バーディ大作戦


 バーディ・・・・、一歩先んじて、ナイスショット!!
 OH!ガッツな夢、バーディ!


----------------------------------------------------------------------------------------------

 アイフル大作戦」の後を受けて、登場したのがこの番組(続編)である。
 海外に去った校長・涼子の後任を探すアイフル・スタッフは、警視庁の桜田警部に目をつける。
 彼の拳銃を奪い辞職に追いこむという大胆不敵な作戦。
 桜田はまんまと罠にはまり、裕二たちの手に落ちた。
 アイフルの校長ではなく、私立探偵事務所「バーディ探偵局」を設立する。
 久々に主役に返り咲いた丹波哲郎のアクションは水を得た魚のように冴え渡っていた。

 当初No.1〜25はハードボイルドタッチというふれこみだったが、荒唐無稽なドタバタアクションといった
 雰囲気で肩の凝らないスポーツ感覚のドラマだった。
 しかし、No.26、27で新メンバー・倉田保昭、岡本富士太、安西マリアを迎えるにあたって、徐々に
 初期の雰囲気は薄れシリアスな内容の作品が目立ってきた。
 いわゆる路線変更である。「キイハンター」から受け継いだコミカルさを押さえた理由としては、
 本格捜査モノを制作したいという近藤照男プロデューサーの意向があったそうである。
 しかし、探偵という設定のままではドラマ展開も限られており、長年にわたって培ってきた路線に幕を
 引き「Gメン75」へと繋いで行った。

 最終回は、久しく鳴りを潜めていたダイナミックなアクションが復活。
 丹波哲郎の大胆なアクション、採石場での爆破シーンは迫力満点だった。
 裕二とマリちゃんは爆死。EDでの花嫁衣裳姿で裕二と並ぶ顔ショットは忘れられない。
 続く「Gメン75」は「バーディ大作戦」の放送期間消化の要素もあったそうだが、人気を博し、長寿番組
 へと育って行った。

 タイトルは、No.20「アベックギャング コンテスト」より<
バーディー大作戦>と表示されるようになった。

  
バーディー探偵局概観「SNACK OFFICE BIRDIE」
 No.33より。渋谷区神泉一丁目あたりと思われる。

----------------------------------------------------------------------------------------------
 (脚本)小山内美江子、池田雄一、高久進、佐藤肇、近藤正、佐藤純弥、池田悦子、泊里仁美
 (監督)佐藤純弥、山内柏、竹本弘一、小西通雄、佐藤肇、村山新治、深作欣二、鷹森立一、山口和彦
    小林義明
 (プロデューサー)近藤照男、原弘男(TBS)
 (音楽)菊池俊輔−主題歌:愛と死のパスポート
(唄:嶋崎由理 コロムビア 作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔)
 (制作)東映、TBS


 [企画書抜粋はココをクリック]

 出演・↓をクリックすると各員の詳細紹介
 [] <バーディ探偵局>
 桜田正三郎局長(丹波哲郎
 伊吹裕二(
谷 隼人
 韋駄典介(
沖 雅也・・・消息不明で降板・第一話では「アイフル探偵学校」生徒
 原田三平(
川口 厚
 井口マリ(
松岡きっこ
 ココ(和田アキ子・・・追出の恋人・消息不明で降板

 []<バーディー探偵局新メンバー> 
 ドラゴン(
倉田保昭
 一条吾郎(
岡本富士太
 ミッチー(
安西マリア
---------------------------------------------------
 []
 榊 冴子(
木ノ実ナナ・・・探偵局のオーナーで岸涼子の友人
---------------------------------------------------

 [] <警視庁・捜査一課>
 追出大五郎刑事(藤木 悠
 行内刑事(小林稔侍
 []<警視庁中原署中央派出所>
 加納弘子婦警(牧れい・・・行内の恋人
 加納めぐみ(
斎藤里花・・・弘子の妹

          

                                       ☆戻る

                                       ☆TOPへ戻る