メン75制作エピソード  
  −今回は「週間TVガイド」「ザ・ベストワン」「週刊テレビ番組」誌番組解説欄より要約引用

 ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。
 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。
 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には
 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。
 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。
 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _)


  

 
 ↑ 
南太平洋の
  現地警官も大活躍?!
   
 

  
南太平洋 ニューカレドニア・ロケシリーズ
   No.213 ニューカレドニアの逃亡者<前編>
   No.214 ニューカレドニア大追跡  <後編>
   No.219 ニューカレドニア新婚殺人事件 

  
214話 ニューカレドニア大追跡 番宣写真

  設定では、アメデ島だがアメデ島は山岳地帯ではなくサンゴ礁の平べったい島。
  うっそうと茂るヤシ並木から、津川警部補の監禁場所はグランドテール島(本島)の北部?かと思われる。

  

 
  
九州地方の新聞記事より
 
資料提供:B監督

 ★南太平洋にホシを追って
−ザ・ベストワン誌特集記事より−
 TBS系の人気アクションドラマ「Gメン75」のニューカレドニア・ロケシリーズが放映されて
 話題を呼んでいる。
 舞台になったニューカレドニアは、南太平洋に浮ぶロマンチックな小島。
 青い海、白い砂、やけつく太陽・・・とあふれる南国ムードに、丹波哲郎、若林豪をはじめ
 参加したレギュラー7名全員がウットリ・・・。
 「このまま仕事しないで遊びたいね。」
 
 しかし、短い日程で、たくさんのスケジュールを消化しなくてはならないのがロケ隊の宿命
 とあって、全員、レギュラーの意地を見せてハッスルしていたゾ。
 みごとなバストが自慢の夏木マリはじめ、ゲスト参加の竹田かほり、新藤恵美らは、ビキニ
 姿をバッチリひろう。
 しかし、なぜかスタッフの目はよそに・・・。
 それもそのはず。ロケ隊の宿舎の近くの海岸がナント”トップレス・ビーチ”になっていた
 のだ!
 撮影のあいまには、ウインド・サーフィンを楽しんだり、現地の人からバーベキュー・ランチ
 をごちそうになったり、Gメンたちは、常夏の島ニューカレドニアを満喫して帰ってきた。

  
 
★ザ・ベストワン誌の特集記事より

 
★−週間TVガイドより− <4・ロケだより>はカラーグラビアより抜粋
 
・毎回好評の海外ロケ。今回は天国に一番近い島ニューカレドニアへ旅立った。
 レギュラー全員はメラネシア美人がいっぱい、南十字星が輝く島と聞いて大乗り気だったが
 一人浮かぬ顔は丹波哲郎。ゲスト出演の愛息・義隆君がいっしょなのでハメも外せず
 「いいか、オレが何をしても見ないふりをしろよ」
 とは親の勝手な言い分?

 
・ニューカレドニアの土産話をひとつ。
 数人のメラネシア美人をトップレスにして写真撮影をしたのだが、その中の一人が何やら
 ブツブツ。きけば有希俊彦と二人だけで撮ってほしいとのこと。
 なぜに有希ばかりがモテるのか。頭に来たスタッフは「脚本家に頼んで有希を殉職させろ」
 と息まいたが、しょせん、モテない男のヒガミ・・・。

 
・お待たせ、ニューカレドニアロケ第三弾。
 撮影が終わってからの楽しみは?といえば、丹波哲郎らがカジノへ行くのを横目に、
 夏木マリ、ゲストの竹田かほりらは、ディスコへ一直線。
 「踊っているとロケの疲れも吹っ飛ぶわ」。彼女らのダイナミックな踊りに地元の人も
 見とれるほど。帰って来た今でも顔を合わせるたびに「もう一度行きたいわー」

 
 

 4
・ニューカレドニア 南の楽園でコンガリ焼きました!(ロケだより)
 丹波哲郎、夏木マリら”Gメン”の面々が都市ゲリラを追って南太平洋に浮かぶ常夏の島
 ニューカレドニアへ。
 海外ロケは今回で七回目、赤道を越えたのは初めてのこと。二週間で三回放送分の収録
 をするという強行日程だったが、夏木らは撮影の合間、青く澄みきった海で泳いだり、
 クルーザーやセスナに乗って島めぐり。
 「美しい景色を見ていると仕事の疲れなんか忘れちゃうの」と夏木はご満悦。
 なお、七月七日、八月二十五日にも同島を舞台にしたストーリーが放送される。
 【スナップショット3点】
 ▲女性陣に囲まれ丹波哲郎の目じりはさがりっぱなし。夏木、丹波、竹田かほり、新藤恵美
 ▲南国ムードを満喫するGメン一行。若林豪、伊吹剛、丹波、夏木、有希俊彦、千葉裕
 ▲遠浅のアンスバタ海岸では夏木マリが見事な水着姿を披露。
   「これパリ直輸入なの。でも水にぬれるとすけちゃうみたい」

 
★−週間テレビ番組・うらばなしより−資料提供:関屋二郎さま
 
<協力>
 「Gメン75」(TBS後9:00)のニューカレドニアロケで、スタッフが一番感謝したのは現地
 の警官たちの協力ぶり。喜んだスタッフ、宣伝用に夏木マリの頬にキスを頼んでパチリ。
 ところがそのあとが大変、「今度はぜひ唇に」と迫られ、マリあわてて「ノン、メルシィ」を
 連発。「協力しすぎよ」と悲鳴。

  
 
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★海外ロケ第7弾として初めて赤道を越えたロケだった。69年「キイハンター」で初の海外
 ロケを敢行した時、南太平洋のタヒチが候補に上がっていたがその時以来の実現。
 協力はUTAフランス航空(現・エールフランス航空)、ニューカレドニア政府観光局など
 だった。
 尚、「週刊テレビ番組」うらばなしで登場する現地警官は、No.213「ニューカレドニアの
 逃亡者」で登場するおふたり。(左上の画像参照)
 
 91年5月、連休を利用して現地調査に出かけた私は、津川警部補が連れ去られた坂道
 、ヌメア警察、アンスバタ海岸などをこの目で確認できた。
 (写真は実家にあるため、近い将来、改めてご紹介させていただくかもしれませんが、
  トップレス・ビーチのものはありません^^;)
 津川警部補を乗せたクルーザーが沖へ疾走するシーンは、ヌメアのモーゼル湾だったが
 現場へ行った私は思わず田口刑事よろしく「津川警部補ぉー!」と叫びたくなってしまった。
 
 
 
シリーズの解説、あらすじは、<第一弾、第二弾> <第三弾>へ。
 
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