Gメン75制作エピソード −今回は「週間TVガイド」誌番組解説欄「ヒーロー神髄(宮内洋著・風塵社刊)」より要約、引用− ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _) |
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![]() ![]() ↑ 香港警察の手から逃げた 島谷和彦刑事は・・・。 ![]() |
79香港ロケ・カラテシリーズ No.227 Gメン対香港の人喰い虎 No.228 Gメン対香港の人喰い虎PART2 (脚本)掛札昌裕、高久進(撮影)吉田重業(監督)山口和彦 (調教師)天野正治、藤野真澄、森茂松(擬斗)染野行雄 (協力)コンパスクラブツアー【日新航空】TOURS JAPAN LTD. ![]() ★10月からのGメン 川津・宮内新加入 (週刊TVガイド誌より) 作品そのものは最高水準のまま、もっとアクションをふやし、深刻さを軽さに、と「Gメン75」 は10月から模様替え。メンバーでは、夏木陽介、有希俊彦にかわって、川津祐介・ 宮内洋が新しくレギュラー入りとなる。 家族とのCMでもなじみ深い川津にはアカ抜けした魅力を、かつての「仮面ライダーV3」や 「ゴレンジャー」に出演した宮内には子ども人気と空手有段者のアクションの冴えを、という わけ。10月6日の香港ロケ編から登場する。 あわせて主題歌も女性が歌うものにチェンジ。 ![]() ![]() ★川津、宮内登場へ 再度メンバーチェンジ Gメン75 (中日新聞記事より) ・・(略)・・ 入れ替わるメンバーは、現在出演中の夏木陽介、有希俊彦の二人が退き、かわって十月 六日放送分から川津祐介と宮内洋が新メンバーに加わる。 ちなみに、夏木は人事異動、有希は海外研修という形で新メンバーと交代する。 同番組はこれまでにも何度かメンバーの入れ替えを実施しており、今回交代する二人のうち、 有希は今年夏木マリ、千葉裕とともに新メンバーに起用されたばかり。夏木、有希の交代理由 いついては、おもてむき他の番組とのスケジュール調整やメンバー全体の中の性格つけに 問題があるとされているが、実際にはこの春からスタートした日本テレビの裏番組「熱中時代・ 刑事編」との視聴率合戦に予想以上の水をあけられたことが大きな背景になっているといえそ う。 その点、新たにメンバーに加わる川津、宮内の二人は従来の新メンバーに比べてユニーク な持ち味をもっているうえ、かなりのアクションにも耐え得る力量が評価されたもの。 しかも、ライバルの「熱中時代・刑事編」が九月に終了するため、この機会に新風を吹き込ん で巻き返しをはかろうとの意図もあり、二人が登場する十月六日と二週目の十三日用に近く 五度目の香港ロケに出かけることになっている。 ところで、川津はアクションドラマの草分けといわれるヒット番組「ザ・ガードマン」のレギュラー の経験を持ち、一方の宮内も同じ人気アクションドラマの「キイハンター」のレギュラーでも あった。その二人が刑事ドラマブームいま、そろって同じ番組に出演するのはひとつの偶然 だが、関係者の方は「二人の参加は、Gメンのメンバーが一段と強化されるということであり、 二人とも我々の期待には十分応えてくれると思います」(近藤照男プロデューサー)と自信を 深めている。 ![]() ![]() ★モノクロ版・ロケだよりより (週刊TVガイド誌より) 10月6日放送分から「Gメン75」(TBS系)の新メンバーとして登場する宮内洋が香港ロケ に参加。タイガーバーム・ガーデンなどで本場カンフーと対決。得意の空手アクションを 披露した。空手は三段という腕前をもつ宮内は、おなじみのヤン・シーのほか、 故ブルース・リーの師匠の韓 英傑氏を相手に熱演。 「久しぶりに体を動かしてスカーッとしました。それにしても本場のカンフーは強いなあ」。 なお、宮内と同じくこの回から川津祐介が新メンバーで登場する。 ★香港へはもう何度も行きましたね! (週刊TVガイド誌より) 香港ロケのこと。サマータイムとかで、朝は六時に出発、夜八時過ぎまでロケする強行 スケジュール。これでは遊び回る気力もなく、皆ホテルに戻ればバタンキューだったとか。 それでも何度か来たことのある夏木マリは、ロケの合間を縫って買物に熱中。 「ジーンズがたった千円なのよ」にサスガーの声。 ★「Gメン75」での香港大捜査 (宮内洋著・ヒーロー神髄−風塵社刊−より) ・・・登場編は人食い虎を使った物語だった。動物は全て好きと言った私だが、さすがに 実際に触れるとなると躊躇した。・・・・ =========================================================================== ★初期から出演の小田切警視、新メンバーだった村井刑事が降板。その後のメンバー・ チェンジとして企画されたシリーズ。 尚、新聞の番組欄には有希俊彦氏の名が記されていたことから、準備稿段階では村井刑事 の降板も絡めた設定があったとも考えられる。 ![]() 79年4月、クンフーアクションで好評を博した草野刑事役・倉田保昭氏が降板。 若手レギュラーを加え新スタートを切ったGメン75であったが、裏番組の「熱中時代・刑事編」 (NTV系)の人気が高まり、打ちきり説も飛び出すほど苦戦を強いられた時期であった。 関西地区の視聴率を見ても、20%を越えた作品は、「新Gメン対ニセ白バイ警官」、 「催眠術殺人事件」、「5月26日絞首刑」、「女が見ていた焼殺事件」、「通勤バスから消えた キャリアガール」、「ニューカレドニアの逃亡者」、「お化けに呼ばれた嘘つき少年」、 「電話魔」の8話(新シリーズ全22話中)のみ。 そんな時期でのテコ入れ策であろう。ポスト草野をイメージさせるアクション派キャラクター の登場が不可欠であったと思われる。小田切警視の降板にも多くのファンが涙したが、 ポスト小田切として「ザ・ガードマン」、「スパイキャッチャーJ3」で人気を博した川津祐介氏 も加わり、戦力増強・・と期待感は高まった。 2名の加入で、かなりのアクションにも耐えうるGメンというイメージを定着させようとしたので あろうか、今回の香港編を含め「暴走トラック殺人ゲーム」、「零下50度からの逃亡者」と アクション路線の作品が連打された。 さて、今回の香港ロケの見所はカラテアクションも然る事ながら、ネイザンロードを走る 2階建てバスを借りきってのアクション、そして本物の虎を使っての死闘というTV映画界 でも例を見ない緊迫したアクションであった。 海外ロケ編では初めてオープニング(前・後編)、エンディング(前編)をカットし、劇場映画 を意識した構成となっていた。BGMも後の香港カラテ編のテーマともいえる独特な曲が 初めて流された。 週間TVガイド誌掲載の写真では虎の檻に、島谷刑事、津川警部補両Gメンが一緒に捕われ ていたが本編では別々。宮内洋氏ともども夏木マリさんも決死のアクションに挑戦。 −あらすじ− |