メン75 制作エピソード  
        −今回は「週刊TVガイド」誌より要約引用 

 ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。
 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。
 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には
 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。
 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。
 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _)



  
 

 スペインの古都トレドにて
 
 ★スペイン旅行で時間が
 ないときはまずここへ行け
 と言われる位、スペインの
 文化歴史が凝縮された
 町とのこと。

 −エピソードガイド(No.145、146147、148)(No.160)−

         ヨーロッパ・ロケシリーズ
 No.145 北極回りSK980便 
 No.146 マドリッド闘牛場の殺し屋 
 No.147 パリ行スペイン特急
 No.148 ヨーロッパ特急大爆破 
          (脚本)高久進(撮影)下村和夫(監督)鷹森立一
 No.160 国外逃亡者 
          (脚本)池田雄一、高久進、西島大(撮影)吉田重業(監督)山口和彦

  ◆週間女性 グラビアより

 

 
週間TVガイド誌 番宣記事
 切り抜いてぐちゃぐちゃになってしまった当時の番宣記事完全版を入手。
 散在してしまう前に保存しておきます。
 

  ★寒い国から帰ったGメン
 −週刊TVガイド(78・2月)より−
−記事損傷部分の情報提供:睡蓮75さま− 
 「Gメン75」のヨーロッパ・ロケ隊は、冬のパリ、コペンハーゲン、マドリッドなどで撮影、
 無事帰国したが、この分は3月に放送される。
 丹波哲郎、夏木陽介、藤木悠らレギュラー出演者のほかに、今回のゲストは江波杏子、
 島かおり、佐々木功といった面々。個人主義の本場ヨーロッパでは、撮影時に人だかり
 がして邪魔されることはないが、寒い方でも本場だから撮影も楽じゃない。
 そこでロケ隊も、本編班と風景班の二班編成にして、同一時刻に芝居と実景の両方を
 収録。これなら、前日の芝居で雪だったが、翌日の実景で雪が消えていた・・・・なんて
 いうトラブルも起きないので、これを決めた近藤照男プロデューサーの鼻は高い。
 
<以下睡蓮75さま>
 ところで、キャスト全員寒がりのなかで、藤木悠だけは、寒さ知らずの風邪知らずと豪語、
 その秘密たるやデンマーク製焼酎アクアビット(生命の泉)で、これさえあればというわけ。
 でも、CMに出ている風邪薬は使わなかったのかナ。

  ■スペイン・マドリッドのマヨール広場にて記念撮影
 

 
★毎日新聞より−資料提供:ふじともさま−
 今夜から4週はヨーロッパロケシリーズ。冬のデンマーク、フランス、南国スペインの
 風物を背景にGメンたちの大追跡劇が始まる。「Gメン75」の海外ロケはこれが4度目。
 マドリッドで日本人商社員が射殺された。現地警察は容疑者として日本人青年を割り
 出したが、彼は3年前日本を脱出したテロリスト。Gメンがスペインに飛ぶ ―
 そんなストーリー。
 ロケ隊は、黒木警視役の丹波哲郎らレギュラー7人に、島かおり、江波杏子、
 佐々木功らゲスト陣やスタッフら30人の大所帯。1月12日から約2週間、コペンハーゲン、
 パリ、マドリッドなどを回った。
 清純派、島のアクションドラマ出演は珍しい。といっても、スペインに絵の勉強に来て
 いる留学生。兄が殺されて事件の渦中へ―とのまじめな役柄。
 そして佐々木は追われるテロリスト。江波はその姉の役。
 シリーズは「北極回りSK980便」「マドリッド闘牛場の殺し屋」「スペイン特急大追跡」
 「ヨーロッパ縦断大捜査」と続くが、今夜は、魅力のセニョリータが見せる本場フラメンコ
 ショーが楽しい。

 
★雑誌「明星」か「平凡」のどちらかだと思います。−資料提供:ふじともさま−
 ミスターカラテもスペイン料理には!?
 「Gメン75」のメンバーが、ロケでヨーロッパ4カ国をまわって来た。しかしユニークな連中
 ばかりなので、当然、その旅も珍道中に。倉田保昭にその報告をしてもらうと・・・
 「いやあ、旅といっても17日間で5本分の撮影をするのだから、朝から晩まで仕事ばかり。
  でも、ヨ−ロッパのワインはウマイんだよね。まるで飲めないボクも飲んだくらい。
  ただし、そのあと足がもつれて、仕事中に3回も引っくりかえったけど。フランスで
  森マリアらが列車の中の撮影をしてるとき、急に列車が動き出して大あわて!
  藤木悠さんは、ボクに情熱的なスペインの女の子を紹介させようと思ってたらしいけど、
  中国語はペラペラでもスペイン語まではねえ。もっぱら子どもに空手を教えてましたよ。
  それから、スペイン料理の量の多さにもビックリ。それをひとりで、3人前はタップリ
  食べたんだから。おかげで日本に帰る頃は、オナカがポチャポチャ!」

 ★Gメン75〜ヨーロッパロケシリーズ〜その@−週刊テレビ番組(78・3月)より− 
 今週から四週にわたってヨーロッパロケシリーズが始まる。闘牛でおなじみのスペイン
 では夏木陽介が藤木悠のコートを借り受け即席のマタドールに変身。
 マリアの「オーレ」の掛け声とともに牛役の倉田保昭が突進するなど、日ごろこわもての
 Gメンたちも童心に帰っていた。
 またロケ見物の子供たちは倉田のアクションシーンに拍手喝采。親善の一役も。

 
★江波杏子の大熱演 マドリードの娼婦
 −週刊TVガイド:ラブリーチャンネル(78・6月)より− 

 「Gメン75」今回は、速水、草野(倉田保昭)、山田(藤木悠)三刑事がマドリードの裏町へ
 飛び、短刀で刺されている妙子を発見、新たな謎に遭遇する。
 実はこの妙子、いまやソフィアと名を変え、娼婦に身を落としているのだが、飲んだくれの
 すごいあばずれ。これを大熱演をする江波杏子が見もの。
 *
 このシリーズ、スペインロケ編は今年の三月に、テロリストを追う四話のつづき物を放送
 したが、今晩の「国外逃亡者」も、このとき二班編成で行った、もう一班が撮り上げてきた
 、という一編デス。

  
■スペイン・チンチョンでの番宣写真(提供:睡蓮75さま)
 
 
★週刊明星78年2月12日号(見開き2ページ特集)海の向こうに飛んだGメン

  
 
★追出刑事のような振る舞いの藤木悠さん(コペンハーゲン・アンデルセンの像をまねる)
 
・最初に到着したコペンハーゲンは雨だった。アンデルセンの銅像前にそろったときは雨が雪になった。
 ・オーステルリッツ駅(パリ)で駅員に英語で話しかけたら通ぜず 森マリアはパントマイムで苦心さんたん。


 

  
 
 
茶の間で人気の「Gメン75」(TBS)の出演メンバーがヨーロッパ縦断ロケに挑戦、予期したとおりの迫力ある
  シーンが撮れて大成功だった。一行はヨーロッパはひどく寒いときいていたので準備万端のつもりだったが、
  カメラが途中でストップしてしまうほどの寒さにあらためてびっくり。ただ、建物もふくめて風景の美しさは想像
  以上で、画面はともすれば演技より風景美がまさりがち。これに押されまいと全員大熱演、酷寒を吹き飛ばす
  勢い。

  マドリッド(スペイン)近くのチンチョンの町のヨール広場は夏は闘牛場になる。
  特別出演の町の子らに倉田が空手の秘技を披露。

 


 
※週刊明星の特集記事は、当時まったく知らなく購入すらしていなかった。
 29年の年月を経て、ヤフオクで出逢った一品。倉田保昭氏のこの写真は、カラテ関係の
 雑誌で見たことがあるものの、アンデルセンの像の前でおどける藤木悠氏やパリでの
 森マリア氏は初見。当時の撮影風景が垣間見れる貴重な資料である。

 

 
 

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協力:コンパスクラブツアー(日新航空)、SASスカンジナビア航空、
     HOTEL NIKKO DE PARIS
 ゲスト:江波杏子、島かおり、佐々木功、YAN WRIK、LUPE OSUNA、
     JERRY KUKLEWSKY、LOWELL BYNUM ほか/ JUDY KENDALL、
     JIMMY LARSON、MONA PETTERSSONほか

 
★ヨーロッパへ二度目のロケを敢行したGメン75。今回は4部作+番外編の計5作品を
 撮影するというGメン史上最高のスケール。
 デンマーク、スペイン、フランスを舞台にアラブゲリラと繋がる国際テロ組織を追うという
 巨編で「キイハンター」から思い起こしても、最も国際的に描かれた作品である。
 77年放送のフランス、ベルギー編から数えて4度目の海外編。国際的な視野に立つ
 「Gメン75」のイメージを定着させたシリーズと言える。
 そして最も制作費をかけたと思われる78年を象徴するかのような企画でもある。
 印象的なシーンは、いくつかあるが、おそらくどのドラマでも使われていない描写がNo.145
 にある。小田切警視は草野、速水両刑事を伴いマドリッドに飛ぶのだが、途中降機の
 シーンがある。とてつもなく大きな事件に巻込まれるという雰囲気がいっぱいのシーンだ。
 ぜひ再放送でこの緊張感をもう一度味わってみたい。
 

 
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