メン75 制作エピソード  
   −今回は「週間TVガイド」誌番組解説欄より要約引用

 ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。
 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。
 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には
 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。
 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。
 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _)

★ 
 ↑久々にボスが主役!

 
 
↑ナチ残党の亡霊が?

 
 ↑ロドス島を行く黒木ら
 (トルコの近くにある島)


            
80ヨーロッパ縦断ロケシリーズ−ギリシア編−
 
  No.251 Gメン 対
 
       エーゲ海の骸骨

 ★NG・・・!?(週刊TVガイド誌)
 今回は遺跡が点在するアテネとロドス島が舞台。
 貴重な文化財とあって、終日、遺跡管理人が立ち会った。愉快な管理人で、幾度かNGを
 くり返す丹波哲郎のセリフを覚えてしまう。
 お気に入りの言葉は「すんだんだ」。日本語で終わったの意味だと知るとシーンが変わる
 ごと「すんだんだ」。
 初めは感心して聞いていたスタッフも、あまりの連発にあきれ顔。
 

 
★丹波哲郎 夏木マリらご機嫌のギリシロケ(週刊TVガイド誌)

 

 ■
撮影の合間 夏木は現地の子供とデート?(ロドス島リンドスの旧市街で)
 ■
丹波哲郎、夏木マリら「Gメン75」の面々がギリシヤなどヨーロッパ各地に一六日間の
  ロケ。なかでもロドス島では アテナ・リンディア神殿リンドスの城など遺跡を舞台に
  殺人犯を追う大ロケーション。朝七時撮影開始というハードスケジュールにも丹波、夏木
  らはすっかりエーゲ海に魅せられた様子。
  「食べ物はおいしいし、真っ青な海を見ていると疲れなんか吹きとんじゃうわ。」とご機嫌
  の夏木。

 ■
若手の宮内と千葉は初めて見るエーゲ海に大はしゃぎ。
  (ロドス島リンドスの城塞”リンドスの城”で)


   
 
(ザ・ベストワン誌) ロドス島             資料協力:速水涼子刑事さま

 

 
雑誌名不明 資料協力:睡蓮75さま(ロドス島の旧市街)
 
====================================

 
協力:ギリシヤ政府観光局、オリンピック航空、ヒルトン・インターナショナル、
     SASスカンジナビア航空、コンパスクラブツアー(日新航空)


 「キイハンター」以来のナチス戦犯もの。
 No.132「
日本アルプス大追跡作戦」同様、戦争当時の実写によるインサートフラッシュが
 効果的に挿入されていて観る者をぐいぐい引き込んで行く。
 国家的スケールと世界史をベースに黒木ボス自らが外国で奮闘するという豪華ロケ!
 日本語吹き替えは残念だが、重厚な展開、クラシック音楽を思わせるような新しい劇伴は
 テーマにマッチしていて実に洋画タッチ。
 しかもキイハンターNo.1で黒木の元同僚役だった役名・藤崎の復活。二人の対決。
 私のようなオールドファンには嬉しいサービスのように思えてならない展開である。
 しかしそこへ行き着くまでの盛り上りから考えて、若干物足りなさを感じずにはいられない
 結末は残念だった。
 またこの回をもって津川蛍子警部補が自然消滅するというのもファン泣かせな作品である。
 個人的に好きな場面はロドス島・アテナリンディア神殿での黒木、蛍子をロングショットで
 捕えるシーン。静寂を突き破るかのように画面の下から銃口が飛び出て二人を狙う
 シーンは「キイハンター」で培った懐かしい手法である。何度観てもドキドキモノ!
 
 
 
あらすじはこちらへ
 

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