4月14日(土)から快感アクション「アイフル大作戦」がスタート |
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番組の魅力を制作サイドの意図からも感じていただこうと考え、紹介してみたいと思います。 奇想天外な探偵術を駆使する美人探偵を主人公に、コミカルに、スピーディーに、 あるときはハードボイルドタッチに・・・。 週末の夜に洒落た会話やアクションで楽しませてくれた異色のドラマ。 殺伐とした現代。 当時の近藤照男ワールドならではのエンタテインメント性に富んだ作品群に今一度、酔いしれてみたい。 こんなドラマがあったからこそ、後の「Gメン75」のようなハードなドラマが確立されたのだと思えてきます。 以下、TBSテレビ番組宣伝部発行資料No.1937より抜粋して引用・・・・ |
企画意図 |
「近ごろは、各種学校が大流行である。現代の商法は自分で商売するよりも、その商売を教えて儲ける時代であるらしい。 こうした社会背景をふまえて「アイフル大作戦」は、探偵養成学校を舞台にした目新しいアクション・ドラマとして企画された。 探偵になるための技術あれこれや、学校の生徒たちが、それぞれのキャラクターに応じて実地に応用してゆく過程を あるときはスリル満点に、またあるときはコミカルに、さらにはピンキー・タッチで描き、ほとんどの人が持っている探偵趣味 を楽しさの中に充足させていこう・・・というねらいである。 また、この学校の経営者(校長)になる主演の小川真由美は、”目のさめるような美人で手のつけられないじゃじゃ馬” という新しいキャラクターで登場するわけだが、こういう女性こそ土曜日の夜の視聴者に、ある種の感情を抱かせる ものであり、この番組の視聴習慣につながって行くなにかを感じてもらえるのではないだろうか・・・。 このドラマを見る人は、彼女の活躍ぶりとすばらしいファッションに拍手を送ると同時に、きっと小気味よい”快感”を おぼえることだろう。 |
内容設定 |
この探偵養成学校は、東京のド真中にある高層ビルにある。(現・京王プラザホテル−新宿−) ビルの屋上は、生徒たちの実技(犯人逮捕術など)を教える場所で、地下室にはFBIも顔負けするほどの装置が ほどこされてあるのだ。 学校の生徒たちはここで、特訓を受け、実地訓練を経たのち、初めて一人前の探偵になって、犯罪の渦巻く大都会 に出動してゆくのだ。 |
主演・小川真由美さんの話 |
「新しいイメージ作りをしてゆきます。この<アイフル大作戦>で女の可愛らしさ、いたずらっぽさをややオーバーな ぐらいに盛り込んでいこうと思っています。 はでなアクションと目のさめるようなファッションで楽しい番組にしようと張りきっています。」 ↑ この部分は「Gメン75」スタートにあたっての藤田美保子(現・藤田三保子)さんのコメント記事−週間TVガイド・Gメン75 エアポート捜査線−との共通点が見られます。 |