No.200 SOS 
      接吻泥棒 
  
                (脚本)小山内美江子(撮影)瀬尾脩(監督)佐藤肇
                (出演)岡田真澄、内田朝夫、立花直樹、川辺久造、
                     松下麻美子、中村孝雄、浜田晃ほか

                
(登場レギュラー)啓子、吹雪、ユミ  
             
(主役)啓子


 ☆放送200回目の記念作品は啓子さんの人間ドラマ。
 秘密捜査官・啓子さんと憎しみに燃える青年との出会い、そしてお互いの気持ち
 が高まろうとした時の悲劇。
 捜査と愛の狭間に揺れる啓子の苦悩、某国警察官の強引な捜査方針になじめない
 啓子と警察官との葛藤をハードボイルド・タッチで描く。
 この作品を改めて見なおしてみると、Gメン75No.288「
唇を奪われた女刑事」と
 似通った部分が多いことに気づく。
 GメンではFBIから一時帰国した速水涼子刑事とFBI捜査官との愛に捜査官の
 強引な捜査方針による人質射殺事件が絡む。
 その射殺事件の巻き添えで肉親を亡くした黒人青年が捜査官を狙うというもの。
 この作品がGメンの企画元となったように思えてならない。
 アイフル大作戦No.34「
接吻で始まった出来事」でもリメイクされている。
 今回のキイハンターは心理描写が見所。佐藤肇監督ならではの幻想的なシーン
 もドラマを盛り上げて行く。ラストは泣けます。。。
  
−あらすじ− >>参考作品「アイフル大作戦・34話・接吻で始まった出来事
 某国でガルサをボスとするギャング一味が銀行を襲撃、浅岡という男を人質にして
 逃走用のヘリコプターを要求してきた。
 現場を包囲する現地警察と国際警察のロバーツ捜査官。懸命な説得にも関わらず
 ギャング一味は抵抗。ロバーツ捜査官は浅岡の妻と子供の嘆願にも関わらず
 射殺命令を出したことにより人質の浅岡は死亡した。
 その後、銀行ギャングのボス・ガルサは国外逃亡、日本へ身を隠していた。
 ロバーツ捜査官はガルサを追って来日。キイハンターの吹雪に捜査協力を申し出
 た。一方、ロバーツ捜査官の強引な捜査で、父・浅岡を亡くした息子・譲も来日。
 復讐の鬼と化し、ロバーツ捜査官の足取りを追う。
 そんな時、啓子はヤクザに追われている譲を救ったことから、彼がロバーツの命を
 狙っていることを知る。
 譲は啓子にほのかな思いを感じつつも、執拗にロバーツを狙う。
 一方、ロバーツはガルサの娘の結婚式場でガルサを強引に逮捕することを啓子
 に告げるが、民間人を巻き添えにしてでも職務遂行に執念を燃やすロバーツの
 やり方に反発を感じはじめる・・・。
   

     



死ねないよ・・・ 
一人じゃ・・
 



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