No.17  美女の顔  
          
     紛失事件 
               (脚本)近藤正、小山内美江子(撮影)高岩震(監督)村山新治
               (出演)旭輝子、入川保則、高毬子、風間千代子、柴田英子、相馬剛三、
                    竹村清子、名達ますみほか

 ☆真夏のスリラーサスペンス。
 当時、中学一年生だった私にとっては、顔の皮膚の移植シーンがコワく、
 情けない事に、思わずチャンネルを変えてしまった異色作。(^^;)
 CSの放送でようやく詳細が判明した。主役はマリちゃん。
 ドデカがマリちゃんのことを”デメキン”と言ったシーンまで見ていたことも明らかになった。
 音楽も興味深く、Gメン75「パリ-紺碧海岸縦断捜査」で朝吹みさおと小田切警視が
 ニースの名所をまわるときに流された曲が使用されていた。(CS及び地上波の再放送
 時に流れた曲。本放送は別の曲が使われている)
 近藤ドラマお得意、外国ミステリー小説のような雰囲気の今回。
 洋館を舞台に狂気の老婆が企てる恐ろしい計画とスリル満点の死闘を展開するマリの
 活躍編。当時の公害問題を皮肉るセリフもなつかしい。
 『キイハンター』No.102「
女の死刑実験室」を彷彿とさせるストーリー。

−あらすじ−
 マリは高校時代の親友・まゆみと久しぶりの再会を楽しんでいた。
 ある日、まゆみの父親・安達の不注意で整形外科医の犬神哲夫が運転するクルマと
 衝突。その交通事故で父親は死亡。犬神のクルマに同乗していた妻・玲子の顔は見るも
 無残な姿となった。この事故で、まゆみは悩み苦しむ。
 まゆみは哲夫の母・フサにわびたが、いまさら負傷した嫁の顔は元通りにはならないと
 突っぱねられる。
 フサは美しいまゆみの顔の皮膚を玲子の顔に移植し、元に戻そうという恐ろしいことを
 思いつく・・・。まゆみを気遣ったマリは、まゆみの家に出向くが、彼女は不在。
 しかも大切にした犬まで置き去りにして消息を絶ってしまった・・・。
 そのマリも消息を絶ち、涼子、裕二らアイフルスタッフは色めき立つ。


 



まてよ、、、このほかにも抜け道はあるはず!




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