Gメン75エピソード・ガイド 制作エピソードがない作品はあらすじのみ紹介して行きます。 |
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↑No.126 香港、マカオでの死闘!! ↑No.127 タムチャイ島の死闘!! |
香港−マカオシリーズ第二弾(前編) No.126 南シナ海の殺し屋 (脚本)高久進、西島大(撮影)下村和夫(監督)鷹森立一 (出演)白彪、揚斯、陳羅抜、風吹ジュン、月丘千秋、力石孝、ヤン・エリック、 南美川陽子、小笠原弘、坂上和子、三重街恒二、章文栄、須賀良、横山繁、寒川蔵雄、 吉沢勝、鹿島研、今村均ほか (協力)コンパスクラブツアー日新航空、TOURS JAPAN LTD 山陽地方の新聞より 道 LP歌詞カードより 週刊TVガイドより 香港−マカオシリーズ第二弾(後編) No.127 マカオの殺し屋 (脚本)高久進、西島大(撮影)下村和夫(監督)鷹森立一 (出演)白彪、揚斯、陳羅抜、風吹ジュン、月丘千秋、力石孝、ヤン・エリック 南美川陽子、小笠原弘、ほか (協力)コンパスクラブツアー日新航空、TOURS JAPAN LTD 山陽地方の新聞より 週刊TVガイド誌より ----------------------------------------------------------------- 2010年10月時点で、33年前の資料につき、かなり傷んでいるのが残念。 週刊TVガイド誌のストーリー解説はもちろん掲載されていたが、Gメン75FC 会報作成や録音カセットテープのケースカバーにしたりで散在。 現存するキリヌキでの保存ということでご了承願います。。 当時の雰囲気をお楽しみください。 海外ロケ作品であるが、「特報予告」なしの異色イベントシリーズ。 愛知の本放送では、「南シナ海の殺し屋」の後、「マカオの殺し屋」の予告なし。 静止画像のみの告知。 他の地方では、「マカオの殺し屋」の予告編が放送されたという噂もあったが 定かではない。「Gメン75スペシャルニュース」が愛知ではカットされた前例が あるだけに議論してもあまり意味なし。 近年、発売されたDVDボックスには、126話、127話の予告編がしっかり公開 されているので、DVD化は実にありがたい。 ----------------------------------------------------------------- −以下敬称略− 香港・マカオでのロケは二度目で、三作目、四作目がこのシリーズ。 シナリオ検証のコンテンツで近い将来、詳細は改めて解説予定。 シナリオでは月丘千秋演じる張春敬の過去が描かれていたが、本編では 割愛。楊斯も急遽、出演が決まったと思われるフシもある。 香港カラテ編と呼ぶには、まだまだおこがましくクンフーアクションは抑え気味。 アクションよりも当時の香港暗黒街の不気味さを背景に、東南アジア黒社会や シナリオでは戦争によって翻弄される親子の末路、心情を浮き彫りにしている。 草野刑事にほのかな思いを寄せる松村明子の心理描写も見所。 本格的に現地のクンフースターを出演させ、広東語、英語、日本語入り乱れて 字幕スーパーでまとめ上げた編集も臨場感にあふれ興味深い。 以後、Gメンの香港ロケ編は、香港カラテアクションを全面に押し出した大イベント 企画に進化する。 キイハンターにサイコロGメンシリーズ、ウェスタン編あればGメンには香港カラテ シリーズ、黒谷シリーズありというイメージが定着してゆくのだ。 前編:半ばと最後、後編:冒頭とクライマックスで華麗な倉田アクションがあるものの 今回は荒唐無稽さがほとんど感じられず、ストーリーで魅せるシリーズとなっている。 クライマックスの舞台は、マカオのタムチャイ島であるが、実際のロケは、 タムチャイ島(タイパ島)ではなく、奥の路環島(コロアネ島)で敢行されている。 村も路地裏も当時の面影をしのばせている。 廃墟の神殿のような建物も、現在はリニューアルされ図書館になっていることを 90年代に現地へ出向いた際、確認した。 残念なのが、チャンドラー(コネクションのボスで自称・善良なポルトガル国民) と孫展文(力石孝)がいた海を見渡す邸宅。 もともとはベラヴィスタホテルだったが、マカオが中国に返還されたあとポルトガル の施設になったそうで、今は立ち入ることができないはず。 ホテルだった時、一度お茶しに行ったが、撮影したネガフィルム、写真を紛失し 散在。。 明子さんが勤めていた医院は、香港のネイザンロード沿いにあり、重慶マンション を右手にみながら北上すると右側にある。2000年前半時点では幼稚園だったが 今はどうなっているのだろうか? |