれるべきだったが諸般の事情で「−’75」末期を飾るのみとなった。


 
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