No.180 
レッツゴー!
  真夜中の王様 死の行進
  
                (脚本)小山内美江子(撮影)東光一(監督)山内柏
                (出演)和田浩二、岡田真澄、加藤武、三笠れい子、宗田政美、若杉英二、田中浩ほか
                (登場レギュラー)
啓子、吹雪、ユミ / 壇
             
(主役)ユミ


 ☆ユミちゃんの活躍編。来日した南アジア某国の首相をガードする任務で悪戦苦闘。
 閣僚の椅子を狙って暗躍する側近たちの犯罪を暴いて行く。
 今回はコメディータッチのサスペンス作品。爆弾をセットされたカメラ、使用回数20回を超えると
 爆発するライターがスリリングな展開を呼ぶ。
 この作品は、Gメン75No.189「
危機一髪!お年玉爆弾カメラ」のアイディアの原型となっている。
 Gメンでは爆弾をセットされたカメラが次々に人手に渡り・・というサスペンスであったが、
 キイハンターでは、仕掛けた犯人の前で予定外の人間に渡り、犯人自ら恐怖するというサスペンス
 であった。 
 岡田真澄さんが、好色なカメラマニアという某国首相をユニークなタッチで好演されている点も
 見物。
 普段はメンバーの後をついて廻る・・といったユミちゃんだが、今回は首相御指名のガードマン
 として奮闘する姿が愛らしい。クレジットされてないが、協力は千葉・鴨川グランドホテル。
 夏の海岸でのロケが美しい。参考作品No.52「
追って追われて危機一発

−あらすじ− 
 南アジア某国首相・デキオは国土開発計画に関して日本のある会社との調印のため来日した。
 第五夫人を伴っての来日だが、この首相、かなりの女性好きで有名な人物。
 しかも本国での政権争いを巡って命まで狙われているのだ。側近の書記官・ルウは首相暗殺
 を密かに計画。時期首相の下で大臣の椅子を・・というクセ者である。
 そんなクーデター計画を知る由もない首相・デキオは、滞在先のホテルで悦楽に酔う毎日。
 おまけに吹雪らのガードを拒否し、ユミ単独のガードを要求する。
 一肌脱ぐことになったユミは、滞在先のホテルで桑島という若い男に声を掛けられる。
 彼はスクープを狙うジャーナリストだった。
 一方、書記官ルウは、調印先の会社と利害が対立する会社の人間と手を組み、首相暗殺の
 ためカメラに爆弾を仕掛ける。そのカメラで首相は女性を撮りまくり計画通り・・と思われた矢先、
 カメラがなくなってしまった・・・。

     



20回目に、
 ナパーム弾が・・・・・!




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